新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

大川寺② おまけネタ

2022/08/22(Mon)

では続いて今回の富山地鉄駅ノートの報告の最後大川寺駅
周辺の状況を報告して終わる事に致しますクラ駅長です。

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先述の通り、同駅の背後の山には駅と同名大川寺と言うお寺
あり、平成9年までは大川寺遊園と言うテーマパークがあったそうな。

駅前場違いな雰囲気の噴水も、もしかしたら遊園地の玄関口
なイメージで作られた物かも知れません。

取り敢えず現存する道路大川寺の方向へ登って行くと、矢鱈と広い
駐車場に出ました。…同寺院観光目的の拝観に対応してるような
感じでもナイので、こんな規模の駐車場要らないと思うんですよ。

…やはりコレも遊園地としての駐車場だった可能性があるのと、古い
資料を見るに国体の馬術競技の会場にもなったらしいので、運動場
なのかも知れません。

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そして前回の記事にも上げた大川寺ですが…曹洞宗のお寺だから
いわゆる「禅宗」ですよね。山門の看板も「大川禅寺」となっています。

…入口に拝観受付のような物もないし、色々と調べたんですが取り
敢えず公式サイトのような物は存在しないようです。

富山県東部一帯で観音菩薩を本尊とする「新西国三十三霊場」
1つでもあるようですが、そもそも「新西国」と言えば関西にある物
の方がメジャーな存在であり、何故富山県「西国」なのかも

…無駄に物見遊山で行くようなお寺ではナイのかも知れません
ので、ココで引き返す事にしました。

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続いて山の中腹にあったと言う、遊園地の跡を探りに行きます。

そもそもココは山そのもの大川寺の所有地であり、大正時代
スキー場が造られ、戦前からゴルフ場なども整備された上滝公園
と言う公園施設だったらしいです。

戦時中に一時荒廃したものの、昭和30年代に入って富山地鉄
地元自治体(上滝町)遊園地として整備し、富山近郊の遊園地
として人気のスポットになったのだそうです。

恐らくココが入口だっただろうと思われるのが、左のカーナビ画面
の現在地です。はココまでしか進めませんでした。

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当然ですが現在立ち入りが禁止されています。色々なサイトを
見るに右の建物チケット売り場じゃナイか?とされてますが、
私にはソレにしては小規模すぎるように思えました。

開園以来、徐々に遊具が増えて本格的なジェットコースターなども
造られ、昭和50年代入場者数のピークを迎えたと言う事ですが、
段々と利用者数落ち込み平成9年廃止されてしまいました。

関西にも大抵「私鉄1社に1個」テーマパークがあった
ものですが、ココと同時期にソノ多くが潰れたような気がします。

海外資本の大きな物が出来ただの少子化だの、理由は色々とある
でしょうが、コレまた共通して「時代の流れ」なのでしょう。

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そんな感じで富山駅まで帰ってきてレンタカーを返し、私も奈良
帰ります。…当日はピカチュウ親方(当時)鉄道散財旅行の途中
であり、短時間ながら富山駅で会えるタイミングだったんですよ。

どうせ駅弁を買うだろうから1種類ぐらい買って渡してやろうと思った
んですが、彼が乗った「ひだ3号」遅れて間に合わなくなりました。

ちなみにココの待ち時間に、奈良市内安倍元首相狙撃された
事件を知りました。休みじゃなかったら私も仕事に駆り出されてた
可能性があり、不謹慎ながら「ちょっとラッキー」と思ったんですよ
安倍氏はまだ緊急搬送&治療中ぐらい)。

…てか私には「ひだ3号」遅延の方が災難に思えましたな。

ともあれ今回の富山地鉄の報告はココまでです。続いては数合わせ
の日帰りですが、約半年振り長良川鉄道へ行ってみましょう。




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No.1240 駅長が見た風景