新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 地名

2020/12/21(Mon)

さて大井川鉄道駅ノートですが、ノート設置駅としては最後になる
地名駅にやって来ましたクラ駅長です。

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こちらは街道筋から少し離れた集落奥まった所にある駅です。

…既に見慣れすぎてコレが当たり前になりつつありますが、レトロな
木造駅舎の駅です。正面・ホーム側ともに建て付けの悪い木の扉
どちらも全く動きませんでしたわ(要するに閉まらない)。

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見た感じは無人駅ですが駅の真向かいにある商店切符が売られて
いるらしく、分類上は簡易委託駅と言う事になるようです。

しかし窓口人の気配ナイし、電車整理券乗車だからそのまま
乗っても構わないワケで、どの程度の利用者が居るのか不明です。
…てかココは何のお店なのか?ソレすらよく分かりません

駅ノートは、またB5判の手帳が出てきました。下泉駅と同じくホクレン
のロゴが入っています。青部を入れたらコレで3駅目だな。

3駅同時に置かれたとすれば設置から2週間以内の物であり、ネット
上に情報が無かったのも道理です。書き込み皆無の状態でした。

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ではホームに出てみましょう。「地名」と書いて「じな」と読みます。

大井川鉄道鉄ヲタにはメジャーな路線なので私は元から知って
ましたが、例えば「駅ノート/地名」で検索すると明らかに「ちめい」
意味で使われてる物ばかりがヒットしますな。

ホーム島式交換可能な構造です。つまり同線交換駅殆ど
島式ホームのようですね。…先程の近鉄16000系千頭まで行って
引き換えしてきましたか。

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から少し千頭寄りに、アーチ状コンクリート製の構造物があり、
ホームには「日本一短いトンネル?」と言う案内看板がありました。

色々と調べてみるにコレは正式な隧道(トンネル)ではなく、この上を
通っていた索道の保安用の建造物のようです。

ホームの説明書きにもあるように大正14年頃から、大井川上流での
ダム建設の資材などを運ぶために、藤枝市滝沢(ココから南東
約10km)から千頭の先まで、川根電力索道と言うロープウェイ式の
輸送手段が存在したようです。

その索道がココで大井川本線交差してたので、荷物の落下防止
などのためにこのようなシェルターが必要でした。その後索道
昭和14年廃止されましたが、コレだけが残ってるそうな。

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続いて下り電車が来ました。下り電車島式ホーム手前側に着く
ので、踏切の警報機が作動するんですが、コレが「チンチンチン…」
と言う電鈴式の物だったんですよ。…但し遮断機ありません

絵のネタはコレで行きましょう。今の子供電鈴式の警報機とか殆ど
知らないと思うので、初めて音を聴いたら違和感を感じるでしょうね。

…と思ったら、のろ鈴(りん)を叩いてお経を読んでたと言うボケです。
ボケてるだけなので、ぱの成仏させようと言う意図はありません
時間の節約のために背景を省略しました。…無くても伝わるでしょ。

と言う事で、今回は予定してたのが3駅の所を空振り1駅、代わりに
新規発見5駅合計7駅と言う、予期せぬ大漁になりました。
3日目予備日にしてたので何とか回れましたが、やはり疲れますね

大井川鉄道は何度か乗り鉄で訪れたり、過去には平行する道路
で走った事もありましたが、途中駅詳しく見たのは初めてでした。
駅の並び順もすっかり覚えてしまいましたわ。

では奈良帰る前に、新規開業した門出駅と駅名が合格駅に変わった
五和駅の様子を探りに行く事にしましょう。

→次回に続く



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No.631 駅ノートの記録