新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

飯田線への旅2021 ⑤

2021/02/24(Wed)

…さて飯田線中部駅ノートですが、ココで今回の巡回対象となる
区間の色々をマトメて紹介しておく事に致しますクラ駅長です。

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宿泊は今回も飯田市のルートインにしました。左の画像は2日目の
の物なのですが、飯田市盆地なので冬場放射冷却現象が起き
やすいらしく、濃い霧が発生しています。

飯田線ノート設置駅の多くは中部天竜~天竜峡秘境区間集中
する格好で並んでおり、飯田市を宿泊地にした場合、段々と遠くなる
事になります。片道約30km~40kmと言う感じですね。

観光地として有名な天竜峡周辺や途中の下條村の温泉場にも旅館
は存在するんですが、やはり高めの価格設定の所が多く駅ノート巡り
(と言うか私の旅の感覚)には向かないんですよ。

…そしてで言うと為栗を過ぎた先に、平岡ダムと言うこの付近では
最も大きな発電用ダムがあります。

同ダム完成したのは昭和26年だそうですが、やはりダムを作る
水没する村が出て来るワケで、例えば為栗駅の対岸にも昔は集落が
あったようです。村が水没したから駅が秘境化した事になりますか。

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今回の旅で回った4駅は全て、天龍村と言う自治体に位置しており、
その中心となるのが平岡駅ノートの設置ナイ)の周辺です。

ココだけが唯一、町らしい町の感じなのですが、駅に直結する形で
「ふれあいステーション龍泉閣」と言う旅館があるんです。

価格設定も手頃栗~大嵐ぐらいの範囲ならココに泊まるのが
ベスト
なのですが、冬場定休日臨時休業が多いようで今回の
日程では泊まれなかったんです。次回はココ狙いで行きましょう。

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飯田線と言う路線も山岳地を縫うように走ってますから、ダム工事
以外にも線形の改良などでルートが変更された区間が幾つかある
らしく、ミニ廃線跡みたいな遺構が残ってる所が見られました。

橋梁橋脚などは撤去するにもカネが掛かるのでしょう、割と
そのまま残ってる所もあります。細かい変更Wikipediaなどにも
載ってないケースがあり、詳細はナカナカ分かりませんが。

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そんな感じでココからは、少しだけ観光してみましょう。

三遠南信自動車道天龍峡インターの近くに天龍峡大橋と言う
巨大なアーチ橋が出来たんですが、その下遊歩道になってると
聞きまして、見に行く事にしました。

…インター付近はロータリー方式の交差点になっており、その1つ
の入口から天龍峡パーキングエリアに入ります。件の遊歩道には
「そらさんぽ天龍峡」と言う名前が付いてるようですね。

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トイレ無人観光インフォメーションだけの簡素なパーキングエリア
売店食堂の類はありませんが、更に少し行くと温泉施設などもある
ようです(謎のウイルス休止中の可能性あり)。

道路橋としての天龍峡大橋もココから見えており、徒歩で行ける近さ
なので「そらさんぽ天龍峡」へはココから歩く事になります。

天気予報では夜に雨となっており、段々と曇ってきましたがカメラ
だけ持って歩いてみる事にしました。

→次回に続く



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No.696 タクシーもどき運転日報