新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ⑰

2022/07/16(Sat)

さて少しずつ分けて回っている四国巡礼何度目か(カナリ適当
ですが、続いて第35番札所清瀧寺(きよたきじ)にやって来ました
クラ駅長です。…市街地からカナリ離れた山の上にありました。

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山門の天井には大きな龍の絵が描いてあると言う事なんですが、
車道から少し離れた所にあってココを通らなくても境内に入れて
しまいます。…だから見落としました。次回の課題な。

山頂の開けた所に本堂と大師堂があり、本尊薬師如来だそう
ですが、また堂内の本尊とは巨大な立像が外にありました。

奈良時代行基によって開かれた寺院であり、平安時代になって
弘法大師がココで7日間の修行を行ない、最終日にでソノ場所を
突く泉が湧き出たとされています。

…出た、「弘法大師井戸掘り職人説」全国に何箇所あるんだよ?

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公共交通機関で行くと、最寄のバス停からでも4km程ある所です。
平地から険しい山道を(車でですが)登ってきたので、見晴らし
のイイ所でした。

…大きく見える川は仁淀川、その先に僅かながらも見えてます。

本堂破風の裏側に、十二支方角を表した彫り物がありました。
コレは他所であまり見た事がナイような気がします。

…と何故か境内に、中途半端に古い消防自動車がありますね。
ナンバーがないので廃車になった物なんでしょうが、比較的最近
まで使われてた感じでした。

田舎では公共の消防署とはに、いわゆる「村の消防団」が存在
する所が多く、村内の神社や寺に隣接して車庫を設けがちです。

田舎では基本的に火事なんて滅多にナイので、出初式で騒いで
時々無茶な飲み会をしてるだけのイメージがありますが。

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そして境内にあるのが琴平社の古い社殿です。

明治以前「神仏習合」と言う事で寺と神社を一緒に祀る習慣が
あり、江戸時代初期の建物なので県の指定文化財なのだそうです。
社殿を覆うように大きな屋根が付けられていました。

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続いて第34番札所種間寺(たねまじ)にやって来ました。
高知市に入っており、平野部の集落内にある感じのお寺でした。
建物最近になって建て替えられた物が多い感じです。

平安時代から来た仏師が帰国する際、暴風雨で付近の海岸
に流され、航海の安全を祈願して薬師如来を刻んで安置したのが
元々の始まりだとされてるようです。

後に弘法大師がソノ薬師如来を祀って寺院とし、唐から持ち帰った
穀物の種を撒いたので、このような寺号になったそうな。

…仏師のやってる事は駅ノート巡りと似たような事のようですが、
仏像だと後に寺になったりするのか。いい時代だったようですね。
私も絵の代わり現場猫のフィギュアでも置いて回ろうかしら?



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どの程度の樹齢なのか知りませんが、懸崖造りの松が見事でした。
御朱印は先程の清瀧寺と併せて見開きのページになります。

この時点で既に13時を過ぎています。そろそろ帰りたい所ですが、
地理的にあと1箇所ぐらいは回っておきましょうか。

→次回に続く



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No.1203 軽トラック運転日報