新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 田野口③

2023/03/02(Thu)

では続けて大井川鉄道駅ノート3巡目ですが、後半の2駅目
として田野口にやって来ましたクラ駅長です。

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家山方向から道路で行った場合、一旦大井川の西岸へ渡って同駅
の少し手前でまた東岸側に戻るのが、一般的なルートのようです。

こちらも古い木造駅舎の残る駅ですが、元の雰囲気を損なわない
感じでリフォームが為されています。恐らくは時代物の映画のロケ
などにも使えるように想定されてるんでしょう。

実際には無人駅ですが、各種の窓口も板で塞ぐ事なく残してある
ので、駅巡り重視の方にも人気があるんじゃナイのかな?

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駅務室内昔の雰囲気を保った状態で保存されており「まちかど
博物館」と記した表札が掛かっています。…しかし何度か来てる
ものの、ココが公開されてるのを見た事がありません

調べてみると月に一度第4日曜日だけ開けてるそうな(現在は
感染症対策休止中かも知れません)。

例によって電車運休中ですが、駅の構内やホームに入ってみる
事にしました。元は島式ホームの駅ですが片側の線路撤去され
棒線構造になっています。

撤去した側は駐車場になってるので、駅舎通らずともホームに
上がる事が出来る構造です。

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こちらも地域の方ボランティア駅の清掃などを行ってるらしく
運休中にも関わらず掃除が行き届いてるし、を植えたプランター
もありました。…半年近く放置されてるとは思えませんね。

駅ノートの表紙に「田野口駅花の会」と言う団体名らしき表記が
あるので、ココの皆さんが季節ごとの花を栽培してると思われ、
また駅舎内の博物館?も同団体の管理なのでしょう。

検索しても公式サイトSNSアカウントの類が見つからない
ですが、高齢者が主体だとすれば致し方ないんでしょうかね。

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駅ノート上記の団体が設置した物のようです。

前回に書いた感想と被るんですが、花の栽培には長けてるのに
ノートの管理杜撰(てか放ったからし)なようで、中程の大部分
のページが破り取られています

私が前回に書いた絵無くなってたし、表紙の裏シールプリント
で貼った1回目の絵わざわざ剥がした感じで持ち去られてました。
こんな状況では、他に絵師さんの作品があっても分かりません

…コレまた何度も言いますが、駅ノートと言うのは描いた直後
持ち去られても文句を言っちゃイカンとされており、私もソレに
関しては構わないんですが、理由が知りたいのよ。

「気に入ったから持って帰った」なのか「ムカつくから捨てた」
なのか。まぁ毎日張り込みでもする以外に方法はナイんでしょうが。

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なので今回は、破り取るには勇気の居る表紙の裏に描きました。
前回の千頭駅も確かそうしましたね。…何となく手間を掛けるのも
面倒なので、30分程度背景もナシです。

先述のようにメインルートとなる道路川の対岸にあるので、代行
バスも同駅の駅前には入って来ず直近の橋を渡っても約1.2km
の距離があります。駅前に住んでる人にすればカナリ手間ですね。
…たまにはこんな感じでもアリでしょう。

ともあれ当日の予定ココまでですが、いつものように島田市の
中心街まで戻るのが遠くて面倒に感じるようになったので、付近
で泊まれる所を探した結果、少し高級なホテルになったんですよ。

次回、その報告を含めた「おまけネタ」に続けます。

→次回に続く



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No.1432 駅ノートの記録