新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

敦賀港線を探る ①

2019/05/08(Wed)

休みの日などに町を出歩いてると、不思議に思う事が1つあります
クラ駅長です。

おばさんという人種は何故、矢鱈と町で知り合いに出くわすのか?

自分自身の事を考えてみるに、最近は地元の知り合いよりネットで
繋がる遠方の知人の方が増えた。…という事もありますが、実家へ
帰った先でも、例えば同級生とかには滅多に出会わないんですよ。

ソレがおばさん層になると何故か、駅のホームバス停「いやー、
○○さん!久っし振りやんかー!」という状況になりがちなのは何故?

出会うだけならイイが、ソコから始まる世間話喧しくて邪魔!
…大抵は孫の自慢か「××さんとこの娘さん橿原へ片付かはった
等の噂話。バスならもぅ、1本後にしようかと思うウザさなんです。

あのメカニズムどんな仕組みなのか?…誰か学術的に分析報告
して欲しいぐらいのモノですね。

さて京都です。今年のダイヤ改正から新しく出来た梅小路京都西駅
見学した後、特急「サンダーバード」敦賀に向かいます。

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平日の午後ですがフル編成12両で、老人ツアー客混んでました

自分アレぐらいの歳になった時、恐らくは今と同じ感じ鉄道趣味
は続けてる
としても、恐らくああいうツアー利用しないと思います。
自分で予定を立てる事ヤメると脳は退化するぞ。

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ともあれ約1時間敦賀に到着。…やはり特急早くて快適だわ。

今日はココで、当地の臨港線だった敦賀港線を探ります。
敦賀駅北側から北陸トンネル方向へ向かって左に向かって分岐し、
敦賀港駅までの2.7kmを結んでいた路線ですね。

…右の画像では新しい住宅が並んでる辺が分岐点だった筈です。

北陸本線旧線は過去に、杉津線柳ケ瀬線跡地車で走った
事があり、ソノ最後に敦賀港線への入り口を見つけて「…コレはまた
調べに来ないとイカンな」と思ってた物件です。

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…左の画像は駅前にあった案内地図ですが、線路自体は残ってる
ものの貨物営業2009年には廃止され、2019年4月1日を以って
鉄道路線とてし正式に廃止されたようです。

敦賀駅端っこにも、貨物ホームらしき跡が伺えますね。

この区間の開通カナリ早く1889年(明治15年)北陸本線最初
開業区間として開通した中に含まれます。北陸本線全通後は、
同線支線という扱いになっていました。

基本的には貨物線だった時期が長いのですが、敦賀港から出る国際
航路
の船と連絡する役割も担っており、旅客列車も走っていました。

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距離がソレほど長くナイので、今日はレンタサイクルで行動します。
まだお昼過ぎだし、夕方までに取材を済ませたらココで一泊という
余裕のある状況ですよ。

…久し振りに敦賀駅で降りたので今まで気付かなかったのですが、
駅前には9600型機関車の動輪が展示されていました。

加えてココの住所「鉄輪町」って言うんですね。コレもまた何となく
鉄道に関係のありそうなネーミングなのが興味深い所です。

では実際に、敦賀港線廃線跡に沿って自転車で走ってみましょう。

→次回に続く



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No.38 鉄道廃線跡を探る