新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

★散髪屋と髪型の思い出

2023/02/26(Sun)

では続いての「考えるシリーズ」ですが、今回は「クラ駅長50年史」
スピンオフとして、髪型と散髪屋に関する記録(記憶)を辿る事に
致しますクラ駅長です。


基本的には幼稚園に入る頃から、散髪屋に連れて行って貰うように
なったんでしょうか?

どう言う経緯か知らない(恐らくは父親が通ってた)んですが隣町
にある個人営業の散髪屋さんで、私はソノ幼少期から2018年頃
まで一貫して同じ店でやって貰う事になります。

ご夫婦2人だけでやってる所で、基本的に散髪御主人顔剃りと
シャンプー奥さんの担当です。

散髪屋の椅子と言う物には、ひじ掛けの部分に掛け渡して使う
子供用のアタッチメントみたいな物があって、最初はソレですよ。

それが次に「座布団の半分折り」になり、もう少し成長すると大人
と同じように座るようになり。…自分でもソノ変化が嬉しかったのを
覚えています。

そのまま大人になっても、実家への帰省に合わせて寄ってました
特にココが気に入ってたとかではなく同じ所だと注文が要らない
と言うか、最低限の遣り取りで済むからなんです。

…ちなみにそれ以前乳幼児期誰でも同じかも知れませんが、
家で母親がカットしてたと思うんですよ。

髪型に関してどんな感じだったのかは覚えてませんが、風呂敷
身体に巻いて事務用クリップで留めた状態で髪を切られてたのを
覚えています。

当時昭和50年代だと男児の髪型と言うのは、余程こだわりの強い
ない限り、「坊ちゃん刈り」「丸坊主」二択程度でしょう。
私も最初は前者だった筈だし、大抵の男子がそうでした。

それが子供心に段々と鬱陶しいと言うか「何か違う」と思い始め、
また外で遊ぶようになると汗もかく衛生的でナイと言う事になった
のか、スポーツ刈りのような感じになります。

コレが小学校の高学年頃の事でしょうか?
まぁ何回か前に書いた「丸坊主ブーム」除いての事ですが。


そして中学校に入ると段々と異性の目も気にするようになり、特に
スポーツとかしてるワケでもナイのに短髪なのは何となく格好悪い
ように思えて、髪を伸ばすようになります。

最初は何となく「横だけ切って下さい」みたいな注文をして、上へ
上へと伸ばして行ったんですよ。

特定の人物芸能人や漫画のキャラクター)を真似たワケでは
ありませんが、当時のアニメキャラは男も女も髪のボリュームが
半端なかった気がしたので「何となくこんな感じか?」と思って。

…そうすると自分では知らなかった特性として、自分の髪の毛
異常に太くて固いと言う事に気が付きました。だから頭の横ばかり
刈ってると白菜みたいな頭になるんですよ。

それをドノように是正したのかは忘れましたが、ある程度伸びた
所で左右に分けると言う事が出来るようになります。…ぁ書いてて
思い出したけど、当時は中学校センター分け流行ってました。

ともあれ大体の方向性は定まったワケですが、髪質が固い事まで
変える事は出来ません。…コレまた以前にも書きましたが、中学生
の頃は中途半端な横分けで、いつも寝癖が付いてる状態でしたよ。

…コレは生活習慣にも原因があったと思われ、に通って夜遅く
に帰って来るから、風呂は家族の中で一番最後に入り、そのまま
乾かさずに寝てたからなのでしょう。

中学校校則整髪料の使用が禁止されてるから、そのまま登校
する事になります。その結果、卒業アルバムまで寝癖アタマのまま
写る羽目になりました(だから捨てた)。


高校生になると、詳しい校則まで忘れました髪型に関しては特に
何も言われなくなったので、整髪料解禁だったのでしょう。

むしろ「見苦しくならないよう整髪に留意する事」みたいな事が書いて
あった筈であり、思うように出来るようになります。

この時に決めた「6:4ぐらいで分けてハードジェルで固める
と言う髪型が以後の基本となり、つい最近まで続けてた定番の
髪型になりました。

木村関係の皆さんも、コレが最もよく見るスタイルだった筈です。


しかしこの髪型は、夏場になると暑いんですよ。
就職して2年目ぐらいの時、夏場ビアガーデンの設営などを日常
的にやる事になって、約10年振りぐらいに短かく刈る事にしました。

いつもの散髪屋さんに行ってそのように注文すると、御主人に「傷が
目立つけどいい?」みたいな事を言われ、合わせ鏡で初めて自分の
後頭部を見たんですが、傷ではなく縦方向のシワだっんたです。

まぁ仕方ないので開き直って「いいです」と言って、コレが夏場の
定番になりました。…早い年には5月の連休明けからやってたな。

ちなみに「禿げる」と言う事に関しては、父方が概ねそんな家系
なので自分も覚悟してたんですが、幾分か額が後退したものの
基本的に「まだ大丈夫」なようです。


そして現在の仕事(タクシー)転職した頃、たまたまソノ散髪屋の
御主人客として乗せた事があったんですよ。

声で分かったんですが、最初は面倒だから黙っておこうと思った
ものの、酔っ払って絡んでくるから「私です」明かした方が楽だと
思い、そのようにしたら矢鱈と喜んで下さいました。

元々が寡黙な人なんですがのせいか無駄に陽気で、40年分の
無駄話をソノ場で全部消化したような気がしました。

そんな感じで過ごしてたんですが、2018年頃御主人(当時で多分
70代)が亡くなりお店自体も閉店してしまいました。

息子や娘後を継いでるワケじゃないし、若い店員さんが居るワケ
でもなかったから、後も続かなかったのでしょう。…上のエピソード
から半年ぐらいの事だったので、カナリ驚きましたが。


お店無くなったから別の所を探して、職場近くのチェーン店など
へ行くようになります。

新しいお店で見る一般的な理容師さんの手の速さが、それまでと
全く違うので驚いてしまいました。…散髪屋の御夫婦高齢
だったからなのでしょう。この速さが一般的なのだと思われます。

その都度説明しつつ(最終的には自分で仕上げる同じ髪型
可能な限り維持してたものの、2年ほど前から夏用スポーツ刈り
冬場でも定番化してしまいました。

転職してタクシーに乗り始めた頃は、やはり客に後頭部を向ける
仕事だから幾分かの躊躇はあったんですが、セットが面倒である
事の方が勝ってしまったのです。

日々の作業全く要らないからだし時間も取られないんですが、
こうなると月に一度のペースでは少しでも伸びる鬱陶しくて堪らず、
現在は概ね3週間に一度、散髪に行くようになりました。


今後はどうなるでしょうね?
定年退職したら完全に丸坊主でもいいかな。家でバリカンだと
散髪代も要らなくなりますし、本格的に禿げても大丈夫でしょう。

最初から思い出して書いてみると、それほど大きな変化も無かった
事になりますね。…まぁ男なら大抵こんな感じでしょうか?

→次回に続く



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