新・駅長日誌Ⅱ

…そんな感じで大井川鉄道本線の駅ノート（概ね２巡目）として、
続いて地名（じな）駅に向かいましたクラ駅長です。

前回、駅ノート廻りとして初めて大井川鉄道を訪れたワケですが、
最初に聞いてた情報より矢鱈と増えてて驚いたんですよ。

コレは複数の駅に、企業のノベルティグッズみたいな日記帳（主に
農業関係、年は古い物）が一気に置かれたからなのですが、一応
は絵を描いたものの、ソノ後どぅなったかが気になってました。

…ノベルティグッズの日記帳は正直に言って、駅ノートに適した物
とは思えません。またココは観光メインの路線ではありますが、
中間駅でドコまでの需要があるのだろうか？

まぁ「無くなってたら次々と進めばイイ」と言う感じで行きましょう。



集落の一角に駅舎があります。確かココは駅に入る道が行き止まり
だったと思うんですが、スルー可能な街道にあれば見落としてしまい
そうな小さな駅舎ですね。

…昔はココも有人駅だったと思われますが、無人化されて窓口など
が閉鎖された以外はリフォームすらされてナイ、古びた建物です。

入口も木の扉（吊り金具が錆びてて閉まらない）で、完全に農機具
小屋みたいな雰囲気なのですが、地域の人が持ち寄ったような本
が置かれたミニ図書館がありました。

…と古い物のようですが猫の置物が可愛いので１枚。



同駅も駅前の商店で乗車券が買える簡易委託駅です。が、どぅ
見ても営業しておらず、その役割を果てしてナイように思えました。

…まぁ乗客数もソレほど多くナイでしょうから、電車に乗ってから
整理券清算でも事は足りるのでしょう。

そして駅ノートは、既存の日記帳（黒い物）とは別に、一般的な
Ｂ５サイズの大学ノートが追加されていました。前回に私が描いて
以降の書き込みは、殆どが大学ノートに記されています。

…「そりゃ使いにくいだろう」と言う感想しか出てこないです。




駅務室部分は同社の倉庫になっています。私もソレほど詳しくナイ
んですが、電気関係の部品や工具などが多く見られる感じですね。

交換可能な線形の島式ホームへ出ると、旧十和田電鉄の7200系が
やって来ました。大井川鉄道は観光需要が多いので「クロスシート
は必須」と聞いた事があったんですが、時代の流れでしょうな。



…コレがなかなか発車せず、尚且つ暫く経って踏切の警報機が鳴り
出したんですよ。当日はＳＬ急行が運休中であり、平日だから電気
機関車による代走もない筈なんですが取り敢えず待ってると…

金谷方向からきかんしゃトーマスがやって来ました！

…確たる理由が分からないものの、翌日からゴールデンウイーク
と言う状況なので試運転かも知れません。てか幼稚園の団体さん
みたいなのが乗ってるから貸切なのかな？

ともあれ急いでカメラを構え、何カットか撮っておきました。
…やはり最後尾に補機として電気機関車が付きます。



描くネタを決めてなかったので、見たままを絵にする事にして駅舎
に戻りました。…改めてチェックすると、古い日記帳の方にFUKさん
のゆっくまーシールが１点のみありました。

世間の皆さんもそろそろ「コロナ自粛」を忘れつつあり、ゴールデン
ウィークにはカナリの利用者が押し掛けた事でしょう。

お子様たちに大人気のきかんしゃトーマスですが、私としては素の
蒸気機関車の状態で運転されてる時期の方が好きなんですよ。
…それと一度は代走の「ＥＬ急行」にも乗ってみたいですね。

取り敢えず今回はココまでにして帰りますが、続けて後半の「おまけ
ネタ」に移ります。…今回は意外と多く拾えました。

※→次回に続く

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