新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

阿佐海岸鉄道 DMV ④

2022/02/17(Thu)

…そんな感じで阿佐海岸鉄道DMVの続きですが、沿線の要衝
なる宍喰駅を過ぎ、続いては鉄道区間の終点となる甲浦駅に向かって
おりますクラ駅長です。

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小柄な車体なだけに、後ろ姿は何となく物悲しい感じがしないでも
ありません。しかしバスのダブルタイヤ内側線路幅とほぼ同じ
であり、コレが推進力となって進む事がよく分かると思います。

乗車当日は逆に写真が撮りにくいぐらいのイイお天気だったので、
高架上を進むDMVが低い建物の屋根に上手く落ちてました。

シルエットだけ見ると昔の軽便鉄道にあった片エンジン式の小型
気動車みたいですね。サイズ的にもソレに近い気がしますが。

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宍喰駅を出てすぐ、同社車両基地があった脇を通ります。
ココに留置されてるのが鉄道時代に使われていたASA300型気動車
廃止になった高千穂鉄道から来た車両です。

行く末がどぅなるのか気がかりですが、スペースがあるなら先述の
ASA100型連結した状態海部駅に置けばいいのにと思います。

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と言う事でDMV甲浦駅に到着。ホームに掛かる前に一旦停止して
徐行しながらモードインターチェンジに進入しました。

ちなみにこの便の乗客は、の他にお遍路さんの装束を来た男性
1人だけ。この人が甲浦で降りるらしく降車ボタンを押したので
運転席には「停車」のサインが出ています。

乗降客有無に限らず取り敢えず停まるようですが。線路バス
専用道みたいなもんだから、通過してると早く着きすぎるでしょう。

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そしてまた例の棒読みアナウンス阿波踊りBGMを経て約20秒
バスモードに変わります。鉄道→バスのモードチェンジでは運転士
さん車外に出る事はありません

そして半回転する形のスロープを降り、甲浦駅の停留所に到着です。
…見事に「バスが線路を走る」と言う珍しい区間乗り通しました

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駅舎から遠い方の乗り場に着き客扱いを行うと、運転士さん出入口
のバーリモコン操作して敷地外へ出ます。

ココから再び一般道を走って終点へ向かいます。
今回は「取り敢えず乗ってみる」と言うのが目的ですから、私も終点
まで乗り通す事にしましょう。

→次回に続く



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No.1054 乗り鉄日誌>第三セクター路線