新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 飛騨国府

2023/03/14(Tue)

そんな感じで高山本線新規発見のあった飛騨国府駅ノート
ですが、奈良から約5時間現地に到着しましたクラ駅長です。

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隣の上枝寄り道した時点では雪が舞ってましたが、一時的に
止んで陽が射してきた感じです。

旧国鉄亜幹線の、標準的な規模木造駅舎が残る駅でした。
元は有人駅だったような雰囲気が残っていますが、現在は無人化
されています。

飛騨国府は現在は高山市に含まれていますが、元は国府町と言う
独立した自治体だったようです。

「国府」と言うのは古代地方行政機関ですが、飛騨国の国府
ココにあったと言う確証はなく言い伝えや推測に基づく話だそうな。

から垂直に伸びる通りが、町のメインストリートだったのでしょう。
右手の役場と図書館は、それぞれ高山市の国府支所(分館)として
現在も機能しています。

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それ故か否か、飛騨国府にも独立した観光協会が存在し、高山市
の中心街とは別の観光PRが為されてるようにも思えました。
…詳しくは後述しますが、独自の観光キャラクターも存在します。

駅舎の中も近隣の同規模の駅似たような感じです。…窓口が板で
塞いであったり、手荷物窓口にもベンチが追加されていました。

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は一先ず止みましたが、やはり寒いですね。…そして陽が射す
積もった光を反射するから、矢鱈と眩しいのです。

2面2線交換可能な構造の駅です。この付近は最近ではソレほど
列車の本数多くナイと思うんですが、主要駅以外でも交換設備
残した駅が多いんですよ。…何か需要はあるんでしょうか?

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駅ノートは、先述した手荷物窓口低いカウンターに置かれて
います。…令和3年12月からだと言うから、設置されて約1年
言う所でしょうか?

例によって、フットワークの軽いケンさん作品が既にありました

他の駅で順に存在の報告が上がるので、この沿線にも何度か来て
ますが、私は現地で探すと言う行為を殆どしないので、ココにもある
と言う事は知りませんでした。

…てかいつもギリギリの時間行程を組んでるから、イレギュラー
に発見された所で、すぐ対処出来るとも限らないんですけどね。
そして何故か、初訪問真冬の極寒期になってる気がするんです。

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と言う事で今回は、上に挙げたような事情のろの台詞私の注釈
として入れたにしてみました。

加えて駅舎内の掲示板に、「キンゾー」と言う天狗をモチーフにした
ような観光PRキャラクターが紹介されており、ソレ用の簡易的な
顔出し看板があるので、それもネタに入れてあります。

…「何故真冬発見されるのか?」に対して「わざわざ探さないから」
と言うのは微妙にズレた回答な気もしますが、夏場に来たタイミング
で発してたら、こんな寒い思いしなくて済むのも事実でしょう。

ともあれ今回は飛騨地方ココだけですが、初めて来た駅なので
もう少し色々と紹介してから帰る事にします。

→次回に続く



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No.1444 駅ノートの記録