新・駅長日誌Ⅱ

では続けて、三岐鉄道西藤原の駅ノート（４巡目）のおまけネタを
紹介して参りますクラ駅長です。



自宅から同駅までは約136kmの距離です。…前回行った小浜線
の松尾寺より14km程度近い事になりますが、途中に奈良市内や
京都市内のような混雑する区間がナイので、より近く感じますね。

…しかし天理から伊賀方面へ抜ける名阪国道は、標高差の大きい
山岳国道で、冬場は積雪や凍結が頻繁に発生する地域なのです。

前夜から天気予報やライブカメラなどを何度も確認してました。

まぁ私の軽トラックは四輪駆動のスタッドレスタイヤだから特に
問題はナイでしょうが、何の装備もナイ者が混じると大変なので。



そんな感じで朝になり、取り敢えず出発したんですが、やはり最初
の登り坂で小規模な渋滞が発生していました。登坂車線まで一杯
に並んでますね。普段ならこんな事は滅多にナイんですが。

…私が通る直前に復旧したようですが、やはり事故があったようで
レッカー車で運ばれていく潰れた大型トラックを見ました。

名阪国道は見た目は高速道路に近い物ですが、制限速度60km/h
の一般道路です。…しかし殆どの車が80km/h近い速度で走るので、
流れに乗らないと逆に危ない。上級者向けの道路です。



国道25号線のバイパスである通称「名阪国道」が開通したのが
1965年の事だそうで、その時代が故なのか長いトンネルは少なく、
地形に沿って忠実に山を登り降りする線形の所が多いんです。

…天理から乗ってすぐ出てくる通称「オメガカーブ」がその代表格
でしょう。ココは事に下り坂での事故が多い所です。

暫く走って、標高500ｍ以上の地点で右のような風景でした。
雪が降ったと言っても奈良県では、道路が通行止めになるような
積雪は滅多にナイので、何とか現地まで行く事が出来ました。

さて今回は西藤原駅に簡易郵便局が併設されてると言う事で、
ココから現金書留を発送する事にしました。



毎年12月の下旬になると、長男と長女に少し早めのお年玉を
送ってるんですが、今年から長男は同居してるので直接渡せば
済む話であり、長女の分だけと言う事になります。

…しかし郵便局の窓口に座ってる爺さんが、耳は遠いわ手元は
怪しいわで、どうも心配なんですよ。聞くと「切手を貼らずに投函
して本局のチェックに引っ掛かり自腹で払った」事があるそうな。

高齢化社会にも程があると言うか、若い職員さんは居ないのか？
正直に「失礼ながら心配なので」と断って、切手を間違いなく貼り、
仕分けの箱に入れて帳簿に書く所まで見届けてきました。

ついでに言えば現金書留が無事に家に着いても、長女の手に渡る
前に母親に盗まれる恐れもあるらしいんですが、それはココでは
何とも出来ません。今回は無事に着いたようですけどね。



お昼過ぎ頃に描き終えたので、帰りは東名阪自動車道で亀山まで
戻って、ココで昼食にしました。…松阪牛の牛丼と言うのがあった
ので、たまには豪華に行きましょうか。

確かに肉も柔らかくて美味いんですが、この味付けだったら特に
高級な肉を使う必要はナイような気もするのは私だけ？

そして松阪牛と言う所に気を取られてしまい「つゆ少な目」と指定
するのを忘れました。…吉野家などでは出ない失敗です。

今回の西藤原を以て2022年の駅ノートは、通算128枚となりました。

10枚単位で止めないと気持ちが悪いので、12月に入った辺りから
「目標は130枚」と決めており、隙間を見つけてあと２枚描く必要が
あるんですよ。…もぅ最も近いアレとアレしか残ってないですね。

※→次回に続く

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