新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 福用

2022/05/30(Mon)

さて大井川鉄道本線駅ノートですが、初日に合格神尾を描いて
島田市内1泊し、続て北上して行きますクラ駅長です。

続いてが福用と言う駅になります。前回(一昨年の11月)コノ沿線
を回った時、一応は同駅にも立ち寄って、駅ノートナイ事確認
したんです。

…当時たまたま駅の掃除に来てた近所の方が居たので、駅ノート
ついて訊ねたんですが「隣の神尾とかにはあるけどココにはナイね」
とワザワザ返答を得たんですよね。

それがある日、いつものようにTwitterを検索してて引っ掛かった
です。なのでソレ以降に設置された事になるんですが、正直な所
微妙な所増やされたもんだ」と思いました。

同じタイミングで存在してれば数が合わせやすいのに。

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その後、今回の駅ノート廻りに際して日を改めて検索したんですが、
現状ではソレらしいツイート発見されず「何かの見間違いじゃナイ
だろうな」と言う思いで現地までやって来ました。

小規模な駅舎無人駅ですが、屋根が尖った西洋風のデザイン
なっています。詳細後述する事にして改めて見てみましょう。

駅舎の外面西洋風ですが、内装は一般的な日本のローカル駅
変わらない感じで、外側だけリフォームされたのだと思われます。

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駅舎から構内踏切を渡ると、カーブした島式ホームがあります。
交換可能な線形の駅でした。…大井川鉄道島式ホームの駅
が多いですね。架線柱の駅名票琺瑯古めかしい物です。

…右の画像は私の技術足りなくて画面が傾いてるのではなく
架線柱斜めってるのですよ。よく見たら木製ですな。

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乗車券駅前の商店で買うように案内されています。簡易委託駅
と言う種類の物ですが、駅前にあるのは簡易郵便局ですな。

しかしコノ簡易郵便局、入口がどぅ見ても小規模なコンビニであり、
飲み物菓子類ショーケースが並んでいます。郵便局の窓口
入って左の方向見えない事もナイんですが。

看板ありませんがドア横に「大鉄売札所」とあるので、ココが
大池商店なのでしょうか?要するに食料品店簡易郵便局駅の
窓口が全てココに集約されてると言う事?

小さな離島でも滅多に見ないような、謎の多角経営なお店でした。

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同駅八高山と言う、島田市では最高峰の山への登山口でもある
らしく、登山の安全を祈願するための地蔵菩薩が祀られています。

「疫病退散」とか明らかに後付けの御札も追加されてますが。

そしてデザイン西洋風な件ですが、大井川鉄道井川線
アプト式の区間を有する事から、スイス「ブリエンツ=ロート
ホルン鉄道」姉妹提携をしており、駅のある島田市(旧金谷町)
スイスブリエンツ市姉妹都市になってる事に因んだ物だそうです。

…右がその元ネタになっているブリエンツ駅の写真だそうな。
他にも現地にスイスの人たちを招いて交流イベントを開催した時の
写真などが飾られていました。

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駅ノートは正確には登山客向けの物のようです。
私が発見したツイートも現状では見当たらないからなのか、絵師さん
ゆっくまーシール関係者は未踏の状態でした。

最初の訪問なので基本を押さえて、特徴的な駅舎「茶畑とスイス」
と言うイメージで描いておきましょう。私はスイスと言えば「アルプス
の少女ハイジ」な世代なのですが、コレは広い世代に分かるかなと。

ぱのクララでも良かったんですが、ヒネった積もりで茶摘みの
スタイルです。当日が4月の下旬だったので、間もなく新茶の茶摘み
が始まる時期の筈ですし。

予期せずノート設置駅1つ増えたと言う事で、一応はココから先
未設置駅再確認しつつ、次の目的地である地名駅に向かいます。

→次回に続く



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No.1156 駅ノートの記録