新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

ご近所付き合いについて考える

2022/05/22(Sun)

母親施設に入って約1年実家の片付けを始めて実際に住み
始めて約1か月が経過しましたクラ駅長です。

…先日、近所のお葬式があったんですよ。子供の頃からよく知ってる
おじさんなので連絡を受けて私も参列してきたんですが、今まで放置
してあった問題として、表題の件がある事を思い出しました。

ウチの実家田舎に古くからある農村に一角にあります。現在では
勿論「村」と言う行政区画ではありませんが、「地域」「町内会」ぐらい
の意味で「ムラ」と言う呼称を使うぐらいの所です。

だから都市部の住宅街に比べればご近所付き合いが濃い所でして、
ソレが私には面倒の種と言いますかね。

そもそも私は就職と同時に家を出て結婚するまでの10年近く
の所で暮らていました。そして結婚して暫くは実家に居たんですが、
離婚とともに出て行ってまた10年

尚且つ「平日の日中に働いて土日が休み」と言う堅気の仕事なんか
した事ナイから、何かの行事があっても滅多に出れないのですよ。
…だから「ムラ」の事は殆ど知りません

今までは私が居なくても両親が何とかやってたんですが、父親
死んだ時点で母親高齢であり、色んな事(回覧板とかゴミ捨て場
の当番とか)を免除して貰ってたようです。

私が今後、本格的に住むとなればソノ言い訳通らなくなります。
しかしゴミ捨て場の当番やってナイから、私もゴミ清掃工場
へ直接持参するようにして、ゴミ捨て場は一切使ってません

てか今だに事務連絡紙の回覧板葬式の告知スピーカー
による放送、自治会費の集金は決まった日に公民館へ持参する
と言う、原始的な方法に頼っています。

主たる層である老人使えない今時の手段使わないようです。

ぃゃ必要な会費なら払う事はやぶさかでナイんですが、その限定的
な集金方法は何とかならんのか?放送だって朝の10時にならないと
行われません。そんな時間まで居らんっちゅうねん。

…要するに「ムラ」の仕組みは「土日必ず休み、尚且つ専業主婦
隠居した老人が必ず家に居る」事を前提としてあるから困る

そんな家庭は最近減ってるだろうと思ったんですが、困った事に
意外とそうでもナイらしい。田舎ほど早婚で土着的ですから。

ともあれ昨年の4月辺りから最低限の事として農家関係(自治会
とは別)の回覧板は回しつつ、全ての事を無視して1年が経過
したので「この調子で行けるかな」と思ったんですけどね。

「今月から住みます」と言う事はドコにも公言してナイのに、家が
田んぼの真ん中で周囲からよく見えるので、シャッターが開いてる
とか電気が点いてるとかを見てる人が居るから、すぐに知られて
しまいました。なんちゅう監視社会か。

取り敢えず先述のお葬式の時に、母と一番仲がいいおばさん
事情を話して「住みますけど無理です」と言う事は納得して貰った
んですが、では何を言われてるか分かった物ではありません。

と違って専業農家殆どナイと思うんですが、実際に村の役員
的な仕事をしてる人は、専業主婦自営業定年後の老人ばかり
であり、自分も定年退職すれば可能っちゃ可能なんでしょうが、今の
会社
定年が72歳と言う恐ろしい状況です。

生まれた環境と言うのは自分でどうしようもナイ物ですが、もぅ
少し気楽新興住宅地とかだと良かったのにな。土地そのものは
好きなんですが、住んでる人間が嫌い故郷の村のお話でした。

→次回に続く



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