新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 正院

2022/11/07(Mon)

そんな感じで今月から通常ネタの間に土日2日間合理化ネタ
挟まる事になりましたが、能登半島駅ノート乱立エリア最終回
の報告を続けますクラ駅長です。

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最後に残ったのは珠洲市2駅終点1つ手前正院終点蛸島
ですね。泊まった旅館のある飯田の町から2km置きぐらいに並んで
います。まずは近い方正院から行ってみましょう。

正院駅の北方向にある「飯塚の旧事務所」と言うのも気になります
が、Google検索してみるとコレは古い保育園か何かで、やはり芸術祭
作品展示会場リフォームした施設のようです。

同駅集落内にある感じで、コレまた能登線よくあるタイプの駅舎
が保存されています。

建物施錠されていますが恐らくは地域の行事などに使われるの
でしょう。荒れも少なく掃除も行き届いてるように見えました。

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この沿線で時々見る独特なフォント駅名看板が残ってました。

窓から駅舎内を撮ってみましたが、廃駅としては逆に不自然なほど
整理整頓されています。時刻表広告物の類も一切ナイの。

画像を小さくしたら文字が読みにくくなりましたが、ベンチの角に
置いてあるには「正院旅行会」と書いてあります。爺さん婆さん
引率者に先導されてゾロゾロと出掛けてたイメージだな。

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駅舎建物脇から構内へ入ると、ホームや待合室も概ね完全な形
残っていました。線路があった部分は盛り土で嵩上げされており、
独特なデザインのオブジェが並んでいます。

…コレに関しては後で詳しく説明するとして、ホーム駅名標
だけを残して無くなっています。この状況は地味に惜しいですね。

国鉄末期によくあった鉄製のフレームですが、今でも看板の部分
だけを更新した物を割と多く見かける気がしますよ。

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と言う事で線路跡にある謎のオブジェですが、コレも芸術祭の作品
の一環のようです。駅舎内に外から見える状態で解説がありました。

芸術祭に伴ってなのか、待合室の柱が一部が塗り直されており、
琺瑯製の駅名標もコノ時に復活した物だそうです。

オブジェ「植木鉢」と言うタイトルになっており、何かの液体を保存
する巨大なタンクを切ったりなんかしてコレを植木鉢に見立てた物
らしく、実際に結構な大きさの植木が植えられていました。

後で分かったんですがコレは酒造会社焼酎を作る時に使われる
物だそうです。

…私にはイマイチ分からない感覚ですが「お洒落」「奇抜」混同
してる例と言うのが時々ありますね。取り敢えず「ココに植木鉢を作り
たかった」のか「先にタンクがあったから」なのかを知りたいわ。

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駅ノートなやはるるさんの設置による物です。待合室密閉構造
の建物ではナイので、ゴツめの樹脂製コンテナ色鉛筆のセット
共に入っていました。

絵師さんの作品ゆっくまーシールなどは確認出来ませんでした。
ココはもぅ単純目立つ植木鉢(だと言う物)を描いておきましょう。

…説明書きには「作品にはお手を触れないでください」とありますが
鋼鉄製らしきタンクは頑丈な物で、よほど乱暴な扱い方しない
限り簡単に壊れたりはしないと思われます。

人間の幼児ぐらいなら入っても大丈夫じゃない?上部をカット
した形状だから、閉じ込められる危険性ナイようですし。

いよいよ終点蛸島ですが、ココから終点までの線路上には
例の有名なアレがありますので、久し振りに寄り道してから向かう
事にしましょうか。

→次回に続く



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No.1317 駅ノートの記録