新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 福用②

2023/02/15(Wed)

そんな感じで大井川鉄道本線駅ノートですが、起点金谷
近い方向から始め、まずは合格駅を描いて続く神尾駅に向かう事
にしましたクラ駅長です。…しかしココでアクシデント発生です。

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神尾駅方向へは大井川の西岸を通る国道473号線をそのまま千頭
方面へ向かえばいいんですが、途中で土砂崩れによる通行止め
箇所があると言う事で、直進出来ない状況になったんです。

…見た感じ看板のすぐ先崩れてるワケでもないようなんですが、
警備員さんなども居ないので「神尾駅へは行けるのか?」が不明
な状況でして、取り敢えずは迂回する事になるようです。

もし神尾まで車で行けない状況であれば、ココは電車利用になる
所なんですが、ダイヤの薄い区間なのですぐには予定が立たず
一先ず飛ばして先の福用から回る事にしましょう。

…看板の通りに大井川の東岸県道迂回すれば、遠回りになる
ものの到達は可能なようです。大井川ってのは何故か橋が少ない
ので、こう言う時にはカナリ不便ですな。

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ともあれ些か時間を食いましたが、何とか福用に辿り着きました。
同駅周辺の駅から少し遅れて駅ノートが設置されたので、他が
3巡目なのに対してココだけ2巡目なのです。

駅舎古い木造の建物洋風にリフォームした物で、詳しくは後述
しますがスイスの登山鉄道の駅を模したデザインなのだそうです。

無人駅ですが比較的新しいので、屋内開放的なイメージですね。
…しかし前後に扉の類ないので、冬場は寒いのが難点でしょうか。

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平成の町村合併でコノ付近も島田市に含まれるようですが、市の
中心部からはカナリ離れており、山手で標高も高いのでしょう。
同駅は近くにある八高山への登山口としても機能してるようです。

…調べてみるとココから往復で5時間程度山歩きコースがあり、
隣の掛川市との境にもなる山頂は、富士山の眺めが素晴らしい
そうな。なかなか体力の要りそうな話で、私には無理ですが。

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家山止まり暫定的な復旧ではあるものの、ココは電車が走って
います。この距離だと1編成で足りるらしく、通常なら2編成が交互
に見られる所がズームカー1本だけでした。

駅ノートは本来、先述の八高山の山歩きに来た人の感想用らしく、
表紙にはそのような旨の記載があります。

前回に描いた絵が何故か盗まれたのでプリントアウトした物
貼ったんですが、今回はノートそのもの代替わりしてました。
なのでその後の状況不明です。

他に絵師さんの作品ゆっくまーシール確認出来ませんでした。
大井川本線そのものが駅ノート新興地域であり、古い絵師さん
食指が動かないのかも知れません。

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そして同駅の駅舎ですが、先述のようにスイスブリエンツと言う
駅をモデルにしたデザインになっています。

島田市スイスブリエンツ市姉妹都市になってるのと、
大井川鉄道同国ブリエンツ・ロートホルン鉄道姉妹提携
をしてる関係で、友好の証しなのでしょう。

ブリエンツ・ロートホルン鉄道も、急勾配アプト式の機関車
使う登山鉄道として知られています。

…だったら井川線の駅舎スイス風に改造する方が良かったの
かも知れませんが、こちらにアプト式入れる前の話だったかな。

ともあれのろ一家はココで写真を撮って「スイスに行ってきた」
言うボケをかましたいのでしょう。勝手に用意したブリエンツ駅の
看板に取り換えようと企んでいます。

駅名看板より大きい登山口のソレと、地蔵さんどうするのか?
モミの木の植木鉢とか置いて、スイスの国旗を飾れば隠せるかな。
実際の映画のロケなんてのも、概ねこんな手段を使うのでしょう。

国道不通区間大きく迂回したのでカナリ時間が押しました
冬場陽が短かいので段々と暗くなってきましたので、当日
ココまでにして、宿泊先のホテルへ向かう事にします。

→次回に続く



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No.1417 駅ノートの記録