新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 松尾寺

2021/09/26(Sun)

そんな感じで初めて軽トラックによる車中泊の一夜が明け、再び
松尾寺駅にやって来ましたクラ駅長です。

5時に起きて日々のブログの更新や荷台の整理などを終えても、
まだ6時過ぎですな。ホテルならもぅ少し寝てしまう朝食の時間も
必要なので、ココまで早くなる事はナイんですが。
 
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先述のように駅名は「まつのおでら」と読みます。恐らくは開業当時
から残る木造駅舎の駅ですが、現在は無人駅でした。

そしてココは同名の寺院の最寄駅なのですよ。…西国三十三霊場
札所の1つです。

過去に2回参拝しており何れもだった筈なんですが、ソノうち1回
歩いてたおじさん同駅まで送ってあげた記憶があるんですよ。
…しかし駅に関する記憶全くありませんでした。

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古い駅舎ですが適度にリフォームされてました。広々とした待合室で、
左の画像の手前側にテーブルがあります、上手くベンチに近付ければ
ココで絵を描くのも可能でしょうね。

駅務室部分には日本茶が頂けるカフェが入居してますが、コレまた
緊急事態宣言で店内飲食は休止中のようです。

…尤もこの時間では営業時間外なので入店叶いません店内の
画像窓越しに撮影した物です。

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詳しく調べてみると、やはり開業当初からの駅舎で大正11年の建築
である事を示す財産票が付いてました。

最近の傾向として同駅文化財指定を受けており、古い建物なので
何度か映画のロケにも使われているようです。
…しかし厳密にはJRから舞鶴市譲渡された建物なんだそうです。

そして国鉄時代の物と思われる連絡用の黒板が残されていました。
「専貨」として2本の列車番号らしき数字がありますが、過去には
ココから舞鶴港ガラス工場までの貨物線が分岐してたそうな。

それにしてもゴミ箱灰皿ありません。そしてトイレも先述のカフェ
の店舗内にあるらしく、営業時間外は使えないのが難点ですね。

ゴミの量「グーンと」増えたのか。そう言えば昨夜泊ったコンビニ
にもゴミ箱無かったな。

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スロープを併設したユルい階段を登るとホームです。過去には交換
設備があったようなんですが、現在は撤去されて棒線構造のホーム
になっています。

竹製の花活けはココを管理するNPO法人の方が用意した物でしょう。
後にコレも絵のネタになります。

あと一部情報では駅猫が居る事になってるんですが、当日は見かけ
ませんでした。…カフェが開いてたら事情は違ったかもな。

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駅ノート今年の4月から置かれたようで、この地域では最新です。
元々京都府設置駅少なかったので、今後の楽しみも増えました。

ケンさんは流石に行動が早い方ですが、一番乗りは誰か?と言う事
は私も特に気にしてません。ただ情報を元に後に続く場合、嫌ってる
筈の私
のは参考にするなよと。…ソコはプライドを持て萌え絵師ども。

ともあれ私の絵は、先程のユルい階段と竹筒を見てたら思い付いた
のが「流しそうめん」だったので、右の感じです。

ぱの呆れながらも箸と麵つゆを持って食べる気満々ですね。

そんな感じで描き終えたのが8時半頃でした。…早起きしたので眠い
んですが、時間があるのでもぅ1箇所寄ってから帰る事にします。

→次回に続く



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No.910 駅ノートの記録