新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 金野②

2022/07/04(Mon)

では飯田線北部駅ノート2巡目に戻りますクラ駅長です。

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続いてが金野ですね。前回と同様なのですが、線路に近いルート
走る道路がナイので、電車なら1駅3分程度の所を大きく迂回して
現地へ向かいます。

今回は夏場なので凍結心配はナイものの、やはり駅に近付くに
連れて険しい道になってきました。路面が陥没してる所もあるし
落石も幾つか転がっています。

…前回はココセドリックで走ったワケですが、つくづく軽自動車向け
の道ですよ。

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上に挙げたカーナビが示した地図より更に奥へ走り、ようやく駅前
到着しました。…お天気が良すぎるので日向日蔭明るさ違い
すぎて困ります。

しかし駅前とは言っても色々でして、ココの駅前にはホントに何も
ありません。以前は駐輪場があったらしいのですが、撤去された
そうな。…こんな所に自転車で通ってくる人居るのか?

ホーム1本だけ棒線構造の駅です。…飯田線は元々「1つの
集落1駅」と言うコンセプトで作られてるので、個々の駅間距離
短かいのです。交換設備もソレほど多く必要ナイのでしょう。

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こちらの縦書き駅名票文字が消えずに残ってました。…ココは
線路の両側樹木に覆われており、陽当たりの問題でしょうね。

そして矢鱈と虫が多い!
人間が来ると寄ってくるのは何となく分かるんですが、コイツら
何故、目やカメラのレンズ付近に集まるのか?

鬱陶しいので今年初虫除けスプレーの登場です。…待合室
のないタイプで、駅ノートはココの片隅に置かれていました。

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秘境駅需要訪問者意外と多いようです。ノートの管理者不明
ですが、立ち寄った人が状況を見て必要なら追加してると思われ、
実は現行のノート(右端)前回に私が置いた物なのですよ。

…最初の設置者ではありませんが、自分が置いた物順当に使われ
てる事に、少しだけ感動しました。

絵師さん新規の作品確認出来ませんでしたが、秘境駅巡り
行路表を書いてる人が多い中に、磐越西線3駅駅ノートを管理
する七海類治さんの物を発見しました。

カナリ遠方ですが新潟県は私も巡回エリアに入れてますので、
そのうち訪問させて頂きます

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さて今回のネタですが、来る途中に通った駅から最も近い集落
「金野操り(あやつり)人形の頭」と言う解説看板がありました。

御当地「あやつり人形」は西洋式のマリオネットではなく、いわゆる
文楽人形のようです。…そりゃそうか。

文楽人形を使ってを上演する「人形浄瑠璃」が全国的に流行った
のは江戸時代中期の事だそうですが、ココでは更に古い時期から
上演されており、当時から残る人形の頭(かしら)付近の神社など
文化財として保存されてるらしいです。

…と言う事で今回は人形浄瑠璃に挑戦

最近は萌えキャラとコラボした文楽人形もあるらしいので、猫モデル
オリジナル文楽人形があってもイイじゃない製作費が幾らぐらい
掛かるのかは知りませんが。

「大人 悪乗りシリーズ」は私が個人的に好きなので頻度が増えた
んですが、てんはもぅ恐縮するしかない状況になってしましました。

1泊2日初日ココまでにして飯田市内1泊します。
続いてはココまでの「おまけネタ」を紹介する事にしましょう。

→次回に続く



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No.1191 駅ノートの記録