新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

米原経由で糸魚川への旅

2020/09/29(Tue)

さて新たな報告です。
9月初旬の事ですが、駅ノートとしは初の新潟県として糸魚川周辺
幾つかの駅を回る事にして、鉄道利用で旅してきましたクラ駅長です。

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対象となる駅や付近の状況はのような感じです。
…今回は国鉄(JR)で言う所の旧北陸本線に点在する幾つかの駅を
中心に回る事にしたんですが、この辺りになると新幹線を使えば車より
早いワケだし、この辺りはダイヤもソレほど薄くありません

なので特急「サンダーバード」から北陸新幹線に乗り継ぐ行路を作って
切符の類を予約したんですが、前日~当日に来たのが台風10号です。
カナリ大型だと言われて九州を縦断したアレですよ。

当日の朝JR西日本のアプリで運転状況を確認した所、北陸新幹線
平常運転になるも、「サンダーバード」米原経由になるそうな。

…コレは湖西線強風でヤバい時迂回運転として行われる措置で、
意外と珍しくナイと言うか、時々見かけるイメージなのですが、実際に
自分がソレに当たるのは初めての事でした。

情報では敦賀以降で「20分~40分の遅れが見込まれる」とあります。
しかし私が買った切符では金沢の乗り換え42分なのですよ。
物理的には間に合いそうな気がしますが、何となく心配ですよね。

と言う事で、1本早い列車に変更しました(京都までの近鉄特急も)。
…発売日に「早得」安く買ったから追加料金になりますが、仕方ない
ですね。旅行そのもの中止にならなくて良かったと思いましょう。

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そんな感じで京都から特急「サンダーバード7号」に乗車。
湖西線通らず東海道本線米原まで行って、北陸本線に入ります。

営業キロで言うと約20km長くなります湖西線ってのは元々、ソレを
短絡するために作った路線なのですが、琵琶湖に挟まれた所を
高架でぶっ飛ばすから風に弱い。まぁ一長一短ですね。

右が米原経由で走った車窓風景瀬田の堰・米原駅余呉湖近江
塩津の手前)です。気になってた事柄を箇条書きで報告しますと…

割り込むための「裏ダイヤ」でもあるのか、不具合は感じない
湖西線内の停車駅は(堅田・近江今津)通過扱いとなる。
米原運転停車(通過扱い)、運転士さんココで交代する。

関係者の皆さん意外と慣れてるのかも知れません。本来なら
敦賀まで1人で走る所を2人だと人件費は増えるでしょうが。

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後学のために知っておきたかったのが「結局ドレだけ遅延するのか?」
ですね。20km長いんだから同じで済むワケがありません。

その結果、敦賀到着20分の遅延(9:36の所を9:56)でした。
やはり「ある程度慣れてる」からの数字でしょう。20km増えて20分なら
表定速度は60km/hであり、遅れてるイメージではありません

そんな感じで結果的には金沢17分遅れで到着しました。
慌ててて自分を撮るのを忘れましたが、30分以上の余裕北陸新幹線
「はくたか562号」に乗り換える事が出来ます。

「東京」と言う行先が何となく不思議ですが、暫く用事はナイぞ。

基本的に糸魚川には長野以北各駅停車になる「はくたか」しか
停まらないので、およそ1時間に1本の間隔なのですよ。
…だからココを遅らせたくなくて出発を早めたワケですが。

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お昼時なので昼食に駅弁を買って行こうと考えたのですが、新幹線
ホームの売り場は謎のウイルスの影響で閉まったままです。仕方が
ナイので改札を出た所同駅ではココしか扱ってない)まで行きました。

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と言う事で無事に「北前廻船丼」と言う商品を購入出来ました。
カニイクラウニが載った豪華な海鮮丼です。付属の引っ張って
伸ばすタイプなのがイマイチですが、容器に合わせた結果なのでしょう。

所で元々乗る予定だった「サンダーバード9号」はどぅなったでしょう?
列車位置確認のアプリでは金沢到着の直前33分遅れのようです。
「20分~40分」余裕を持たせてあるうちの大半を使ってますね。

…コレだと乗り換え時間9分か。不可能ではナイけど忙しいですね。
少なくとも改札外の駅弁屋へは行けないでしょう。

結果的に、更に後「しらさぎ3号」接続を取って「はくたか562号」
5分遅れ金沢を出発しました。…こう言うのはアリなんだな。

早朝から色々と頭を使わされ精神的に疲れましたが、時々使うルート
の話なので、今後の参考になるイイ経験が出来ましたよ。

→次回に続く



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No.548 乗り鉄日誌>JR西日本