新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

由岐③ おまけネタ

2022/10/20(Thu)

20221020i.JPG
何日か前の事ですが、軽トラック
走行距離58,000kmを迎えました
クラ駅長です。

昨年の4月8,000kmだった物を
買ったので、約1年半50,000km
走った事になります。

…やはり駅ノート各地へ出掛ける
のが主たる要因でしょう。

同じ事をセドリックでやってた場合、こちらの走行距離30万kmを
越えてる計算になります。…古い車なので壊れる部品がナイかも
知れず、やはり乗り換えて正解だったなと思いました。

さて牟岐線由岐駅駅ノート3巡目を描いたワケですが、続けて
「おまけネタ」としてソレに先立って見てきた田井ノ浜臨時駅の様子
も紹介しておきましょう。

20221020a.JPG 20221020b.JPG

由岐駅から田井ノ浜駅までは直線で800m程度湾曲した道路
通っても約1kmの距離です。

付近一帯が海水浴場になっており、駐車場も設けられています。
…とは言っても道路脇の林を抜けた部分砂利を敷いただけ
簡素な物でしたが。

海水浴場の入口に、駐車禁止の道路標識横倒しの状態で放置
されてました。…7月~9月に限って有効な旨が追記されています。
…この状態なら標識無効と考えてイイんでしょうか?

20221020c.JPG 20221020d.JPG

私も海水浴の経験は殆どありませんが、遠浅で泳ぎやすそう
海岸と、掃除すればキレイであろう砂浜が広がっています。
付近にはトイレやシャワーなどの設備も作られていました。

…通常なら7月下旬から8月下旬頃に開放されてるようですが、先述
のようにコロナ禍の影響で、一昨年以降海水浴場として営業して
おらず
、それに伴って臨時駅の営業無かったようです。

20221020e.JPG 20221020f.JPG

牟岐線の同区間は戦前には開通してましたが、田井ノ浜駅開業
昭和35年の事です。

変わった形をした2階建ての建物は上が海水浴場の監視塔になって
います。…下は切符売場にも見えますね。国鉄時代なら由岐駅から
駅員さんが出張してきて乗車券の販売を行なってた事でしょう。

当時から海水浴シーズン限定臨時駅です。ホームから単線の線路
を挟んだ反対側の道路入口踏切なく砂浜側からしか出入り
出来ないと言う特殊な構造になっています。

…現在は牟岐線の駅にもナンバリングが為されていますが、ココに
駅番号無く路線図からも省略された扱いなのですよ。

20221020g.JPG 20221020h.JPG

そんな田井ノ浜駅の脇に「故森口幸夫先生像」と言う銅像が立って
ました。…御当地出身の人物で、漁師から政治家になって地元の
発展に尽力した人物のようです。

ソレはいいとして、何もこんな夏季限定の駅前建てる事もナイ
思うのは私だけでしょうか?…しかもココ数年はマトモに営業して
ないとなれば、森口先生もさぞ寂しかろう

通常なら牟岐線の日和佐と由岐を描いて、夕方ぐらいフェリー
和歌山へ渡って帰る予定にしてたんですが、思いがけず阿波大宮
駅ノート復活してるのを発見してしまいました。

四国へはあと1回来る予定があるんですが、次回は鉄道利用
算段なので今回のうちに片付けてしまう事にしました。急遽の追加
と言う事で、高徳線阿波大宮駅に向かいます。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1299 駅長が見た風景

日和佐③ おまけネタ

2022/10/18(Tue)

そんな感じで牟岐線駅ノート3巡目ですが、沿線の中程にある
日和佐駅を描き終えましたので、今回も同駅に関する「おまけネタ」
を紹介して参りますクラ駅長です。

20221018b.JPG20221018a.JPG

日和佐ランドマークと言えば、駅より山手の方向にある薬王寺
瑜祇塔を紹介しましたがもぅ1つ、町の中心地から少し離れた海側
日和佐城の天守閣があります。

…調べてみるに城の縄張りも過去に存在した本物とは違うし、天守閣
昭和に入ってソレらしく復元されただけの物なんですが、カナリ
長い間臨時休館の扱いになってるんですよ。

感染症対策による物かと思ったら、それ以前に屋根瓦の不具合
見つかったとの事でして、もぅ3年以上は経ってると思われます。

修理する積りがナイのか、完成した途端にコロナ禍になったかの
どちらかなのでしょう。…そう言えばに入居している観光案内所
閉まったままですね。コロナを言い訳サボってるような気もします。

20221018c.JPG 20221018d.JPG

そして駅ノートですが、前回の私の絵左のような感想を書いて
下さってる方がありました。…「したくなる」ではなく実際に応援して
下さればイイと思うんですが、取り敢えずありがとうございます

また日和佐と言えばNHKの朝の連ドラ「ウェルかめ」の舞台になった
町でもあるんですが、同番組の放送は2009年の事なんですね。

アレは確か年に2本ずつの筈だから、もぅ20本以上前と言う事になり
ますか。今更覚えてる人も少ないと思われますが、ドコまで引っ張る
んでしょう?…町興しと言うのも大変だな。

20221018e.JPG 20221018f.JPG

観光案内所閉まってますが、駅前には花を植えたプランター
置かれており、キレイに整備されています。こう言うのはJR本体
の管理ではなく地元のボランティアさんの手による物でしょう。

…私も家が駅前とかなら、老後の楽しみとしてでも植えて駅ノート
の管理とかしてみたい所ですが、2kmばかり離れた実家の最寄り駅
には残念ながらソレほどの思い入れありません

20221018g.JPG 20221018h.JPG

朝から2時間程度居ましたので、上下各1本ずつの列車を見る事
が出来ました。

下りの牟岐行き通学時間帯と言う事もあってか1000型の2両編成
です。車掌さんが乗務してるので「ワンマン」表示はありません

続いて来た上りの徳島行き1500系の単行ワンマン運転でした。
特急「むろと」早朝の徳島行き夜間の牟岐行きと言う事で
滅多に見れないし、他所者が使うのにも不便ですね。

20221018i.JPG 20221018j.JPG

と言う感じでダイヤの薄い牟岐線の事、並行して走る徳島バス
高速便との提携が取られています。

阿南~浅川の駅のうち、高速バスが停まる相互駅間ではJRの
乗車券や定期券でもバスに乗れると言う事になってるようでした。
JRの発車時刻表にもしっかり載ってる所がミソですね。

利用はバスに空席がある場合に限られるようですが、ココから
「大阪行き」とか、ホントに鉄道だったら大笑いな運転区間です。

高松スイッチバックすんのか?是非とも2700系辺りの新型特急
山陽本線をぶっ飛ばして来て欲しいもんです。

では続いてもぅ1箇所の設置駅となる由岐へ向かいましょうか。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1297 駅長が見た風景

宍喰③ おまけネタ

2022/10/11(Tue)

…と言う事で阿佐海岸鉄道駅ノートも無事に3巡目を描き終える
事が出来ましたクラ駅長です。

後半で描いた宍喰駅同社の要衝となる有人駅なので、色々と見る
べき物が多いんですよ。順に紹介して参りましょう。

20221011a.JPG 20221011b.JPG

まず窓口前矢鱈と数多く駅スタンプが置かれています。
恐らくは元の始発駅だった海部駅の物もあると思われますが、図案
の中に「200円」などの値段が組み込まれている物もありました。

…コレは何なんでしょうね?例えば木札に捺して記念切符の代わり
にしてたとか、そんな用途だったのかも知れません。

そして木村鉄道の皆さん向けに、社長(木村)のサイン存在報告
もしておきましょう。末期社員旅行の行先として、同社選択肢の
1つに上がってたような気がします。

もぅ実現する事もナイかも知れませんが、現状のDMV社員旅行
の一行が乗り込んだら明らかに満席になる筈であり、貸切列車
仕立てる事は可能なのか?…とか考えてしまいました。

全線1閉塞だから、定期列車の直後追走するなら行けるかな?

20221011c.JPG 20221011d.JPG

そして同駅の高架下には、海陽町商工会議所宍喰支部が入居
しています。どの程度の量仕事があるのか不明ですが、14時
には店じまいして留守番の爺さん帰ってしまいました。

ぁ、その真向かいにテーブルと椅子があるので、駅ノートはココで
描く事が可能です。先述の通り海陽町林業木材加工が盛んな
町なので、木の風合いを生かしたフリースペースもありますね。

それはイイとして、入口の真ん前シニアカーが駐めてありました。
バイクや自転車で同じ事をすると「邪魔で非常識」とされそうな
所ですが、何故シニアカーだと許されるのか?

最初はココの事務所に居る人の物かと思ったんですが、暫くして
駅の事務室電話が掛かってきたんですよ。以下駅員さんの対応。

「はい、ああ…ありますね鍵?抜いてありますよ。」

…どうやらシニアカーをココに置いてDMVで出掛けた持ち主が、
鍵を抜き忘れてナイ心配になったようです。老人ってのは存在
そのものが迷惑ですね。こんな風にはなりたくナイ物ですよ。

20221011e.JPG 20221011f.JPG

そして木材加工と並んで竹細工御当地の名物の1つなのか、竹に
細かい模様で穴を開けた感じの照明器具が色々と並んでました。

20221011g.JPG 20221011h.JPG

ついでの事にフリースペースを見てると「木製軽トラハウス」なる物
広告もありました。…最近はYouTubeなどでも「軽トラックの荷台
家を建てて旅をする」系の動画が流行ってますよね。

木材加工が盛んな町だから、ココでも同じような物注文出来る
言う事なのでしょう。…しかし「68万円から」ですか。

コレでは私の場合、車の本体価格超えてしまいます。そして背が
高くなるから自宅のガレージ入りません

…てか何より「目立ちたくナイ」ので、私は現状の幌テントで充分
全てを幌の中に収納して、外観を変えないならアリかと思いますが。

ぁ、その家本体の重さってドレぐらいなのでしょう?
軽トラック最大積載量は概ね350kgですが、常にコレだけの荷物を
積んでる事になり、タイヤの空気圧などにも影響が出そうです。

20221011i.JPG 20221011j.JPG

そんな感じで全部の予定を終えて帰ろうとしたら、またフェリーの
出航時刻に対して中途半端なタイミングになってしまいました。

徳島港から自宅まで、なら3時間の所をフェリーだと和歌山まで
2時間、更に陸路2時間4時間掛かるのです。

今回はそのまま高速道路を帰る事にしましたが、僅かな距離ながら
徳島南部道と言う無料の高速道路増えてたので、ココも使います。
小松島から徳島自動車道へのアクセスが良くなりましたよ。

今回は1泊2日3駅を描きましたが、牟岐線にはあと2駅由岐
日和佐にも駅ノートがあります。

コレを描いたら牟岐線~阿佐海岸鉄道枚ずつ揃う事になるので、
1週間ほど空けて再訪する予定になっており、このブログでも続けて
紹介する事に致しましょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1290 駅長が見た風景