新・駅長日誌Ⅱ

暫く放置してあった実家移住計画ですが、そろそろ大きめの「第２弾」
と言う事で、昨年の12月辺りから再始動しておりまして、時々ネタが
出せるようになってきましたクラ駅長です。



まず物置などにあった什器類をマトメて、キレイに洗浄した上で種類
ごとに並べてみました。…左のように御飯の茶碗と汁椀、湯飲みが
大量に出てきたんですよ。またしても「料理旅館か！」と言う数です。

右はお盆と言うかお膳ですね。コレに１人分の料理を配膳すれば
飲食店でも立派に出せそうな代物です。

…恐らくは35年ほど前、祖母が亡くなった時の葬式用に買った物
だと思われます。当時は今のような葬儀ホールを借りるのではなく、
田舎では自宅で通夜と本葬を行うのが当たり前だったので。

てか当時でもレンタルすると言う手段はあったと思うんですが、その
辺が戦前生まれの母親の無駄な見栄なんですよ。

湯飲みも小規模な会社１軒分（会議用として）ほどの数があります。

他所の村で自治会長をしてる従兄に相談してみたんですが、「昔は
公民館とかに寄付したら喜ばれたけど、今はお茶も大抵ペットボトル
で配るしなあ。」みたいな回答でした。…つまり要らんと。

これらの什器って、リサイクルショップで売れないもんでしょうか？



次に、いよいよ南側の離れの２部屋に着手します。…ココは元々
来客用の寝室だった筈の物が、最終的に父と母が居座って１部屋
ずつ使ってたので、生活感丸出しの散らかり方になってました。

…父は喫煙者だったから、畳はコゲてるわ壁はや障子はヤニで色
が変わってるわだし、母は邪魔になる洋箪笥を持ち込んでるし。
襖や障子を箪笥で塞いでしまう神経が、私には理解出来ません。

コレを完全に整理し、再び客間として使えるようにリフォームします。
まずは畳と建具の貼り替えを検討してたんですが、土壁も汚いので
何らかの方法でキレイにしましょう。



母の箪笥は中身を全部出して分解出来る所は分解し、コレだけは
流石に長男に手伝って貰って、２階の物置へ上げました（報酬は
近鉄の株主優待乗車券を４枚）。

…中身は「存命中は捨てない」と言う約束なんですが、どう考え
てもリサイクル出来そうにナイ古い物ばかりなので、全てゴミ袋に
詰めていつでも捨てられるようにマトメてあります。

箪笥自体は比較的新しいので、長女が住むなら使って貰いましょう。



そして12月下旬から、業者さんに入って貰います。２年前に母屋の
リフォームをやった時は、実際に住んでなかったので時々見に来る
程度でしたが今回は住みながらなので、帰宅して日々の仕上がりを
見るのも楽しみになっています。

まずはエアコンを外し、壁を貼り替えます。桟に厚みがあるので、
ベニヤ板をステープラーで打ち付けて、その上から壁紙を貼る方が
安く上がると教えて貰いました。



同じ日に建具屋さんと畳屋さんにも来て貰い、作り直す分を搬出
します。離れから玄関までが遠いので、裏に車を直接入れて、
窓から出す方法になりました。…秋に草刈りしといて良かったな。

前回は可能な限り自分でやったんですが、今回は時間がナイのと
「雪見障子」と言うガラスと２重になった部分があるので、コレは素人
には難しいだろうと判断したんですよ。

概ね10日間程度で仕上がるようです。ココが出来れば人を泊める
事が可能になるので、将来的には親しい方限定で鉄道模型合宿
とか出来ればなと思っています。…完成が楽しみですね。

※→次回に続く

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