新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 那岐③

2022/01/17(Mon)

さて新たな報告です。既に年は改まってます昨年12月中旬の事、
同年最後駅ノート回りとして主として岡山県因美線~姫新線
各設置駅を回ってきましたクラ駅長です。

…今回は地図を入れるスペースが無くなりましたが、因美線には
那岐美作河井知和美作滝尾、そして津山を越えた姫新線
美作千代5箇所駅ノートの存在が確認されています。

いつものように途中の津山宿を取って、2泊3日の行程でした。

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…今回は東から順に行く事にして、まずは那岐からです。岡山県
メインですがココだけ鳥取県ですね。また早朝奈良を出て中国道
を西へ向かい、朝8時半には現地に着きました。

このぐらいの時間から始めるのが理想です。3日間だから時間的な
余裕はありますが、なるべく早めに終わらせましょう。

同駅の訪問3回目になりました。元は有人駅だったと思われる古い
木造駅舎の駅です。駅務室部分地元の公民館のような使われ方
をしており、朝からおばさん達喧しく集まっております。

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…何をしてるのか不明ですが喧しいので耳栓着用で臨みましょう。
ココは駅舎から独特な形の階段を登った築堤上に線路があります。
ホーム千鳥式の配置ズレてますね。

一説によると、雪深い地域ではラッセル車が撥ねる反対側の
ホーム掛からないよう、千鳥式のホーム配置が多いそうな。
12月の中旬とは言え、今回はイイお天気ですが。

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駅舎からホームへは一直線の階段が伸びており、木造の上屋
設けてあります。壁には同駅の歴史を紹介する感じで古い写真
新聞記事昭和7年開通時)のコピーなどが貼られています。

…一々覚えてなかったので、初めて見るように感じた写真も何枚か
ありました。右はココから岡山県境を越える物見トンネル開通時
の写真だと言う事です。

機関車8620型か。デフ板が未装着なのが昭和初期の特徴です。

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同駅駅ノート地元の方設置&管理してるようですが、駅舎内
に居るおばさん連中との関係は不明です。

…何の意味があるのか、さっきから腹から声を出さない(口だけの)
おばさん歌唱法「星影のワルツ」を合唱してますな。耳栓をしてて
も何故かよく聞こえます

前回の訪問去年の8月だったので1年4ヵ月振りと言う感じです。
以後の絵師さんの作品お馴染みの4名の方のがありました。

ケンさんが描いてるのは「タルマーリー」と言う地元で評判のいい
パンと地ビールのカフェです。…ココを描き終えるお昼前になる
から、私も後で寄り道してみましょう。

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…先に言ってしまうと後で回る設置駅全てがこの面子でした。
皆さんマトメて回ったんでしょう。考える事は似たようなもんです。

ノートが何故か、2冊並行して進んでるので並べて撮れば一石二鳥
な感じになってました。編集が要らなくて便利です。

と言う事で私も特徴的な階段を描きますが、同駅にはエスカレーター
エレベーター設備が全くナイのです。例えばこの階段壊さず
エスカレーターを設置しようとすると…。

調べてみると一般的な「1人用」の幅エスカレーターは、ステップ
の幅約80cmだそうで、色々含めると1メートルぐらいになります。
…ココの階段横の側溝を計ると幅が62cmでした。

また一般的なエスカレーター角度が30度なので、コレぐらいの
な階段には付けようがありません。…無理に設置したら私の画力
無さも手伝って、リアル猫サイズ変な物が出来てしまいました。

…まぁ漫画だからイイや

予想通り描き終えるお昼前になってました。続いては県境を越えて
岡山県に入った美作河井です。…「おまけネタ」を1回挟んで報告
する事にしましょう。

→次回に続く



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No.1023 駅ノートの記録