新・駅長日誌Ⅱ

…と言う事で阿佐海岸鉄道の駅ノートも無事に３巡目を描き終える
事が出来ましたクラ駅長です。

後半で描いた宍喰駅は同社の要衝となる有人駅なので、色々と見る
べき物が多いんですよ。順に紹介して参りましょう。



まず窓口前に矢鱈と数多くの駅スタンプが置かれています。
恐らくは元の始発駅だった海部駅の物もあると思われますが、図案
の中に「200円」などの値段が組み込まれている物もありました。

…コレは何なんでしょうね？例えば木札に捺して記念切符の代わり
にしてたとか、そんな用途だったのかも知れません。

そして木村鉄道の皆さん向けに、社長（木村）のサインの存在報告
もしておきましょう。末期に社員旅行の行先として、同社も選択肢の
１つに上がってたような気がします。

もぅ実現する事もナイかも知れませんが、現状のDMVに社員旅行
の一行が乗り込んだら明らかに満席になる筈であり、貸切列車を
仕立てる事は可能なのか？…とか考えてしまいました。

全線１閉塞だから、定期列車の直後を追走するなら行けるかな？



そして同駅の高架下には、海陽町商工会議所の宍喰支部が入居
しています。どの程度の量の仕事があるのか不明ですが、14時
には店じまいして留守番の爺さんは帰ってしまいました。

ぁ、その真向かいにテーブルと椅子があるので、駅ノートはココで
描く事が可能です。先述の通り海陽町は林業や木材加工が盛んな
町なので、木の風合いを生かしたフリースペースもありますね。

それはイイとして、入口の真ん前にシニアカーが駐めてありました。
…バイクや自転車で同じ事をすると「邪魔で非常識」とされそうな
所ですが、何故シニアカーだと許されるのか？

最初はココの事務所に居る人の物かと思ったんですが、暫くして
駅の事務室に電話が掛かってきたんですよ。以下駅員さんの対応。

「はい、ああ…ありますね。鍵？抜いてありますよ。」

…どうやらシニアカーをココに置いてDMVで出掛けた持ち主が、
鍵を抜き忘れてナイか心配になったようです。老人ってのは存在
そのものが迷惑ですね。こんな風にはなりたくナイ物ですよ。



そして木材加工と並んで竹細工も御当地の名物の１つなのか、竹に
細かい模様で穴を開けた感じの照明器具が色々と並んでました。



ついでの事にフリースペースを見てると「木製軽トラハウス」なる物
の広告もありました。…最近はYouTubeなどでも「軽トラックの荷台に
家を建てて旅をする」系の動画が流行ってますよね。

木材加工が盛んな町だから、ココでも同じような物が注文出来ると
言う事なのでしょう。…しかし「68万円から」ですか。

コレでは私の場合、車の本体価格を超えてしまいます。そして背が
高くなるから自宅のガレージに入りません。

…てか何より「目立ちたくナイ」ので、私は現状の幌テントで充分。
全てを幌の中に収納して、外観を変えないならアリかと思いますが。

ぁ、その家本体の重さってドレぐらいなのでしょう？
軽トラックの最大積載量は概ね350kgですが、常にコレだけの荷物を
積んでる事になり、タイヤの空気圧などにも影響が出そうです。



そんな感じで全部の予定を終えて帰ろうとしたら、またフェリーの
出航時刻に対して中途半端なタイミングになってしまいました。

徳島港から自宅まで、車なら３時間の所をフェリーだと和歌山まで
２時間、更に陸路を２時間で４時間掛かるのです。

今回はそのまま高速道路を帰る事にしましたが、僅かな距離ながら
徳島南部道と言う無料の高速道路が増えてたので、ココも使います。
小松島から徳島自動車道へのアクセスが良くなりましたよ。

今回は１泊２日で３駅を描きましたが、牟岐線にはあと２駅、由岐と
日和佐にも駅ノートがあります。

コレを描いたら牟岐線～阿佐海岸鉄道も３枚ずつ揃う事になるので、
１週間ほど空けて再訪する予定になっており、このブログでも続けて
紹介する事に致しましょう。

※→次回に続く

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