新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

国鉄高砂線を探る ③

2019/05/27(Mon)

北陸方面での全ての予定を終えて、また特急「サンダーバード」
帰ろうとしたら、ダイヤエラい事になってましたクラ駅長です。

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野々市付近(って金沢からすぐ近く)で人身事故があったらしく、私が
乗る予定の前2本が運休前後の列車にも結構な遅れが出ています。

自分が乗る列車に関しては遅れるけど走るという事で、指定席確保
してるし、接続の近鉄特急だけ変更すれば問題ナイのが幸いでしたが、
前2本乗れなかった乗客が回って混んでくるのが面倒でしたね。

座れるのかどうか確定する前から座ってる爺さんとか居るし、車両の
最後列を取ったら壁との隙間に勝手にキャリーケースを突っ込んでる
外国人とか居るし(どっちも注意してヤメさせた)。

やはり事故周囲の人多大な迷惑が掛かります。気を付けましょう

さて国鉄高砂線です。鶴林寺を過ぎて少し行くと、2本の高架橋の下
連続して通る所が出てきました。

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まず手前が山陽新幹線です。当然にこっちの方が新しいので高架になる
ワケですが、下を気動車が走ってた頃の名残りとして排気ガスの跡
残ってるんですね。

…要するに30年以上架け替えとか塗装直しとか為されてナイと。
大丈夫なら構わないのでしょうが、コンクリートは時々剥がれるからな。

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続いてが山陽電鉄です。高砂線大正2年山陽電鉄大正12年
(何れも前身の会社として)の開通なので、こちらも高砂線の方が

切り石とレンガで造られた時代を感じる高架橋ですが、鉄道の単線
としての幅しかナイので、自動車の離合無理な感じかな?

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2本の高架橋を越えると、高砂線の線路は大きく西へ向いて曲がり
ココから山陽電鉄の南側に沿う感じで走ります。

この辺りに尾上駅があったという事で、ココにも石碑とモニュメント
ありました。…とは言っても車輪1軸だけな。

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石碑簡単な年表が書いてありますが、ソレによると廃止から半年
道路として整備する事が決まり、3年半の工事期間を経て道路が開通
した事になりますか。

…この流れが遅いのか早いのか分かりませんが、当然に廃止後暫く
線路が残ってたんでしょうね。

そして更に公園が作られるまで、また何年か掛かってます。
余所者にはよく分からない運動や苦労があったのかも知れません。

背後を山陽電鉄の車両が通過して行きました。ココから暫く、線路に
沿って走ればイイから、迷う事無さそうですよ。

→次回に続く



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No.57 鉄道廃線跡を探る