新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 尾鷲③

2022/05/07(Sat)

…そんな感じで紀伊長島から約20kmバイパス道路経由で尾鷲市
まで移動してきましたクラ駅長です。

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周辺の町より規模は大きいけど、観光地少なく工場地帯な印象
だったんですが、これは後述する火力発電所のせいでしょう。

それでも熊野古道の伊勢路が通っており、漁港もあるので海産物
も多く水揚げされる町のようです。

尾鷲駅特急「南紀」が停車する主要駅です。確たる駐車場あり
ませんが、交番の前にある幾つかの枠を自由に使う事が出来ます。
…尤も送迎など一時的な利用に限っての話のようですが。

20220507c.JPG 20220507d.JPG

近くに高校があるので平日なら午後学校帰りの生徒さんで賑わう
所でしょうが、土曜日だったので駅は閑散としてました。

代わりにドコを歩いてきたのかハイキング老人のグループや
明らかに場違いなお洒落をしたアジア系の女の旅行客が居ました。
…やはりソレなりに観光需要もあったようです。

名古屋行きの特急「南紀」が着くまで2時間とか、変なタイミング
で来て老人長時間喋るし、外国人の女YouTube音を出して
見てるし…やはり駅ノート描きは平日の方が理想的だわ。

20220507e.JPG 20220507f.JPG

ココは窓口の営業時間が列車の発着に合わせて矢鱈と細かく
刻まれて
ますが、駅ノート中休みの間閲覧可能なようでした。

前回同じ物が置かれており、新規の絵師さんの作品ケンさん
のが1点あります。…大阪辺りからでも微妙に遠い場所なので、
なかなか訪問者も少ないようです。

20220507g.JPG何を描こうか?なかなかネタが
浮かばず、荷物を車に戻して町を
一周したりしましたが、税関
のPRポスターがある事に気が
付いたんですよ。

こんなポスターがあると言う事は
尾鷲の町税関の事務所がある?

…失礼ながら意外なイメージです。

港があるのは分かりますが基本的には漁港であり、貨物船などが
着いて品物の輸出入をしてると言うイメージが無かったので。

で実際に合同庁舎を見に行くと、小規模なんでしょうが税関の出張所
がある事が分かりました。

色々と調べた結果、尾鷲港重要港湾主要駅みたいな物か?)に
指定されており、1966年~2017年に掛けて火力発電所の燃料
なる原油直接輸入してたのだそうです。

南東側の海岸に中部電力火力発電所があり、大きな煙突
町のシンボルでもあったらしいのですが、現在は廃止され、跡地は
別の用途に再利用されてるそうな。

20220507h.JPGと言う事で今回は調べて分かった
一連の話を絵にしてみました。

木村鉄道には各種の鉄道制服
常備されてるので、ソレに関しては
のろも驚きませんが、税関職員の
制服ドコから調達したのか?

また本題と違う所に引っかかって
しまったようです。

ちなみに私の疑問は、国際港としての指定取り消されて実質的に
輸出入がゼロな港の税関に、ドノ程度の仕事があるのか?かな。

税関職員公務員でしょうから、税金の無駄なってなければ
イイのですが。

20220507i.JPG 20220507j.JPG

今回も頑張れば次の熊野市描けそうな時間配分ではありますが、
尾鷲ホテルを取ってあるので早めに休む事にします。

…些か古めのホテルですが、尾鷲ビジネスホテル少なくて
ココは2度目の利用になります。

設備が古いのは仕方ないとして、まだ4月だと言うのに何故か蚊が
多くて困りました。テレビの横に電気式の蚊取り線香が常備されてる
のも納得です。コレ使えば良かったな。

→次回に続く



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No.1133 駅ノートの記録