新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ㉕

2023/03/30(Thu)

さて四国西予地方の旅です。2日目の午前中予讃線卯之町
駅ノートを描き、午後は続けて宇和島方向へ、札所巡りの旅
再開する事にしましたクラ駅長です。

20230330a.JPG 20230330h.JPG

卯之町駅を起点に左の画像の3箇寺を回るルートを検索すると、
距離が28.8km、時間にして44分と出ました。

まあコレは車で走ってるだけの時間ですが、それぞれのお寺での
参拝時間を考えても夕方までには終わらせて、ホテルへ戻れる
だろうと言う算段です。

鉄道予讃線海に近い所を走ってますが、いわゆる「遍路道」
内陸部の山手を通り、途中から予土線の沿線へ出るようです。

20230330b.JPG 20230330c.JPG

…と言う事で最初の目的地仏木寺(ぶつもくじ)に到着しました。
卯之町から30分程度だったかな?意外と狭い道で、Googleマップ
通りには行かなかったようです。

盆地の少し高い所にある感じのお寺で、比較的新しいと思われる
立派な山門が建ってますね。札所番号は41番です。

境内に入ると、まず目に付いたのが鐘楼(鐘撞き堂)なんですが、
コレって茅葺の屋根じゃないのかな?

茅葺の茅と言うのは20年に一度は取り替える必要があるらしく、
建物の規模にもよりますが新しくした直後から、次の葺き替え
備えて材料のストックを始めるそうな。

20230330e.JPG 20230330d.JPG

高台にあるので陽当たりが良く開放的な雰囲気でした。

そしてココは同地域七福神の霊場にもなってるようで、お揃いの
仕様で七福神の像が並んでいます。恵比寿天釣り竿がワイヤー
になってる所とか、芸が細かいですな。

20230330f.JPG 20230330g.JPG

納経所御朱印を貰い、次のお寺へ移動します。

カウンターの下にミカンが置いてありました。「お接待」と言うのは、
お遍路さんへの好意的な施しと言うか、物やサービスの無償提供
の事ですね。折角だから1つ頂いて行く事にしましょう。

次は42番札所龍光寺(りゅうこうじ)ですか。上に挙げた画像
の標識では4.5kmとなってるから、比較的近い区間でしょう。

四国を一周する「遍路道」約1,100kmほどあり、そこに88箇所
の札所寺院があるワケだから、平均すると12.5km置きですが、近い
所なら数百m、遠いと数十kmとカナリのバラつきがあるようですね。

20230330i.JPG 20230330j.JPG

龍光寺は、遍路道の最短ルートから少し外れた所にありました。

集落内狭い道路入った奥に、更に石段があってお寺はソノ
にあるようです。新型ノートでも狭く感じる導入路でした。

駐車場石段の下からへ反れた所に広く取ってありますが、
この道バス無理でしょう。

…しかし看板の設置者愛媛県のバス協会ですか。アイドリング
ストップドアロックに関して、しつこく強調された物ですね。
まぁ周囲は民家なので、その方が迷惑にならないのは事実。

そして何と言うか、なのに赤い鳥居が矢鱈と目立ちます
例によって、神仏習合の名残りで境内に神社があるのでしょう。
…では実際にお参りする事にしますか。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1460 その他の乗り物ネタ