煙草と喫煙について考える
2023/03/05(Sun)
最近、何事かを思い付いたり思い出したりしたら、すぐメモ書きに
しておかないと忘れてしまう歳になりつつありますクラ駅長です。
…そんな中で思い出したのが、煙草と喫煙に関する話ですね。
まず私の父親は喫煙者でした。まぁ昔の事だからソレが当たり前
であり、「こいつは煙草が好きなんだろう」と子供でも分かるから、
父の日などには時々、煙草を買ってあげたりしてましたが。
…それで思い出したんですが、小学校低学年ぐらいの時に近所
を自転車で走ってたら、道路工事をしてた知らないオッサンに
「煙草買ってきてくれ」と銘柄を指定されて、小銭を渡された事が
ありましたな。
今は「子供のお使いもダメ」なんだっけ?てか向こうとて知らない
子供に少額でも現金を渡して、持ち逃げされる危険性とかを考え
なかったんでしょうか?…まぁ言われた通りにしてやりましたが。
「クラ駅長50年史」では私も高校生になっておりますが、やはり
その歳になると周囲でも「吸うヤツは吸う」と言う感じでした。
昔の写真部員と言うのは、白黒の35mm判のネガフィルムを多用
してまして、コレには一般的に売られてる物とは別に「長巻き」と
言うお徳用商品みたいなのがありました。
詳しい説明は省略しますが、コレの入れ物が直径10cm×高さ4cm
程度の金属製の缶であり、それを灰皿にするのが定番でしたね。
…元がフィルムの入れ物だから、フタを閉めておけば先生が見回り
に来ても「開けたら感光するからダメです!」と誤魔化せるの。
大学に入ると学生の半分ぐらいは20歳を超えてる事になるから、
喫煙者も当たり前に居る環境になります。当時の風潮としては、
今ほど分煙が徹底しておらず、随所に灰皿がある状況でした。
…この辺りは駅や商業施設でも同じような感じだったでしょう。
教室内や食堂などは流石に禁煙でしたが、屋外や部活棟の室内
はフリーです。確か途中から「部室内は禁煙」になったのかな?
その頃に「どんなもんだ?」と思って手を出した事もあるんですが、
どうも私には合わず、そのまま非喫煙者として現在に至ります。
煙やニコチンがダメと言うより、喫煙者って煙草を吸いながら他の
色んな事をするでしょ?事務仕事とか車の運転とか携帯電話の
操作とか。あの両立が私には無理。よく器用に出来るもんですね。
…しかし完璧にこなせてるかと言えばドコかに無理があるので、
少なからず周囲に煙草の灰が落ちる事になります。アレも私には
無理ですわ。車の中とかもっとキレイに保ってたいし。
話は脱線しますが、昨年に岐阜県内で追突事故に遭った時も、
後ろのオッサンが「落とした煙草を拾おうとして」と言うのが事故
の原因でした。…ほら、喫煙者にはこう言うリスクもあるじゃない。
大学生の時は駅で掃除のバイトをやり、飲食店に就職した頃も
分煙に関する状況はそれほど変わってナイ時代です。
駅のホームには随所に灰皿がある(喫煙コーナーってもっと先
の話)のに吸い殻が落ちてるし、飲食店は灰皿とマッチを用意
するのが当たり前でした。
就職して研修期間に、飲食店の接客マナーに関するビデオを
見せられたんですが、その中で「食後の一服はお客様にとって
得難い時間です」みたいな下りがあったんですよ。
…要するに「そのタイミングを邪魔しないように気を配りましょう」
と言う事なんでしょうが、前近代的ですね。
まぁ煙そのものには耐えられるから、職場の先輩とか仲のいい
喫煙者と同席するのは平気なのですが「ドコでも吸えると思うな」
と思うのと「非喫煙者に煙草の世話(灰皿の交換など)をさせるな」
と言う事で、やはりイイ印象は持てませんでした。
…今はカナリ事情が違ってきたと思いますが。
当時に見た不思議な(呆れて逆に笑える)現象として「喫煙者は
丸い金属製の物体を何でも灰皿だと思い込む」ってのがあります。
ちょっと高めの客単価の店舗で、ワインやシャンパンを冷やす
金属製のバケツ(のお洒落なやつ)がありますよね。
それをテーブルの外に置くための「脚」があったんですが、カラの
状態で置いてあったら灰皿にされた事があったんですよ。
イメージが湧かない方は「ワインクーラーの脚」で検索して下さい。
…確かに似たタイプの灰皿ってあるけどさ、そのタイプの灰皿には
白い砂利みたいなのが入ってるのが常でしょ。
その頃に思い付いた持論が
「喫煙者は馬鹿だとは言わないが、馬鹿は大抵が喫煙者。」
と言う物。…コレは概ね当たってると思います。
あと就職して思ったのが「喫煙者には『煙草休憩』と言う謎の優遇
が存在するが、それは不公平だ。」と言う事。
こっちが何かの業務を頼もうとしても「コレ1本吸ったら行くわ」
みたいな、私にとっては不要な間が発生します。…さっさと動け。
若しくはこっちにも「ネット閲覧休憩」とか同等の時間を寄越せ。
…喫煙者の「煙草休憩」を合計すると年間で何時間、生涯で何日
みたいな膨大な時間になる筈であり、それは生産性の低下にも
なってると言う研究結果も出てるそうな。
尤もコレは喫煙者個人と言うより日本の社会全体が馬鹿だった
からなんでしょうが、段々と改善されてきたのはイイ事です。
総合すると「吸いたいヤツは吸えばいいが、私の生活領域に煙草
関係の手間を持ち込むな。」と言う感じでしょうか?
…恐らく以降の人生でも、その発想は変わらないと思われます。
煙草に関して今後の社会がドコまで変化するか、時々気に掛け
つつ観察して行く事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
しておかないと忘れてしまう歳になりつつありますクラ駅長です。
…そんな中で思い出したのが、煙草と喫煙に関する話ですね。
まず私の父親は喫煙者でした。まぁ昔の事だからソレが当たり前
であり、「こいつは煙草が好きなんだろう」と子供でも分かるから、
父の日などには時々、煙草を買ってあげたりしてましたが。
…それで思い出したんですが、小学校低学年ぐらいの時に近所
を自転車で走ってたら、道路工事をしてた知らないオッサンに
「煙草買ってきてくれ」と銘柄を指定されて、小銭を渡された事が
ありましたな。
今は「子供のお使いもダメ」なんだっけ?てか向こうとて知らない
子供に少額でも現金を渡して、持ち逃げされる危険性とかを考え
なかったんでしょうか?…まぁ言われた通りにしてやりましたが。
「クラ駅長50年史」では私も高校生になっておりますが、やはり
その歳になると周囲でも「吸うヤツは吸う」と言う感じでした。
昔の写真部員と言うのは、白黒の35mm判のネガフィルムを多用
してまして、コレには一般的に売られてる物とは別に「長巻き」と
言うお徳用商品みたいなのがありました。
詳しい説明は省略しますが、コレの入れ物が直径10cm×高さ4cm
程度の金属製の缶であり、それを灰皿にするのが定番でしたね。
…元がフィルムの入れ物だから、フタを閉めておけば先生が見回り
に来ても「開けたら感光するからダメです!」と誤魔化せるの。
大学に入ると学生の半分ぐらいは20歳を超えてる事になるから、
喫煙者も当たり前に居る環境になります。当時の風潮としては、
今ほど分煙が徹底しておらず、随所に灰皿がある状況でした。
…この辺りは駅や商業施設でも同じような感じだったでしょう。
教室内や食堂などは流石に禁煙でしたが、屋外や部活棟の室内
はフリーです。確か途中から「部室内は禁煙」になったのかな?
その頃に「どんなもんだ?」と思って手を出した事もあるんですが、
どうも私には合わず、そのまま非喫煙者として現在に至ります。
煙やニコチンがダメと言うより、喫煙者って煙草を吸いながら他の
色んな事をするでしょ?事務仕事とか車の運転とか携帯電話の
操作とか。あの両立が私には無理。よく器用に出来るもんですね。
…しかし完璧にこなせてるかと言えばドコかに無理があるので、
少なからず周囲に煙草の灰が落ちる事になります。アレも私には
無理ですわ。車の中とかもっとキレイに保ってたいし。
話は脱線しますが、昨年に岐阜県内で追突事故に遭った時も、
後ろのオッサンが「落とした煙草を拾おうとして」と言うのが事故
の原因でした。…ほら、喫煙者にはこう言うリスクもあるじゃない。
大学生の時は駅で掃除のバイトをやり、飲食店に就職した頃も
分煙に関する状況はそれほど変わってナイ時代です。
駅のホームには随所に灰皿がある(喫煙コーナーってもっと先
の話)のに吸い殻が落ちてるし、飲食店は灰皿とマッチを用意
するのが当たり前でした。
就職して研修期間に、飲食店の接客マナーに関するビデオを
見せられたんですが、その中で「食後の一服はお客様にとって
得難い時間です」みたいな下りがあったんですよ。
…要するに「そのタイミングを邪魔しないように気を配りましょう」
と言う事なんでしょうが、前近代的ですね。
まぁ煙そのものには耐えられるから、職場の先輩とか仲のいい
喫煙者と同席するのは平気なのですが「ドコでも吸えると思うな」
と思うのと「非喫煙者に煙草の世話(灰皿の交換など)をさせるな」
と言う事で、やはりイイ印象は持てませんでした。
…今はカナリ事情が違ってきたと思いますが。
当時に見た不思議な(呆れて逆に笑える)現象として「喫煙者は
丸い金属製の物体を何でも灰皿だと思い込む」ってのがあります。
ちょっと高めの客単価の店舗で、ワインやシャンパンを冷やす
金属製のバケツ(のお洒落なやつ)がありますよね。
それをテーブルの外に置くための「脚」があったんですが、カラの
状態で置いてあったら灰皿にされた事があったんですよ。
イメージが湧かない方は「ワインクーラーの脚」で検索して下さい。
…確かに似たタイプの灰皿ってあるけどさ、そのタイプの灰皿には
白い砂利みたいなのが入ってるのが常でしょ。
その頃に思い付いた持論が
「喫煙者は馬鹿だとは言わないが、馬鹿は大抵が喫煙者。」
と言う物。…コレは概ね当たってると思います。
あと就職して思ったのが「喫煙者には『煙草休憩』と言う謎の優遇
が存在するが、それは不公平だ。」と言う事。
こっちが何かの業務を頼もうとしても「コレ1本吸ったら行くわ」
みたいな、私にとっては不要な間が発生します。…さっさと動け。
若しくはこっちにも「ネット閲覧休憩」とか同等の時間を寄越せ。
…喫煙者の「煙草休憩」を合計すると年間で何時間、生涯で何日
みたいな膨大な時間になる筈であり、それは生産性の低下にも
なってると言う研究結果も出てるそうな。
尤もコレは喫煙者個人と言うより日本の社会全体が馬鹿だった
からなんでしょうが、段々と改善されてきたのはイイ事です。
総合すると「吸いたいヤツは吸えばいいが、私の生活領域に煙草
関係の手間を持ち込むな。」と言う感じでしょうか?
…恐らく以降の人生でも、その発想は変わらないと思われます。
煙草に関して今後の社会がドコまで変化するか、時々気に掛け
つつ観察して行く事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1435 ○○について考える