新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

南紀への旅2022 ①

2022/04/26(Tue)

謎のウイルス終息したワケでもナイのに蔓延防止ナントカ
だけは終わり外国戦争が始まると世間の関心一気に薄れた
気がしますクラ駅長です。

そして3月下旬になり、学校の春休みに入ると人出が多くなって、
私の休み減ってしまいました。…数少ない休日の中から1泊2日
を捻出して、駅ノート続きを回る事にしましょう。

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今回は久し振りに南紀方面です。このエリアは後発設置の駅が多い
ので数合わせの旅なんですが、初日那智見老津2日目印南
と言う感じで紀伊半島を半周する事にしました。

奈良から南紀方面へは吉野山脈を越える直線的なルートも幾つか
あるワケですが、駅ノートでは今まで通った事のナイ国道168号線
で行ってみましょう。

まず京奈和自動車道を走り、五條市から国道168号線に入ります。

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途中の城戸(旧西吉野村)にはバス専用道廃駅に置かれたノート
があるので、ココまでは日常的に来る範囲です。

国道168号線十津川村を経て和歌山県新宮市へ抜けるルート
であり、有名な「日本一長い距離を走る路線バス」もココを走ります。

計画途中工事が頓挫した五新鉄道も、開通してれば近いルート
を通ってたでしょう。…前半カーブが多く狭い箇所が多いので
前に大型車が付いてしまうと大変なんですよ。

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十津川村と言うのも、コレまた「日本一面積が広い村」として
知られています。同じ奈良県ではあるものの用事が無ければ殆ど
来ない所なので、久し振りに来ました。

村に入った所にある「道の駅」足湯がありました。恐らくコレも
天然温泉だとは思うんですが、実際の十津川温泉まで30km程度
村を国道で通り抜けるだけでも40km以上あるのです。

朝4時半に出てココまで3時間弱掛かったかな?開いたばかり
ようでしたが、先を急ぐ旅なのでノンビリ入ってるヒマありません

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このルート自体、久し振りに走ったんですがと比べれば道路状態
カナリ良くなりました。トンネル高架道路が集落より一段高い
位置に造られている所が多くなりました。

温泉地「谷瀬の吊り橋」などの観光地も一応はある所なので、
道が狭いままだと観光シーズン地元の人日常生活に困る
レベルで渋滞するんだと聞いた事があります。

朝の8時を過ぎてようやく県境を越え、和歌山県に入りました。

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そのまま進むと熊野本宮大社に至ります。この辺りなら新宮市
熊野市から路線バスで来る事も可能ですが、それでも海岸までは
30kmほど離れてるでしょう。

平安時代後期頃から都の貴族を中心に「熊野詣」が流行ったと聞き
ますが、貴族や皇族とは言え何日も仕事を休んで大丈夫だったん
でしょうか?…私なら上司の留守中好き勝手な事をやるわ。

そんな感じでようやく海へ出て、新宮から国道42号線那智勝浦町
へ向かいました。…もぅ来るだけ疲れかけてるんですが、頑張って
駅ノートを描きましょう。

→次回に続く



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No.1122 軽トラック運転日報