新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで大井川鉄道の駅ノートの２巡目ですが、今回は拾えた
「おまけネタ」が多いので引き続き紹介させて頂きますクラ駅長です。



地名駅の北側には「日本一短かいトンネル」と称する物があります。

コレは昔、この上を貨物用の索道（ロープウェイ）が通ってた時の
名残り（保護用の建築物）だと言う事ですが、ホームの千頭方の先
から見える位置に、右のような物が落ちてる事に気が付きました。

…これって索道の滑車じゃないんですかね？詳しく調べたワケでは
ありませんが、横棒の下に荷物を吊るせば使えそうな気がしました。

荷物用の索道は奈良市にも（都祁地域の山間部から京終駅まで）
あったらしいです。…古い話なので廃線跡が残ってるのか否かは
不明ですが、機会があれば調べてみたい物ですね。



今回の全ての予定を終え、地名駅から金谷方面へ戻りつつ道の駅
川根温泉に寄って昼食にする事にしました。ココは温泉がメインの
道の駅であり、露天風呂などもある所です。

…私が木村鉄道に入って間もない頃、社長が乗るＳＬ急行にココの
露天風呂から渡辺さんが手を振った事がありましたな。

私も傍で見てたんですが、社長は赤くて目立つから車内に乗ってる
のは確認出来たけど、渡辺さんは気付いて貰えなかったようです。

ともあれココでは休憩用の大広間を食事だけで使う事も可能です。



メニューの中に「原始うどん」なる物があり、名前に惹かれたので
コレを注文してみましょう。地元産の小麦を石臼で挽いた小麦粉を、
温泉から取れる塩やジビエ入りの漬け出汁で頂く物だそうな。

…要するに「原始的な製法のうどん」と言う事でしょうか。

麺は冷やしてあるけど漬け出汁は暖かいようです。肉入りだから？
コシがあって歯ざわりがよく、出汁も全部頂いたら腹持ちも良さそう
ですよ。なかなか珍しい物が頂けて良かったです。



建物から出て駐車場を歩いてたら汽笛が聞こえたような気がした
ので川沿いへ出てみました。有名な撮影地である大井川第一橋梁
が目前に見えるんですが、きかんしゃトーマスが帰ってきました！

方向と言うか角度的には千頭へ向かう下り列車を撮るのに適した
所であり、機関車の先頭部は見えにくい状況ですが、何カットか
撮ってみましょう。

…色んな場面で基本的には総じて運が悪い私ですが、今回はいい
タイミングで撮る事が出来ました。



そして発表されてナイ臨時列車とは言っても正規のダイヤに従って
走ってる筈であり、だとしたら家山で長時間停車があります。

頑張ったら追い越せるんじゃナイか？と言う事で、午前中に通って
いい感じだと思ってた福用駅近くのカーブ地点へ行ってみました。

…未発表でも知ってる人は知ってるのか、地元の撮り鉄さんらしき
人が何人か居たんですが、邪魔にならないように注意しつつカーブ
の外側から狙ってみました。平地なので煙は少な目です。

最近は各地で迷惑な撮り鉄が起こす騒動が話題になってますが、
大井川鉄道はＳＬの運転本数が多いのでソレほど特別な事でもなく
比較的平和なように思えます。

ともあれ今回は１泊２日で駅ノート４冊と「おまけネタ」も３回分
稼げた、効率のいい旅でした。

…カレンダーとしては翌日からゴールデンウイークに入ります。

私は平日に休めるから、無駄に混む時期に無理して出掛ける必要
もナイんですが、隙間を見つけて１日だけ駅ノートを描きに回る事に
しましたので、次回からソノ報告に移ります。

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