新・駅長日誌Ⅱ

えちぜん鉄道の２駅の駅ノートが無事に描けましたので、余った時間
で北陸本線に乗り、武生まで戻ってきましたクラ駅長です。



…18きっぷシーズン中ですが１日でこの距離だと勿体無いので、普通
乗車券で乗ります。てか今は北陸本線にもICOCAが普及しましたな。

武生と福井市内を結ぶ福井鉄道と言うローカル私鉄がありますが、
ココの北府駅に小さな資料館があると聞いたんですよ。

福井鉄道の越前武生駅と、ＪＲの武生駅は400ｍほど離れています。
尚且つ北府は次の駅であり、ココの駅間もソレほど長くナイので、次の
電車を待ってる時間で歩けてしまいました。…カナリ暑かったですが。

同社の本社も北府駅の近くにあります。車庫や本社を接続するＪＲ駅
の１つ先に置くのはよくあるパターンでしょ。銚子電鉄とか。



大きくクランク状にカーブした本線から分岐する格好で、車庫（工場）
と留置線が設けられております。…停まってる車両は名鉄の軌道線
区間で使用されていた770型ですね。

調べたらココは名鉄資本の傘下です。ロゴが似てるなと思ってたのよ。


ある程度の見学者が居る事を想定してるのか、古い駅名票を再利用
したような解説看板と、コレも古い勾配票みたいな道標がありました。



「車両工場はこっち」と書いてあっても、イベントでも何でもナイ日に
個人が訪ねて行って見せて貰えるもんでもナイでしょう。敷地外の
見える所から見ております。

大正時代の建築であると言う、いかにもローカル私鉄っぽい味のある
建物ですね。そしてこの暑いのに何故か除雪車が出してあります。

…デキ10型と言う、コレまた大正生まれの電動貨車で、冬場は前後に
排雪器を取り付けて除雪車として使うそうな。…だから何で今頃？



そした北府駅です。…今まで放置してましたが、コレで「きたご」と
読みます。元は西武生と言う駅名でしたが、最近（平成22年）に今の
駅名に改称されました。越前の「国府の北側」と言う意味だそうな。

こちらも大正時代の古い建物だったのが、老朽化に伴って同じ雰囲気
を保った感じで改修されたそうですよ。



木造ですが天井が高い造りで、照明はレトロな白熱球ですね。
窓口はありますが現在は無人駅です。…構図を取るのが大変でした。

北府駅の駅舎内は簡単な資料館として公開されており、一旦外へ
戻りますが案内地図の端っこに「福武線鉄道ミュージアム」と言う
板が取り付けてありました。…あと真ん中に機関車っぽいライトが。

この時点で「正式名称はどっちやねん？」と言う状況ですが、（検索
すると表題の方が多く出る）ともあれ内部を見学するにしましょう。

※→次回に続く

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