新・駅長日誌Ⅱ

さて香川県ですが、屋島駅のノートは夜にホテルへ入ってから描く
と決めましたので、日中のうちに近隣の四国札所を幾つか回って
おく事に致しますクラ駅長です。



この付近で近いのは、84番の八栗寺と85番の屋島寺です。

…八栗寺へ行くには山の麓からケーブルカーに乗るワケなんですが
ココは自分の乗り潰しの他に木村鉄道の社員旅行でも乗ったので、
もぅ簡単にのみ済ませる事にしましょう。

相変わらず独特なデザインの車両ですね。昔の人が想像図として
描いた「未来の超特急」みたいな形をしています。…前回に乗った
時とは色が変わったようで、赤と青の２色になってました。



山の上にあるお寺なので、境内はソレほど広くありませんが、背後の
切り立った山が「行場」の雰囲気を高めていますな。

…往路のケーブルカーで老人客の団体と乗り合わせたので、御朱印
も少し待たされました。普通は本堂などにお参りしてから頂く物
だろうに、担当者を決めて先に納経場へ出しに来るとか反則じゃね？



ケーブルカーは15分毎の運転なので、復路はコイツらと同席しない
ように１本遅らせて乗りました。…ソーシャルディスタンス以前に私は
人が多くて喧しい環境が苦手です。

下って行くと目前に見えるのが屋島半島ですね。ココも切り立った
山の上に札所のお寺（屋島寺）があるので、過去にはケーブルカー
で登ってたワケですよ。…少し前に廃線跡を見に来たばかりです。

そんな感じで私は今回も車で屋島ドライブウェイを登りつつ屋島寺に
到着しました。普通なら駐車場も（拝観料も）無料な所が多いんですが
ココの駐車場は観光エリアも兼ねてるので有料です。



屋島寺も山の上にありますが、完全な山頂に近いのか視界は開けて
います。…小型犬を連れた参拝者の女性（お遍路さんではなく観光客
らしい）が居たんですが、コレはアリなのか？

こちらも先日屋島ケーブルの廃線跡と同時に来たばかりなので簡単
に済ませますが、タヌキに関する伝説があるので境内にはタヌキを
祀った御堂もありました。

…霧で道に迷った弘法大師を道案内した？弘法大師（空海）は各地
の民間伝承の中に最も多く出て来る人物じゃないかな。
「杖を突いた所から水が湧き出て出来た井戸」とか幾つある事やら？



そんな感じで夕方になり、１泊目はルートイン高松屋島です。
当日中に屋島駅へ貼りに行く分の絵を描き、早朝にコレを貼ったら
２日目は高松駅からスタートですよ。

…繰り返しになりますがホントにあったら平日の朝ラッシュの時間帯
に当たってしまう事になり、些かソレが心配ですね。

※→次回に続く

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