新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 亀嵩②

2022/06/15(Wed)

さて新たな報告です。5月中旬の事なんですが、久し振り木次線
沿線の駅ノートを回ってきましたクラ駅長です。

同路線では現状で出雲坂根亀嵩下久野3駅ノートの存在が
確認されています。

距離的にやはり1泊2日になりますが、亀嵩は併設されている蕎麦屋
営業時間との兼ね合いもあるので、最初にココから行ってみます。

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…周知の通り同駅は、松本清張の推理小説「砂の器」の舞台の1つ
になった所であり、ソレを切っ掛けに全国的に名前が知られるように
なりました。また同小説は何度も映像化されています。

そして国鉄時代から駅舎蕎麦屋が入居しており「駅長さん蕎麦
を売ってる(打ってる)」とも知られた所です。

…扱いとしはて簡易委託駅になります。私は子供の頃正式な駅長
さん趣味の副業として蕎麦屋をやってるんだと思ってましたが。

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現地に到着すると、丁度「奥出雲おろち号」往路便が着く所でした。

…ココで列車内でも食べられる「そば弁当」立ち売りが行われる
のもイベントの1つになっており、もぅ飛ぶように売れてますね。

蕎麦屋の営業が10時から、「おろち号」が着くのが11時過ぎなので、
昼食時間には早いんですが、空いてるうちに頂く事にしましょう。

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蕎麦屋が入居している事を除けばこの辺で見られる典型的な構造
木造駅舎です。観光客を見越してかベンチが多めに設置されて
おり、観光パンフレットを置くテーブルなどもあります。

駅ノート食後ココで描く事にしましょう。

そして蕎麦屋「扇屋」さんですが、創業が昭和48年なので間もなく
50周年と言う事になりますね。御主人は恐らく2代目です。

ココまで来たら完全に駅を食ってしまうほどの風格になっており、
メディアで採り上げられる事も多いのか有名人のサイン色紙が多く
飾られています。

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駅ノートは厳密には蕎麦屋のノートでしょう。だから同店内にあり、
閲覧や書き込みも営業時間内に限られます。

人気店の割に書き込みのペースは遅いようで、前回訪問時の物が
そのまま残ってました。
前回一昨年の11月だったので、約1年半振りになりますか。

新規絵師さんの作品デハニ会さんの物が1点確認出来ました。
ノートを釘に引っ掛けるための結束バンドキツめに締められてる
ので、完全に開く事が出来ないのが難点ですね。

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お店が空いてるうち蕎麦を頂いてしまいましょう。

前回は暖かい物にしたので、今回は冷製の割子蕎麦です。
プラス330円定食に出来る御飯小鉢料理が何点か着く)ので、
しっかり食べたい方にはコレがお勧めですよ。

前回は「砂の器ごっこ」をネタにしましたが、今回は店内です。
のろ一家は遂に旅費稼ぎのアルバイトを始めました。

実際には御主人立ち売りの時に国鉄駅長制帽を被りますが、
のろバイトなので一般駅員の制帽です。…芸が細かいヤツだ。

では続いて、少し話が前後しますがココまでの行程も含めた「おまけ
ネタ」を紹介する事にしましょう。

→次回に続く



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No.1172 駅ノートの記録