駅ノート 市振
2021/01/12(Tue)
…そんな感じで糸魚川からえちごトキめき鉄道の普通列車に乗り、
市振駅で下車しておりますクラ駅長です。
ちなみに今回は北陸地方と言う事で、普段より厚手の上着です。
…実はコレは会社の防寒着なのですが、サイズを間違えたと言うか、
ブレザーの上から着るには小さいので私服として使うしかナイの。
前回の最後にホームの画像を入れましたが、島式ホームの駅です。
日本海の海岸に程近い場所であり、線路と海の間にある防護壁が
まず目に入りますね。
…詳しい時期は忘れたんですが自分が子供の頃、悪天候の日に海岸
の小石が風で飛ばされて、停車中の列車を直撃する(駅舎の窓ガラス
だったかも知れん)ような事故があったように記憶しています。
テレビの報道で「市振」と言う駅名を初めて聞いたのがコノ時でした。
Wikipediaによると同駅は大正元年の開業ですが、トンネル工事の
前線基地として駅舎などの施設はソノ4年前…明治41年に完成して
おり、当時からの物だと思われるランプ小屋が残っています。
駅舎も同年の建築で、建物の線路側に張り出した回廊には防寒の
ためと思われる壁がある構造でした。
駅が無人化して窓口などは板で塞がれています。数多の無人駅で
よく見る構造ですね。他に何もナイから矢鱈と広く感じますが。
訪問時は昼間だったので照明が消されており、左上は「さあ帰ろう」
と言うタイミングで点いた時の物です。…暗くて難儀しましたが。
描かれた年代は不明ですが古そうな観光案内の絵が残ってました。
県境(昔なら国境)に近いので古代からの関所が存在した所でもあり、
松尾芭蕉が「奥の細道」を旅した時の史跡などもあるそうな。
駅舎の外観は左の感じです。隣の親不知から続く奇岩の地形をネタ
にした現代の観光案内図がありましたが、どっちかと言えば単なる
田舎の集落に付属した駅でしょう。
…てか線路が東西方向に走っており、南側がすぐ山なので平地は
極めて狭い所です。そこそこイイお天気ではあるものの、陽が射さず
やはり寒いですね。それと写真が全部青っぽく撮れてしまうのが困る。
駅ノートは去年の3月に置かれた物のようです。
…だから前回(同年9月)、この付近を回った時には既に存在してた
事になりますが、自由の利きにくい列車旅だったので確認する事も
なく全く知りませんでした。
絵師さんの作品は、情報収集と行動の早いケンさんの1作のみです。
…と関係ナイですがトキ鉄では「お絵描きコンテスト」もあるんですね。
「駅ノートおっさんの部」とかナイんでしょうか?
と言う事で絵は先程のランプ小屋を描いてみましょう。
…あのぐらいの大きさのレンガ造りの小屋と言うのは、やはり子供が
見ると「3匹の子豚」を思い出すのかなと。
のろは「猫がオオカミの被り物をしてる」と言う変な状況です。
ソレしか処理方法を思いつかなかったもんで。
そこそこ本数のある区間ですが、時間が大幅に(1時間ぐらい)余り
ました。車ならとっとと移動する所ですが、近くに道の駅があると言う
ので、ヒマ潰しにソコへでも行ってみましょうか。
※→次回に続く
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No.653 駅ノートの記録