新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで紀伊長島漁港の朝市を見た後、紀勢本線の紀伊長島駅
にやって来ましたクラ駅長です。



…都会の感覚で見れば小さな駅ですが、特急「南紀」が停車する
この付近では主要な駅の１つでしょう。

乗務区が置かれていた運行上の拠点でもあるので、ココを起終点
とする列車もあるし、ダイヤによっては30分程度の長時間停車も
あります。…乗り鉄旅行者には楽しい所かも知れません。

駅舎にはカナリ古い（下手するとバブル期）感じの広告看板があり
ますが、昨年辺りからＪＲ東海では在来線特急の「ワイドビュー」
と言う冠を廃止したので、その部分が消されています。

「東京が近くなる」に続く３行目はココから「南紀+のぞみ」で移動した
場合の東京での最長滞在時間が書いてあるんですが、コレもダイヤ
改正毎に変わって行くものでしょう。

…ココまで来たら看板ごと変える方がスッキリすると思うんですが、
新型車（HC85系）のデビューまで引っ張る積もりなんでしょうか？



改札が１つと２面３線のホームがある典型的な国鉄中間駅です。
有人駅なのでみどりの窓口がありますが「寝台券・急行指定券」
にノスタルジーを感じますね。

その窓口は朝から夕方のみの営業なのですが…。

駅ノートが置かれている机を見た所、ケースやペンはあるのにノート
そのものが見当たらず、開いたばかりの窓口で訊ねると「夜間は
荒れやすいので回収するんです」との事で、すぐ出して頂けました。

何も考えずに来ましたが漁港で朝市を見てココに着いたのが丁度
9時40分。上手いタイミングではあったものの「それより早く来ても
描けない」と言うのは情報として覚えておく必要がありますな。

そして終了は18時45分と言う事か。夜遅く来ても描けませんよ。



駅ノートは前回と変わりなく２冊目の物が稼働しています。
以後の新規の絵師さんの作品として、ケンさんの物がありました。

…そして周辺３駅では、駅員さんが丁寧なコメントを返して下さる事
が知られていますが、中でも吉澤さんと言う方の字は独特ですね。
この方は履歴書やラブレターもこの字なんでしょうか？



駅前にはさんまの押し寿司を扱う「万両寿司」と言うお店があり、前回
はココで昼食を買いました。それとは別に御当地名物の大内山牛乳を
売る牛乳販売店があるので、今回はココで何か買ってみましょう。



定番のパック牛乳とバニラアイスクリームで。アイスクリームは先に
頂かないと溶けてしまうから、取り敢えずおやつ代わりに食べてから
作画に移りました。

…今回は朝市も見れましたがネタとしては初回に使ったので、初めて
描く駅舎と２軒のお店にしておきましょう。

やはり定番の買い物らしく、丁度青春18きっぷシーズンだったので
長時間停車する普通列車から降りた人も、途中下車して買いに行く
光景を見かけました。

今回も午前中一杯で描く感じでした。続いて尾鷲駅へ移動します。

※→次回に続く

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