新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 神尾②

2022/05/27(Fri)

そんな感じで大井川鉄道ですが、2駅目は先程の合格駅から2つ
奥手神尾と言う駅にやってきましたクラ駅長です。

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2つ隣の駅とは言っても、門出駅の先から山手に入るようでして
営業キロにして4.3kmほど離れています。

地図で見ると国道線路並行してるんですが、線路カナリ低い
川沿いにあるので、国道から大きく反れて集落を一回りする感じで
坂を下る必要がありました。そんな谷底にある駅なのですよ。

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駅前元は駅舎だったと言う建物があるんですが、前回訪問時
見た限りでは完全に廃墟化して傾いてたんですよ。

…ソレが何というか竹や笹で覆われた謎の建物としてリフォーム?
されていました。画像はありませんが内部竹や笹で覆われており、
ベンチがあったから待合室のつもりなのでしょう。誰が使うんだか
ですが。

向かい側にあるトイレと思しき小屋にも短かく切った竹筒押し
込んであります。…何もナイ状態なら劣悪ながらトイレとして
使えるワケですが、これでは無理ですね。

大井川鉄道の沿線ではココ何年か、無人駅をネタにする芸術祭
行われており、その一環なのかも知れません。…しかし芸術のため
とは言え、便所を1つ犠牲にすると言うのは正しいのか?

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ともあれ踏切を渡って通路を進み、待合室(と言うかベンチ)の
前を経て再び踏切を渡ると交換設備のある島式ホームへ出ます。

詳しい由来調べてませんが、同駅は「開運狸の里」と言うの
を謡っており、信楽焼タヌキの置物が数多く並んでいます。
前回はそれをネタに絵を描きましたね。

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駅ノートが置かれるようになったのは、「AIR」と言うPCゲームと、
ソコから派生したアニメ作品ヒロイン「神尾観鈴」苗字と同じ
駅名だからであり、いわゆる聖地巡礼の需要からだと思われます。

前回と同じく、ラインストーンで無駄にデコレーションされたノートが
現役だったのと、新しく作品の公式ブックらしき物が置かれてました。

なので駅ノートの絵も通常の絵師さんの作品より、同作品のファン
の方が描いたファンアートの類の方が多く見られます。

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何故かデハニ会さん2ヶ月の間を置いて連続で描いてました。
Twitterのアカウント見当たらないだけに全てが謎の人であり、
行った先で直接確認するしかナイそれが楽しみでもあります。

さて私は、相変わらずアニメの事全く分からないので、今回
最もインパクトが強かった謎の竹ハウスを描いておきましょう。

タヌキの置物で有名な場所なので、私自身もタヌキに化かされた
ような気分になりましたので。…高級料亭奈良菊水楼本館
モデルにしました。

…まぁ自信が化けるイメージはあっても、他人を化かす物か
どうかはです。てんも試しにやったら偶然に成功したのでしょう。

描き終えたら夕方でした。当日は島田市の中心街まで戻って1泊し、
翌日更に北へ進みますが、次回はココまで「おまけネタ」
紹介する事にします。

→次回に続く



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No.1153 駅ノートの記録