四国巡礼の旅 ①…事始め
2021/06/11(Fri)
そんな感じで日和佐駅の駅ノートは、2日目の朝8時に描き終えて
しまいました。このまま帰るのも時間的に勿体無いので、当地にある
四国八十八箇所の札所の1つである薬王寺に参拝する事にします。
…そして些か中途半端ではありますが、ココから四国八十八箇所の
札所巡りを開始する事にしましたクラ駅長です。
長くなるので説明は簡単に済ませますが、四国島内にある弘法大師
(空海)に縁のある88ヵ所のお寺を巡るんですよ。ぇ、簡単すぎ?
概ね室町時代頃に確立されたらしく、徒歩しか交通手段の無かった
頃には正に修行の旅だった事でしょうが、現代では自動車もあれば
鉄道もある。平時ならバスツアーなども盛んに行われています。
当然に私も基本的には車で回る積りだし、ソレほど確たる信仰心も
ありません。何となく「そう言う物が目の前にあったら制覇したくなる」
と言うだけの軽い気持ちなのですが。
続きはまた、別の各寺院の回にも分割して入れて行く事にしましょう。
…と言う事で薬王寺に行ってみました。23番目の札所だそうな。
日和佐はソレほど大きな町ではナイので、駅の裏手の山の麓にある
感じでしょうか。線路を跨ぐ跨線橋に登れば見える距離です。
ココでお寺の歴史や由緒を細かく解説しても読んでて飽きるだろうし、
私もソレほど勉強してるワケでもなく、殆どWikipediaからの丸写しに
なる事は明白ですので、目に付いた風景のみ紹介して行きますよ。
建物は概ね江戸時代以降の物でしょうか?…奈良に住んでる者から
すると新しく感じます。
入った所から石段が始まっており、まず女性の厄年に因んだ33段、
その上に男性のソレと同じ42段になってるそうな。
…1段上る毎に1円硬貨を置いていくと言うのは初めて知りました。
後で寺務所に寄ると、1円玉に両替出来る旨の案内もありましたね。
本堂の奥手に瑜祇塔と言う建物があります。新しい物ですが目立つ
デザインなので町のランドマークにもなってる感じです。
では最初なので、まず寺務所で御朱印帳を買いました。
…経験上知ってますが、寺なんて早ければ朝7時には開いてます。
ぁ、四国八十八箇所では「納経帳」と言う表現が正しいようです。
正式には参拝したら御本尊の前でお経を上げて、その証明を貰う
物ですからね。単なるスタンプラリーではありません。
色々と種類がありますが、88ヵ寺のページが予め決まってる物がいい
でしょう。四国にはコレと別に「番外の札所」が20ヵ寺あり、88+20で
108…人間の煩悩と同じ数になるそうな。
先日の鯖大師本坊はコノ番外札所に含まれます。…納経帳は別に
なるようですが、貰ってくりゃ良かったな。まぁまた行けばいいや。
と言う事で御朱印を頂きました。基本的には御本尊の名前か、本堂
の別称(〇〇殿など)を真ん中に書きます。…ココは薬王寺と言う事で
薬師如来が御本尊なのですが、梵字と「厄除薬師」なのかな?
ちなみに謎のウイルスが流行る少し前は「御朱印ブーム」なる物が
あって、奈良で観光の仕事をやってても集めてる人を多く見ました。
…お寺の方でもサラサラっと書くだけで500円とかの売上になります
から、矢鱈と種類を増やしたり平成最後だの令和初だのと限定品を
作って金儲けに勤しんでたようです。
そしてココから鳴門方向へ帰るワケですが、折角なのでもぅ1箇所、
隣の22番札所である平等寺と言うお寺へも行っておきましょう。
カーナビによると約19kmか。
四国八十八箇所の「遍路道」は、四国をほぼ一周する感じで総延長
が約1,100kmあります。…平均すると約12.5km毎に札所がある事に
なりますが、近い所なら数百mだし、まぁ色々なんでしょう。
山間の静かな村落にある感じの小さなお寺でした。いわゆる観光寺
以外の所の方が、落ち着いてお参り出来そうですね。
…ちなみに私は関西一円に札所が散っている「西国三十三箇所」も
過去に回った事があるんですが、メジャーな所では京都の清水寺
なども含まれており、御朱印なんか完全に流れ作業ですわ。
山門には1対の仁王様(金剛力士像)が居ましたが、謎のウイルス
のせいでマスク着用です。…ぃゃ、そのぐらい法力で弾き返せよ。
こちらも33段と42段の階段があり、上の方に見えるのが本堂です。
手前が弘法大師を祀る大師堂ですね。四国のお寺には大抵コレが
あるようです。
…木村社員なら部屋に1枚ぐらい社長の写真があるのと同じだ。
番号続きの札所なので、薬王寺の隣のページに書いて貰います。
こちらも御本尊は薬師如来ですね。
薬師如来は東の方に居られて、人生の始まりの時に薬を持たせて
送り出して下さる仏様。「遣送仏」と言う役目を担います。
ココから鳴門までにも幾つかの札所がありますが、今回は初めて
なので欲張らず2箇所だけにしておきましょう。まだまだ機会はある
と思いますし。
…と言う事で1週間ほど普通に仕事をして、また四国へ行く事に
なりました。今まで空白地帯だった香川県で、遂に駅ノートの存在
が確認されたらしい。事実なら放置出来ない事態です。
ソレと併せてアレやコレやと考えたら、こちらも四国をほぼ一周する
羽目になりそうな気がしてきましたが、適当にお楽しみに。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
しまいました。このまま帰るのも時間的に勿体無いので、当地にある
四国八十八箇所の札所の1つである薬王寺に参拝する事にします。
…そして些か中途半端ではありますが、ココから四国八十八箇所の
札所巡りを開始する事にしましたクラ駅長です。
長くなるので説明は簡単に済ませますが、四国島内にある弘法大師
(空海)に縁のある88ヵ所のお寺を巡るんですよ。ぇ、簡単すぎ?
概ね室町時代頃に確立されたらしく、徒歩しか交通手段の無かった
頃には正に修行の旅だった事でしょうが、現代では自動車もあれば
鉄道もある。平時ならバスツアーなども盛んに行われています。
当然に私も基本的には車で回る積りだし、ソレほど確たる信仰心も
ありません。何となく「そう言う物が目の前にあったら制覇したくなる」
と言うだけの軽い気持ちなのですが。
続きはまた、別の各寺院の回にも分割して入れて行く事にしましょう。
…と言う事で薬王寺に行ってみました。23番目の札所だそうな。
日和佐はソレほど大きな町ではナイので、駅の裏手の山の麓にある
感じでしょうか。線路を跨ぐ跨線橋に登れば見える距離です。
ココでお寺の歴史や由緒を細かく解説しても読んでて飽きるだろうし、
私もソレほど勉強してるワケでもなく、殆どWikipediaからの丸写しに
なる事は明白ですので、目に付いた風景のみ紹介して行きますよ。
建物は概ね江戸時代以降の物でしょうか?…奈良に住んでる者から
すると新しく感じます。
入った所から石段が始まっており、まず女性の厄年に因んだ33段、
その上に男性のソレと同じ42段になってるそうな。
…1段上る毎に1円硬貨を置いていくと言うのは初めて知りました。
後で寺務所に寄ると、1円玉に両替出来る旨の案内もありましたね。
本堂の奥手に瑜祇塔と言う建物があります。新しい物ですが目立つ
デザインなので町のランドマークにもなってる感じです。
では最初なので、まず寺務所で御朱印帳を買いました。
…経験上知ってますが、寺なんて早ければ朝7時には開いてます。
ぁ、四国八十八箇所では「納経帳」と言う表現が正しいようです。
正式には参拝したら御本尊の前でお経を上げて、その証明を貰う
物ですからね。単なるスタンプラリーではありません。
色々と種類がありますが、88ヵ寺のページが予め決まってる物がいい
でしょう。四国にはコレと別に「番外の札所」が20ヵ寺あり、88+20で
108…人間の煩悩と同じ数になるそうな。
先日の鯖大師本坊はコノ番外札所に含まれます。…納経帳は別に
なるようですが、貰ってくりゃ良かったな。まぁまた行けばいいや。
と言う事で御朱印を頂きました。基本的には御本尊の名前か、本堂
の別称(〇〇殿など)を真ん中に書きます。…ココは薬王寺と言う事で
薬師如来が御本尊なのですが、梵字と「厄除薬師」なのかな?
ちなみに謎のウイルスが流行る少し前は「御朱印ブーム」なる物が
あって、奈良で観光の仕事をやってても集めてる人を多く見ました。
…お寺の方でもサラサラっと書くだけで500円とかの売上になります
から、矢鱈と種類を増やしたり平成最後だの令和初だのと限定品を
作って金儲けに勤しんでたようです。
そしてココから鳴門方向へ帰るワケですが、折角なのでもぅ1箇所、
隣の22番札所である平等寺と言うお寺へも行っておきましょう。
カーナビによると約19kmか。
四国八十八箇所の「遍路道」は、四国をほぼ一周する感じで総延長
が約1,100kmあります。…平均すると約12.5km毎に札所がある事に
なりますが、近い所なら数百mだし、まぁ色々なんでしょう。
山間の静かな村落にある感じの小さなお寺でした。いわゆる観光寺
以外の所の方が、落ち着いてお参り出来そうですね。
…ちなみに私は関西一円に札所が散っている「西国三十三箇所」も
過去に回った事があるんですが、メジャーな所では京都の清水寺
なども含まれており、御朱印なんか完全に流れ作業ですわ。
山門には1対の仁王様(金剛力士像)が居ましたが、謎のウイルス
のせいでマスク着用です。…ぃゃ、そのぐらい法力で弾き返せよ。
こちらも33段と42段の階段があり、上の方に見えるのが本堂です。
手前が弘法大師を祀る大師堂ですね。四国のお寺には大抵コレが
あるようです。
…木村社員なら部屋に1枚ぐらい社長の写真があるのと同じだ。
番号続きの札所なので、薬王寺の隣のページに書いて貰います。
こちらも御本尊は薬師如来ですね。
薬師如来は東の方に居られて、人生の始まりの時に薬を持たせて
送り出して下さる仏様。「遣送仏」と言う役目を担います。
ココから鳴門までにも幾つかの札所がありますが、今回は初めて
なので欲張らず2箇所だけにしておきましょう。まだまだ機会はある
と思いますし。
…と言う事で1週間ほど普通に仕事をして、また四国へ行く事に
なりました。今まで空白地帯だった香川県で、遂に駅ノートの存在
が確認されたらしい。事実なら放置出来ない事態です。
ソレと併せてアレやコレやと考えたら、こちらも四国をほぼ一周する
羽目になりそうな気がしてきましたが、適当にお楽しみに。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.803 軽トラック運転日報