新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

下津井電鉄を探る ⑤

2022/04/09(Sat)

そんな感じで下津井電鉄廃線跡ですが、引き続き茶屋町~児島
第一期廃止区間(私が今適当に考えた呼称です)を電動自転車
走っておりますクラ駅長です。

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また不自然急カーブが出てきました。地図は平面なので集落を
除けた結果だろうと考えてたんですが、コレも地形に沿って線路を
敷いた結果だと分かりました。

やはり実際に走ると色々と見えて来るものですね。一般的な鉄道
ならカナリの小半径ですが、軽便鉄道車両が小さいので可能
だったのでしょう。

そして同区間で最も駅間が長かった所を経て稗田と言う駅跡に到着
しました。…ココは土地の幅が広いので、恐らく交換設備があった所
なのでしょう。駅跡の大部分公園になっています。

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茶屋町から10km近く走ってきて、ようやく下津井電鉄そのもの
説明書きに類する物が出てきました。

鉄道全国に普及して行った明治~大正期、国が手を付けない
ようなローカルな地域軽便鉄道ブームが起こり、昭和30年代
全盛期を迎えるも、自動車の普及で段階的に衰退した。

下津井電鉄に限らずドコでも大抵は同じような歴史を辿ってます。
平成に入っても残ってたのは珍しい部類でしょう。

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続いて柳田と言う駅跡が出てきました。この付近から現在の児島
の市街地に入る感じです。

ココにもレプレカ駅名票の横に看板があるので、何か鉄道ネタの
情報が拾えるかな?と思ったんですか、コレは付近の案内図か。

地元の方が恐らくはボランティア的に花壇などを整備して、
廃線跡サイクリングロード快適に走れるように努力されてる
事が伺えました。

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更に行くと自転車通行可能歩道橋が出てきました。
下を見ると水路に沿って両側に道路がある構造になっており、
ココを越えるための物のようです。

鉄道時代は勿論、普通に踏切と鉄橋だった所でしょう。歩道橋
の真下に水道管があり、コレも水路を越えています。地上では近く
渡れる所見当たらないので、歩道橋水路を越えます。

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段々と家並みが増えてきて、第一期廃止区間最後の駅となる
児島小川駅跡地に着きました。…センターラインが引かれて
結構な広さですがサイクリングロードです。

次の駅名「あじの」となってますが、コレが児島駅の事でして
開通当時は付近の地名から「味野」と言う駅名だったようです。

もう少しでソノ児島駅に着きますが、その前に毎週日曜日と決めた
「考えるシリーズ」の記事を挟みます。

→次回に続く



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No.1105 鉄道廃線跡を探る