三池炭鉱専用鉄道を探る跡 ④
2021/03/22(Mon)
さて三池炭鉱専用鉄道の跡地を探る旅す。
廃線跡が保存されてる区間に入って少し行った所にあるのが宮原抗
(みやのはらこう)と言う炭坑の跡地です。
大きな櫓状の構造物と古いレンガ造りの建物が保存されています。
私は炭鉱の設備には疎いので、何をどうするための設備か知らない
んですが、見学も出来るようなので興味のある方はどうぞ。
…世界文化遺産に指定されたと言う事で、観光地としての展開が
計画されてるのか大きな駐車場が作られていました。
まぁ謎のウイルスの自粛期間では観光客も少ないでしょうが。
そしてゆるキャラがココにも。地元の子供さん発案のようですね。
…ソレより駐車場にあるトイレの方が気になりましたクラ駅長です。
よくある四角い公衆トイレの上に、専用線で使われたいた電気機関車
をデザインした構造物が乗っかってます。遠目に見ると「本物か?」と
言うぐらいの出来なんですが、本物に比べて幅が大きすぎますわな。
周囲をよく観察してみたんですが、キャブの部分が展望台になってる
とかではなく単なる飾りのようで。上る手段は見当たりません。
しかしヘッドライトはそのまま駐車場の夜間照明になるようです。
でパンタグラフがリアルだなと思ったら、コレだけは本物なんですね。
但し同機種の電機機関車ではなく、JR九州から貰って来た103系の
物を流用してあるそうな。
廃線跡巡りの途中で、こう言うスポットに当たるのが一番楽しいです。
炭坑の跡地は時間節約のためにスルーして、更に進んで行きましょう。
暫く行くと諏訪川と言う川を渡る区間に鉄橋が残ってました。
…明治期の開通時からあるとらしいレンガ造りの橋脚の鉄橋ですが、
大牟田市の「景観重要建造物」なるものに指定されており、文化財と
化してるようです。
鉄橋には何かの配管も通ってますが、コレは後で明らかになります。
廃線跡を如何に活用するかはソノ自治体によって扱いが分かれる所
であり、大牟田市でも文化財として保存する方向性のようですね。
鉄橋を下から見てみると、やはり複線用の構造ではあるものの、片方
だけ塗装がキレイに直してあるのが分かりました。…恐らく末期には
輸送量が減って、単線で運用されてたのかも知れません。
…そして鉄橋を渡り終えた対岸(道路は少し離れた橋へ迂回する)に
行ってみたら階段で築堤の上に上がれるようなってました。
つまり入っても構わないって事?コレは意外な展開です。
歩きやすいようにと言う事か、ゴム製のマットが敷いてあります。
しかし自転車でも大丈夫なのか?…ぃゃ、それならスロープなども整備
されてる筈であり、ココは「歩行者専用なのだろう」と判断しました。
廃線跡に近い道路を通って行けば迷う事もナイので、そのまま走って
行くと、また炭坑跡の櫓が出てきました。万田坑の跡ですね。
この付近に同じ万田と言う名前の駅があった事になるんですが、現状
ではよく分かりませんでした。万田坑自体は線路の反対側になるよう
なので、また少し迂回して見に行く事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
廃線跡が保存されてる区間に入って少し行った所にあるのが宮原抗
(みやのはらこう)と言う炭坑の跡地です。
大きな櫓状の構造物と古いレンガ造りの建物が保存されています。
私は炭鉱の設備には疎いので、何をどうするための設備か知らない
んですが、見学も出来るようなので興味のある方はどうぞ。
…世界文化遺産に指定されたと言う事で、観光地としての展開が
計画されてるのか大きな駐車場が作られていました。
まぁ謎のウイルスの自粛期間では観光客も少ないでしょうが。
そしてゆるキャラがココにも。地元の子供さん発案のようですね。
…ソレより駐車場にあるトイレの方が気になりましたクラ駅長です。
よくある四角い公衆トイレの上に、専用線で使われたいた電気機関車
をデザインした構造物が乗っかってます。遠目に見ると「本物か?」と
言うぐらいの出来なんですが、本物に比べて幅が大きすぎますわな。
周囲をよく観察してみたんですが、キャブの部分が展望台になってる
とかではなく単なる飾りのようで。上る手段は見当たりません。
しかしヘッドライトはそのまま駐車場の夜間照明になるようです。
でパンタグラフがリアルだなと思ったら、コレだけは本物なんですね。
但し同機種の電機機関車ではなく、JR九州から貰って来た103系の
物を流用してあるそうな。
廃線跡巡りの途中で、こう言うスポットに当たるのが一番楽しいです。
炭坑の跡地は時間節約のためにスルーして、更に進んで行きましょう。
暫く行くと諏訪川と言う川を渡る区間に鉄橋が残ってました。
…明治期の開通時からあるとらしいレンガ造りの橋脚の鉄橋ですが、
大牟田市の「景観重要建造物」なるものに指定されており、文化財と
化してるようです。
鉄橋には何かの配管も通ってますが、コレは後で明らかになります。
廃線跡を如何に活用するかはソノ自治体によって扱いが分かれる所
であり、大牟田市でも文化財として保存する方向性のようですね。
鉄橋を下から見てみると、やはり複線用の構造ではあるものの、片方
だけ塗装がキレイに直してあるのが分かりました。…恐らく末期には
輸送量が減って、単線で運用されてたのかも知れません。
…そして鉄橋を渡り終えた対岸(道路は少し離れた橋へ迂回する)に
行ってみたら階段で築堤の上に上がれるようなってました。
つまり入っても構わないって事?コレは意外な展開です。
歩きやすいようにと言う事か、ゴム製のマットが敷いてあります。
しかし自転車でも大丈夫なのか?…ぃゃ、それならスロープなども整備
されてる筈であり、ココは「歩行者専用なのだろう」と判断しました。
廃線跡に近い道路を通って行けば迷う事もナイので、そのまま走って
行くと、また炭坑跡の櫓が出てきました。万田坑の跡ですね。
この付近に同じ万田と言う名前の駅があった事になるんですが、現状
ではよく分かりませんでした。万田坑自体は線路の反対側になるよう
なので、また少し迂回して見に行く事にしましょう。
※→次回に続く
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No.722 鉄道廃線跡を探る