新・駅長日誌Ⅱ

…高徳線の三本松駅が思いがけず空振りだったので、予定を繰り
上げて国道11号線を西へ向かい、高松市内に入った屋島駅に到着
しましたクラ駅長です。



ココは四国84番札所の屋島寺の最寄駅であり、源平合戦の「屋島
の戦い」の戦場になった海岸に近い所です。…前回は那須与一を
ネタに描きましたね。

駅前がロータリーになってますが屋島方面へ行く路線バスが入る
ので一般車の駐車スペースはありません。

…タクシーの待機場所が５台分ぐらいあるんですが、何度か来た
けどタクシーが常駐するのを見た事がナイ。で地元の方が送迎
待ちなどで駐めるので、私もココに置いてみました。



駅舎には観光案内所と地域振興スペースが入居しています。

観光案内所は謎のウイルスの影響で閉まってますが後者には
日中限定でボランティア老人と思われる人が常駐しており、ココに
POS端末があるので分類上は簡易委託駅になるのでしょう。

…２月中旬の事だったのでココにも雛人形が飾られてました。
こう言う施設に居てがちな気難しそうな爺さんが店番をしてますが
駐車スペースは上手い具合に爺さんの席から死角になります。



駅ノートは他の周辺駅と同様に高松駅が設置した物ですが、管理
はココで行われており、営業時間外は室内に入れてしまうようです。

…駅スタンプと一緒にケースに繋がれており、カウンターで立って
描く羽目になりました。絵師さんの作品とゆっくまーシールは右の
通り、今回のお馴染みさんばかりですね。



構内は２面３線の典型的な国鉄中間駅で、屋島が観光地に当たる
のか特急「うずしお」が停車します。

コレは四国に限った話ではありませんが国鉄末期に急行の格上げ
と言う名の特急の大安売りが始まり、ＪＲでは急行と言う種別がほぼ
絶滅状態ですから、昔で言う急行のイメージなのでしょう。

「特急＝新幹線」と考えれば「ヨンサントオ」以前のレベルじゃない？



絵の方は今回は、以前に廃線跡巡りとしても訪れた屋島ケーブル
の登山口駅の跡地を描いてみました。

のろの台詞に入れた通り、人気のある神社や寺院は昔から極端な
山の上にある事が多く、昭和初期頃から参詣目的のケーブルカー
やロープウェイが何本も建設される事になります。

…思ったより難しく色々と誤魔化してありますが、実物の駅ノート
では見本写真が横にあるワケじゃないから別にいいや。

２日目は三本松が空振りで２駅のみだったんですが意外と時間を
食い、ココで夕方になりました。このまま屋島の町に泊まります。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。