新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート (廃)河戸

2020/03/17(Tue)

と言う事で、可部線現在の終点であるあき亀山駅から歩いて5分
程度河戸(こうど)駅の移設地へやってきましたクラ駅長です。

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可部線2003年末端区間可部~三段峡廃止になりましたが、
河戸可部の1つ先にあった駅で、現在の終点であるあき亀山
数百メートル手前河戸帆待川駅との間)にありました。

2017年あき亀山までの区間が再開業した際、河戸駅復活しな
かったものの、残っていた待合室の建物地元の人記念碑的に、
少し離れた場所(ココ)に移築したのだそうです。

当時の待合室ベンチがあり駅名票が建てられてますが、廃止JR
に移管後の事なので、国鉄風のソレはレプリカかも知れません。

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…気になるのはこの土地の扱いなのですが、背後に神社があるので
ソノ敷地の一部なのか?しかし元は農機具を入れてあったような小屋
があるから私有地なのか(民家の駐車場と繋がってるし)?

乗用車なら余裕で駐車出来る広さですが、所有者が分からず私有地
だとマズいので、データ的には「不明」としておきましょう。
前の道路にも置けない事はナイが、歩道を塞ぐ格好になります。)

しかし地元の人たちにしてみれば、短区間とは言え一度廃止になった
鉄道が復活するのは嬉しい事だったのでしょう。決定当時のポスター
などが残されています。

電車の形式よく分からない絵なのと「カープの試合を見に行こう」
とか用途まで指定するのは大きなお世話ですが。

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厳密には廃駅ノートになりますが、待合室の壁に吊るされていました。
恐らくは移設後(書き込みを見ると再開業の少し前)に地元の人
置いた物でしょう。

雨ざらしなので紙がベコベコですが、当日はイイお天気だったので
「シワを伸ばせば描けるかな?」と言う感じ。先人は河合野好さん
ケンさんケンさんは私が行った日の前日に来られてたようです。

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この場所自体は、地元のイベントスペースのような使われ方らしく、
毎週土曜日の午前中には「気まぐれ市」なる催しがあるようです。

地場の野菜などを売るフリーマーケット的な事のようですが、2月
4回のうち2回が中止なのだな。「気まぐれ」だから仕方ないのか?

小屋の中には路線復活時のイベント地域のお祭りなど写真が
掲示されており、付近の案内図もありました。テーブル椅子がある
ので、無断ではありますがココで描かせて頂きましょう。

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今回は時間に余裕があるイイお天気なので、インク修正液
乾かす時間を取って奥手の神社にお参りしたり、あき亀山駅の近く
まで戻って自販機飲み物を買ったりしつつノンビリ描きました

ネタに詰まれば電車ごっこです。

前回に来た3年前は、既に播磨下里の行事には参加してましたが、
まだ自分で駅ノート絵を描こうという気は無かったので、帰り際
Twitterを通じて「ココにもあるよ」と教えて貰ったんですが、ようやく
描き残す事が出来ましたね。

この日は広島駅近くまで戻って1泊し、翌日可部線廃止区間
中程にある安野駅跡地へ行く予定です。ココにも駅ノートの存在
確認されておりますので。

→次回に続く



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No.352 駅ノートの記録