新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 五和

2020/11/06(Fri)

さて大井川鉄道駅ノートですが、新金谷から1つ目の代官町期間
限定の物だったと言う事で空振り仕方ありません

続けて更に2駅先五和と言う駅にやって来ましたクラ駅長です。

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カナリ年季の入った木造駅舎が残る駅です。大井川鉄道本線
言う路線は元国鉄SLや客車が走ってるだけに、駅の雰囲気
国鉄のソレに似た雰囲気の所が多いような気がしますね。

そして何故か「受験御利益の合格駅」と言う看板が付いています。
赤い門構え神社の鳥居に似せた物なのでしょうか?

所でココまで気付かないフリをしてましたが、同駅「五和」と書いて
「ごか」と読みます。そこから「合格」に引っ掛けての興しが展開され
つつあるのかも知れません。

尚且つWikipediaを見ると、今月12日から駅名が正式「合格駅」に
変わる予定だと書かれています。…また入場券とか売る積もりだな?

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玄関ホーム方向への取り払った駅舎内には、多くの掲示物
ありました。「合格」に引っ掛けた御札やSL関係のイラスト、そして
地元出身だと言う画家さんの作品(コピー)なんかもありますね。

恐らく古い物でしょうが「ご当地ソング」みたいな歌詞もあります。
矢鱈と筆書きを多用したコレらの掲示物は、設置者をイメージするに
高齢の男性だと思われますが、何と分類したらイイのでしょう?

主婦手作りしがちな手芸人形などを称して「おかんアート」なる
言葉がありますから、「おじんアート」とでもしておきましょうか。

こう言う人駅ノート書き込みコメントを返すと、無駄に
アレンジされて面倒な事になるケースもありますね。

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出札窓口であろう箇所から駅務室内を覗くと「合格地蔵尊」
名付けられた木製の仏像が安置されてました。

「全国唯一駅舎内地蔵尊」とありますから、その通り唯一の存在なの
でしょうが、播磨下里駅をよく知ってる身としては特に珍しくナイ
言うか、仏像種類の差だわな(播磨下里不動明王弘法大師)。

そして駅舎の外にあるトイレがまた独特と言うか、男子用が殆ど
「木製の漏斗」じゃないですか。

…私は便器の歴史には疎いのですが、陶器の物主流になる前
コレが一般的だったのかも知れません(とは言ってもソレほど古い
には見えませんでしたが)。

アンモニアだか尿素だか知りませんが、水より腐食の進みは早い
だろうから、ドノぐらい持つのか興味がありますね。

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ホームは先述の通り、島式交換可能な構造です。

照明の電柱に古い琺瑯製駅名票が取り付けられてますが、JR
のように一定の時期にガラっと変わるような歴史を経てないから、
昔のままの物が残ってるのでしょう。やはり「ごか」で合ってますね。

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駅ノート去年の9月からの設置のようで、絵師さんの作品などは
確認出来ませんでした。

しかし明らかに切り取られたページの跡があるので、正確な状況
分かりませんケンさん来てないワケないし、ゆっくまーシール
誰か貼ってる筈ですわ。

折角きかんしゃトーマスの運転時期に来たから、大変だけどソレを
絵にしておきましょう。…苦労した割に似てませんけどね。

結果的に当日2駅で済む事になりましたから、お昼過ぎまでココ
描いて、午後更に先神尾駅へと移動します。

→次回に続く



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No.586 駅ノートの記録