心霊ネタについて考える
2022/07/31(Sun)
…明日から8月と言う事で、夏らしくこのようなタイトルを思い付いて
しまいましたクラ駅長です。今回の内容は概ね、過去の記事でも
書いた覚えのある物が多い事をご承知おき下さい。…疲れてます。
てか、そもそも何故「夏=怪談話」なんでしょう?…例えば「先祖の霊
が帰ってくるお盆が近いから」と言う事だとすれば、それは仏教圏内
に限った話になりますよね。
他の宗教にも総て「お盆」みたいな観念があるのか否か知りませんが、
人は季節に関係なく死ぬものだと思うし、西洋圏のハロウィンは秋の
行事でしょう。…あれは「ケルト人の地蔵盆」だそうですが。
私は約20年前、初めてネットデビューしたのが怪談話や心霊スポット
の情報などを扱うサイトだったんですよ。
そんな事もあって心霊ネタはエンターテインメントとしては好きです。
有名な怪談本の「新耳袋」なんかも読破したし、最近だとYouTubeに
色々と上がってる心霊ネタの動画を見るのも好きなんですが…
しかし「幽霊や妖怪は実在するか?」と聞かれたら、全肯定でもナイ
と言うか、どうも怪しい感覚が残ってるんです。
まず先述の「新耳袋」の中に「板人形」と言うエピソードがあります。
ある夜、若者数人のグループが心霊スポットとして有名なトンネル
を探して車で走ってたんだそうです。途中に工事現場があって、
ガードマンのおじさんが赤い誘導灯を振って交通整理をしてました。
運転してた男がおじさんに、そのトンネルについて尋ねると「もう少し
先だよ」みたいな答えが返ってきたそうです。
…しかし行っても行っても見つからない。仕方なく引き返すと、先程
の工事現場まで戻ってきて、やはり赤い誘導灯が見える。
腹が立つので一言文句を言ってやろうと思ったら、おじさんの姿は
なく、板にガードマンの絵が描かれた人形が誘導灯を振ってるだけ
だった。…アレは幽霊だったのか?
ぃゃ、工事現場から彼等が引き返そうと決めた地点までドノ程度の
距離なのか知りませんが、何分かのタイムラグがあるんでしょ。
その間におじさんは勤務時間が終わり、自分の代わりに板人形を
セットして帰った可能性も否定出来ないと思うんです。
「あずき洗い」なんて妖怪も、夜中にその作業をしてた婆さんが
見間違えられただけかも知れず、紛らわしいけど迷惑な話よね。
続いて関西では有名な話なんですが、滋賀県内のある所に、有名な
「幽霊ビル」と言う建物がありました。
ホテルか何かを建設しようとして資金が無くなり、工事が中断した
ままになってる廃墟なのですが、こう言う場所は暴走族などの
溜まり場になったりするもので、ある時、結婚を控えた若い女性が
ココで乱暴され、殺されたか自殺したかと言う事件があったんです。
それ以来、周辺の道路などにウエディングドレスを着た女の幽霊
が出るようになったそうなんですが、ちょっと待て。
…確かに事件そのものは痛ましい話であり、被害者の無念は図り
知れない物があると思うんですが、死んだ瞬間はウエディングドレス
じゃなかった可能性が高いですよね。
しかも一口にウエディングドレスと言っても色々なデザインの物が
ありますよね。…女の幽霊はソノ数あるデザインの中から特定の
1着を選んで、尚且つワザワザ着た姿になって現れた事になります。
何とも器用な話じゃないですか。幽霊とはソコまで自由自在なのか?
また心霊写真と言うのも微妙な物が多いですね。言いたい事がある
から写りにくる割に、何故か中途半端な物が多い気がします。
「新耳袋殴り込み」と言うビデオのシリーズでは、心霊スポットと
される場所で「そんなもんなの?ハッキリ出て来いよ!」と霊を
挑発すると言うスタイルが斬新でした。
…でもオーブが若干増えたかな?と言う程度。例によって微妙です。
私は高校~大学と写真部だったから、取り敢えず「同じ状態を再現
するにはどぅすればイイか?」を先に考える癖があります。
…パソコンの画像加工ソフトによる画像処理が、専門家以外でも簡単
に出来るようになった昨今なら猶の事でしょう。
そんな感じで色々と考えてる事を書きましたが、私は怪談話のネタ
として幽霊遭遇率の高いタクシー運転手になって間もなく10年経つ
ワケなんですが、一度も出会った事がナイのよ。
…今は車内に防犯カメラもあるんだから、ソレらしいのを乗せたら
会社に帰ってすぐ検証出来ますわな。ご乗車お待ちしております。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
しまいましたクラ駅長です。今回の内容は概ね、過去の記事でも
書いた覚えのある物が多い事をご承知おき下さい。…疲れてます。
てか、そもそも何故「夏=怪談話」なんでしょう?…例えば「先祖の霊
が帰ってくるお盆が近いから」と言う事だとすれば、それは仏教圏内
に限った話になりますよね。
他の宗教にも総て「お盆」みたいな観念があるのか否か知りませんが、
人は季節に関係なく死ぬものだと思うし、西洋圏のハロウィンは秋の
行事でしょう。…あれは「ケルト人の地蔵盆」だそうですが。
私は約20年前、初めてネットデビューしたのが怪談話や心霊スポット
の情報などを扱うサイトだったんですよ。
そんな事もあって心霊ネタはエンターテインメントとしては好きです。
有名な怪談本の「新耳袋」なんかも読破したし、最近だとYouTubeに
色々と上がってる心霊ネタの動画を見るのも好きなんですが…
しかし「幽霊や妖怪は実在するか?」と聞かれたら、全肯定でもナイ
と言うか、どうも怪しい感覚が残ってるんです。
まず先述の「新耳袋」の中に「板人形」と言うエピソードがあります。
ある夜、若者数人のグループが心霊スポットとして有名なトンネル
を探して車で走ってたんだそうです。途中に工事現場があって、
ガードマンのおじさんが赤い誘導灯を振って交通整理をしてました。
運転してた男がおじさんに、そのトンネルについて尋ねると「もう少し
先だよ」みたいな答えが返ってきたそうです。
…しかし行っても行っても見つからない。仕方なく引き返すと、先程
の工事現場まで戻ってきて、やはり赤い誘導灯が見える。
腹が立つので一言文句を言ってやろうと思ったら、おじさんの姿は
なく、板にガードマンの絵が描かれた人形が誘導灯を振ってるだけ
だった。…アレは幽霊だったのか?
ぃゃ、工事現場から彼等が引き返そうと決めた地点までドノ程度の
距離なのか知りませんが、何分かのタイムラグがあるんでしょ。
その間におじさんは勤務時間が終わり、自分の代わりに板人形を
セットして帰った可能性も否定出来ないと思うんです。
「あずき洗い」なんて妖怪も、夜中にその作業をしてた婆さんが
見間違えられただけかも知れず、紛らわしいけど迷惑な話よね。
続いて関西では有名な話なんですが、滋賀県内のある所に、有名な
「幽霊ビル」と言う建物がありました。
ホテルか何かを建設しようとして資金が無くなり、工事が中断した
ままになってる廃墟なのですが、こう言う場所は暴走族などの
溜まり場になったりするもので、ある時、結婚を控えた若い女性が
ココで乱暴され、殺されたか自殺したかと言う事件があったんです。
それ以来、周辺の道路などにウエディングドレスを着た女の幽霊
が出るようになったそうなんですが、ちょっと待て。
…確かに事件そのものは痛ましい話であり、被害者の無念は図り
知れない物があると思うんですが、死んだ瞬間はウエディングドレス
じゃなかった可能性が高いですよね。
しかも一口にウエディングドレスと言っても色々なデザインの物が
ありますよね。…女の幽霊はソノ数あるデザインの中から特定の
1着を選んで、尚且つワザワザ着た姿になって現れた事になります。
何とも器用な話じゃないですか。幽霊とはソコまで自由自在なのか?
また心霊写真と言うのも微妙な物が多いですね。言いたい事がある
から写りにくる割に、何故か中途半端な物が多い気がします。
「新耳袋殴り込み」と言うビデオのシリーズでは、心霊スポットと
される場所で「そんなもんなの?ハッキリ出て来いよ!」と霊を
挑発すると言うスタイルが斬新でした。
…でもオーブが若干増えたかな?と言う程度。例によって微妙です。
私は高校~大学と写真部だったから、取り敢えず「同じ状態を再現
するにはどぅすればイイか?」を先に考える癖があります。
…パソコンの画像加工ソフトによる画像処理が、専門家以外でも簡単
に出来るようになった昨今なら猶の事でしょう。
そんな感じで色々と考えてる事を書きましたが、私は怪談話のネタ
として幽霊遭遇率の高いタクシー運転手になって間もなく10年経つ
ワケなんですが、一度も出会った事がナイのよ。
…今は車内に防犯カメラもあるんだから、ソレらしいのを乗せたら
会社に帰ってすぐ検証出来ますわな。ご乗車お待ちしております。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1218 ○○について考える