新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

2001年 紀勢線一周の旅 ①

2021/05/14(Fri)

さてココで回数の水増し…最近ウケのいい「乗り鉄タイムトラベル」
のネタを挟む事に致しますクラ駅長です。

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今回の旅は2001年だから丁度20年前です。何を思ったのか日帰り
紀勢線を一周してみようと言う事で、早朝の奈良駅から旅に出た
記録が残っておりました。

この辺りは「写ルンです」ではなく当時の機種フィルム用コンパクト
カメラで撮ったようで、日付が入っております。同年の9月18日ですか。

当時はJR奈良駅から徒歩5分程度の所に住んでおり、まだ高架化
される前の同駅が最寄駅でした。
この駅舎は少し脇に移築され、現在も観光案内所として健在です。

普通列車を乗り継ぐ旅ですが青春18きっぷではなく普通乗車券です。
西日本東海境界となる新宮まで買ったのを覚えてますわ。

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まず桜井線回りで高田へ向かいます。「万葉まほろば線」と言う路線
愛称は当時からあったんだっけな?間合い運用か珍しく103系の
後期型
でしたが、ホームの行先表示間違った物を表示しています。

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高田和歌山線に乗り換えです。奈良色105系国鉄末期から
の車両なので、当時もコレが当たり前。てかつい最近までソレほど
変わらない光景が見られたと言うのが恐ろしい話です。

平日の7時台と言う事で通学ラッシュ時間帯でした。女の子の
制服からして五條市智弁学園だな。…高校野球の常連校ですが
意外と辺鄙な所にあるんです。

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その五條4両編成のうち後ろの2両切り離されました。…作業に
伴って10分近く停車するので、ホームに降りて食料を調達します。
朝が早いから、どうせ何も食べずに出てきたんでしょう。

国鉄末期における奈良県内駅弁取扱駅は、奈良吉野口2駅
のみとなっており、正式な駅弁ではナイようですが当地の名物である
柿の葉寿司を買ってます。

…今回は以後も矢鱈駅弁が出てきますよ。20年前だから28歳か。
消化器系の処理能力も今とは全く違ってたと思われます。

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和歌山から、いよいよい紀勢本線に入ります。

113系阪和色ですか。詳しい経緯は知りませんが概ね初期型
の車両が集められており、後に冷房化されたグループですね。
5000番台と言うよく分からない分類になってました。

和歌山駅弁小鯛の雀寿し。…先程の五條から1時間経って
ナイと思うんですが、我ながら元気ですね。

いいお天気の中、長距離路線国鉄型の車両で走る。心地いい
乗り鉄の旅が出来そうな気がしてきました。

→次回に続く



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No.775 乗り鉄タイムトラベル