新・駅長日誌Ⅱ

和歌山から四国の徳島に渡り、札所の寺院２箇所と駅ノートを２駅
描いた所で初日が終わったワケですが、ココで初日に関するおまけ
ネタを挟んでおく事に致しますクラ駅長です。



まずフェリーですが、南海フェリーのホームページを見るに期間限定
で早朝と深夜の便に限って、乗航運賃と航送運賃が半額になると言う
キャンペーンをやってる事が分かったんです。

時間的に電車では港まで行けないor港から移動出来ない便に限られ
ており、自動車客向けなんでしょう。しかし「乗用車」とありますな。

…軽トラックは貨物車だから対象外なのだろうと思ったら、アッサリ
値引きして貰えました。窓口で車検証を見せて切符を買うんだから、
私が誤魔化したワケではありません。

よく分かりませんが得しました。道路を走るより安いでしょう。




四国十九番札所の立江寺へ参拝した後、周囲を見渡すと歴史のあり
そうな和菓子屋さんがあったので、おやつ代わりに柏餅を購入。

…鯖大師本坊の「さばせ大福」もそうですが、古くから人の集まる
門前町にはコノ手の歴史あるお店があるから楽しいもんです。

昔は当然、全てが徒歩旅行だった筈ですから、歩き疲れて休憩する
にも便利な環境が整ってたのだと思われます。こう言う文化は好き。



今回の駅ノートの１駅目は牟岐線の由岐でした。…近くに漁港があり
隣の駅は海水浴シーズンだけ営業する田井ノ浜と言う事で、要するに
海の近くなのです。

駅前には付近の高台や高い建物など、津波に備えての避難場所を
示した地図が設けられています。

…奇しくも前日に南太平洋のトンガ国付近で海底火山が爆発し、日本
でも太平洋沿岸で津波の恐れがあると報じられてたんすが、見た感じ
何の変化もナイ静かな海でした。

まぁ警報が出るレベルの津波が来るならフェリーとて運休でしょう。



由岐駅の建物もその１つになるのか、避難用の外階段には昭和21年
の昭和南海地震の時に津波が到達した高さを示すマークがあります。

更に「想定南海地震」として３メートル近い高さの所にも赤いマーク
が記されていました。…事実東日本大震災ではコレくらいの津波が
各地で観測されたワケですよね。

幸いな事に当日は予想されてた津波も来ず、駅前では猫が２匹ほど
寛いでいました。この程度ならドコの町内でも見られる風景ですが
取り敢えず１枚。…手前の子はペルシャ風の高級地域猫に見えます。



初日の２駅目は日和佐です。ココは駅前のロータリーが車の通行量
に比べて無駄に広く、駅前のホテルでもロータリー内の道路に対して
横向けに駐車する事が推奨されるぐらいなのですが…。

右のように出口の左折レーンのド真ん中に駐めてるコイツは何よ？
広いので物理的な邪魔にはなりませんが、厳密には違反でしょうね。

今回はココに２泊したので何度も駅前のロータリーに出入りしました
が、いつも誰かがコノ駐め方をしてました。もはや習慣なのでしょう。

翌２日目は更に南西へ進んで阿佐海岸鉄道の設置駅を回ります。
…DMVの乗車は３日目を予定してますが、本物を見るのは初めて
なので楽しみですね。

※→次回に続く

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