新・駅長日誌Ⅱ

さて下津井電鉄の廃線跡を探る旅ですが、茶屋町から昭和47年に
廃止された児島までの14.5kｍ…第一期廃止区間を電動自転車で
走って、休憩がてらにＪＲ児島駅にやって来ましたクラ駅長です。

大雑把に全体の2/3ほど来た事になりますが、ココで一度茶屋町
までＪＲ瀬戸大橋線に乗って児島まで車を取りに戻る事にします。

…一気に走ってもイイんですが単調なので気分転換したかったのと、
車をココに置き直す方がホテルまでの帰路にロスが少ないと考えた
からなのですよ。



倉敷市の児島地区は最近「ジーンズの町」として観光PRを始めた
ようです。…要するに昔から紡績業や織物業が盛んな所で、一見
すると輸入品に見えるジーンズも殆どが国産なのだそうな。

デニムブランドの「Edwin」や「Bobson」も実は日本語の文字りだと
聞いた事があります（詳細はコメント掲示板で）。

駅前ロータリーの屋根にはジーンズパンツが何枚も吊るしてあり
ますが、どぅ見ても洗濯物にしか見えません。…ついでにココで
下津井から帰る時のバスの便も確認しておきましょう。



ＪＲ児島駅は２面２線の高架駅でした。
コンコースにも大きなジーンズが展示してあるのと、３月初旬の事
だったので、オリジナルっぽい雛飾りが残っていました。

…謎のパンダも居るし、よく分かりませんが楽し気な空間です。



同駅は言わずと知れた瀬戸大橋線の本州側の最後の駅です。
四国へ直通する列車は基本的にココで乗務員さんが交代するので、
特急を含めた全ての旅客列車が停車するようです。

…四国へは鉄道でも何度も行ってますが、児島駅から乗ったのも
初めてかも知れません。岡山駅では撮り難い快速「マリンライナー」
もココでは編成全体を上手く撮る事が出来ました。



赤いアンパンマン列車の特急「南風」が来ましたが、特急は茶屋町
に停まらないので、見送って次の快速「マリンライナー」を待ちます。



茶屋町まで途中の駅には停まらず、約10分で到着しました。

…下津井電鉄の同区間と比べると山の中をトンネルと高架橋で
直線的に結んでるので距離も短かいのでしょうが、下津井電鉄
だと何分ぐらい掛かったんでしょうね？

茶屋町駅ではパーク＆ライドが推奨されてるらしく、同駅で下車した
記録があるＩＣカードをコインパーキングの精算機に翳すと200円引き
になると言うサービスがありました。コレはもっと普及して欲しいぞ。

ではココから軽トラックを児島駅まで移動させ、廃線跡巡りの後半
に移る事にしましょう。

※→次回に続く

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