★犬に関する思い出
2023/02/12(Sun)
ではココでまた一度「クラ駅長50年史」のスピンオフ的な話を挟む
事に致しますクラ駅長です。
犬と言うのは実家で買ってた飼い犬の事です。…猫は母が嫌い
だったので飼った事がありませんが、犬は概ねずっと身近に居る
環境だったんですよ。
まず私が生まれた時点で、実家には2匹の雑種犬が居ました。
昔の事だからペットと言うよりは番犬であり、稲屋(家の裏口も
兼ねた大きい倉庫)に繋ぎっ放しであり、食事も概ね残飯です。
何れも野良犬を子供の頃に拾ってきたと思われ、白い方が「チビ」、
茶色いのが「茶色チビ」と言う何のヒネリもない名前であり、双方
とも雌だったのを覚えています。
田舎だから敷地内に庭木などが多く、蚊も多かったんでしょう。
チビの方は寿命半ばでフィラリアに罹って亡くなりました。
…フィラリアは蚊が媒介して犬の体内(血液中)に寄生虫が住んで
しまう病気です。今は予防接種もありますが、当時は放ったらかし
なので。ドコの犬も高確率で罹ってたんじゃないかな?
そんな中でも茶色チビの方はソコソコ元気に生きて、12年程度の
天寿を全うしたと思われます。私が11歳ぐらいの時でした。
その入れ替わりとして、また白い雑種犬を貰ってきて、ラン子と言う
名前になりました。…当時は子犬の遣り取りは地域のタウン誌を
介して行うのが一般的であり、そこで見つけた子だったと思います。
流石に時代が進んだので予防接種も受けさせたんですが、やはり
食事は残飯が中心であり、基本的には外飼いでした。
…人間と同じ物を犬や猫に与えるのは、主に塩分の点で採りすぎ
なのですが、当時は誰もそんな事は知らなかったフシがあります。
そして私もソコソコ成長したから、散歩に連れて行ってやったりも
出来るようになりましたが、歩くのが面倒で自転車に乗ってたら、
変な方向へ引っ張られて転倒し、左腕を骨折してしまいました。
…骨折とかギプス固定とかは、この時が唯一の経験です。
稲屋で飼ってるけど日中は扉を開け放してるから、近所の野良犬
が入って来て妊娠させられた挙句、家財道具の毛布を盗まれる
と言う、結婚詐欺みたいな被害に遭いました。
…生まれた子犬はまたタウン誌で引き取り手を募集して、母が
バイクで配りに行ってた覚えがあります。
環境としては先代の2匹と変わらないから、やはりフィラリアに
罹り、流石にコノ時は動物病院へ連れて行ったんですが、結果的
には助からず、6年程度で亡くなりました。
…蚊取り線香は置いてたんですが、獣医さん曰く「アレは交通安全
のお守り程度の物です」だそうな。やはり古い家は環境が悪いのよ。
続いて私が知る4匹目が、やはり雌の白い雑種犬で「さくら」と言う
名前になりました。…寝台特急ではなく花の方の意味です(何となく
白い色で女の子と言う条件になってた)。
この子が来たのが私が高校1年生ぐらいの時ですが、19歳で今の
家に引っ越したので環境も良くなり、コレまた寿命が尽きるまで
長生きしました。
白いけど柴犬の系統であり、尻尾の毛並みが豊かだったんですが、
生理になるとイライラして齧ってしまうので、細い中身だけの状態
になります。で生えそろう頃にはまた次のが…。
私は「安物のエビ天か!」と言ってましたが。そんな事もあって
避妊手術を受けさせたのも、長生きした要因かも知れません。
さくらで印象的だったのが食べ物の嗜好ですね。
固形タイプのドッグフードで4種類ぐらいが混ざったやつを与えると、
その中の1つがどうしても嫌いなようで、犬の口で器用に選別して
ソレだけ残すんです。
流石に「コレは嫌いなのね」と分かるから、種類を変えてやりました。
晩年は殆ど母の部屋で一緒に寝起きして、トイレだけ勝手に庭へ
出てた感じです。…私も就職すると独り暮らしになるから、最期を
看取ってやる事が出来ませんでしたが。
続いてがリリちゃんと言うマルチーズ犬です。両親も高齢になって
大きな犬は取り回しが効かなくなり、初めてペットショップで買った
有料&種類のハッキリした小型犬です。…やはり白い雌でした。
…各地のローカル線で国鉄形式の気動車が淘汰され、第三セクター
の会社を中心にレールバス(第一世代)が入り始めた時代と一致
するのが、私だけが感じてた面白い所です。
この子は基本的に最初から室内犬であり、食事や予防接種なども
行き届いてたので、コレまた13年程度生きました。
…身体が柔らかいのかマルチーズが他の犬種と構造が違うのか、
股を開いて完全に「大の字」に広がって寝ると言う特技があり、
加えて手で顔を洗ったりする、何となく猫っぽい犬でした。
途中で私が結婚して子供が出来たので、遊び相手にもなってくれた
ようです。
この子が亡くなった時点で母は80歳を過ぎており、流石にもう無理
と言う事で、我が家の犬遍歴はココで終わりになります。
一般的に動物を飼ってると子供の情操教育には良いとされ、私も
その恩恵は受けたような気がするんですが、やはり現状のように
「家に誰も居ない時間が大部分」となると難しいですね。
…「猫を飼う」と言うのも経験してみたかったですが、コレまた現状
では難しいかも知れず、少し残念に感じたりもします。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
事に致しますクラ駅長です。
犬と言うのは実家で買ってた飼い犬の事です。…猫は母が嫌い
だったので飼った事がありませんが、犬は概ねずっと身近に居る
環境だったんですよ。
まず私が生まれた時点で、実家には2匹の雑種犬が居ました。
昔の事だからペットと言うよりは番犬であり、稲屋(家の裏口も
兼ねた大きい倉庫)に繋ぎっ放しであり、食事も概ね残飯です。
何れも野良犬を子供の頃に拾ってきたと思われ、白い方が「チビ」、
茶色いのが「茶色チビ」と言う何のヒネリもない名前であり、双方
とも雌だったのを覚えています。
田舎だから敷地内に庭木などが多く、蚊も多かったんでしょう。
チビの方は寿命半ばでフィラリアに罹って亡くなりました。
…フィラリアは蚊が媒介して犬の体内(血液中)に寄生虫が住んで
しまう病気です。今は予防接種もありますが、当時は放ったらかし
なので。ドコの犬も高確率で罹ってたんじゃないかな?
そんな中でも茶色チビの方はソコソコ元気に生きて、12年程度の
天寿を全うしたと思われます。私が11歳ぐらいの時でした。
その入れ替わりとして、また白い雑種犬を貰ってきて、ラン子と言う
名前になりました。…当時は子犬の遣り取りは地域のタウン誌を
介して行うのが一般的であり、そこで見つけた子だったと思います。
流石に時代が進んだので予防接種も受けさせたんですが、やはり
食事は残飯が中心であり、基本的には外飼いでした。
…人間と同じ物を犬や猫に与えるのは、主に塩分の点で採りすぎ
なのですが、当時は誰もそんな事は知らなかったフシがあります。
そして私もソコソコ成長したから、散歩に連れて行ってやったりも
出来るようになりましたが、歩くのが面倒で自転車に乗ってたら、
変な方向へ引っ張られて転倒し、左腕を骨折してしまいました。
…骨折とかギプス固定とかは、この時が唯一の経験です。
稲屋で飼ってるけど日中は扉を開け放してるから、近所の野良犬
が入って来て妊娠させられた挙句、家財道具の毛布を盗まれる
と言う、結婚詐欺みたいな被害に遭いました。
…生まれた子犬はまたタウン誌で引き取り手を募集して、母が
バイクで配りに行ってた覚えがあります。
環境としては先代の2匹と変わらないから、やはりフィラリアに
罹り、流石にコノ時は動物病院へ連れて行ったんですが、結果的
には助からず、6年程度で亡くなりました。
…蚊取り線香は置いてたんですが、獣医さん曰く「アレは交通安全
のお守り程度の物です」だそうな。やはり古い家は環境が悪いのよ。
続いて私が知る4匹目が、やはり雌の白い雑種犬で「さくら」と言う
名前になりました。…寝台特急ではなく花の方の意味です(何となく
白い色で女の子と言う条件になってた)。
この子が来たのが私が高校1年生ぐらいの時ですが、19歳で今の
家に引っ越したので環境も良くなり、コレまた寿命が尽きるまで
長生きしました。
白いけど柴犬の系統であり、尻尾の毛並みが豊かだったんですが、
生理になるとイライラして齧ってしまうので、細い中身だけの状態
になります。で生えそろう頃にはまた次のが…。
私は「安物のエビ天か!」と言ってましたが。そんな事もあって
避妊手術を受けさせたのも、長生きした要因かも知れません。
さくらで印象的だったのが食べ物の嗜好ですね。
固形タイプのドッグフードで4種類ぐらいが混ざったやつを与えると、
その中の1つがどうしても嫌いなようで、犬の口で器用に選別して
ソレだけ残すんです。
流石に「コレは嫌いなのね」と分かるから、種類を変えてやりました。
晩年は殆ど母の部屋で一緒に寝起きして、トイレだけ勝手に庭へ
出てた感じです。…私も就職すると独り暮らしになるから、最期を
看取ってやる事が出来ませんでしたが。
続いてがリリちゃんと言うマルチーズ犬です。両親も高齢になって
大きな犬は取り回しが効かなくなり、初めてペットショップで買った
有料&種類のハッキリした小型犬です。…やはり白い雌でした。
…各地のローカル線で国鉄形式の気動車が淘汰され、第三セクター
の会社を中心にレールバス(第一世代)が入り始めた時代と一致
するのが、私だけが感じてた面白い所です。
この子は基本的に最初から室内犬であり、食事や予防接種なども
行き届いてたので、コレまた13年程度生きました。
…身体が柔らかいのかマルチーズが他の犬種と構造が違うのか、
股を開いて完全に「大の字」に広がって寝ると言う特技があり、
加えて手で顔を洗ったりする、何となく猫っぽい犬でした。
途中で私が結婚して子供が出来たので、遊び相手にもなってくれた
ようです。
この子が亡くなった時点で母は80歳を過ぎており、流石にもう無理
と言う事で、我が家の犬遍歴はココで終わりになります。
一般的に動物を飼ってると子供の情操教育には良いとされ、私も
その恩恵は受けたような気がするんですが、やはり現状のように
「家に誰も居ない時間が大部分」となると難しいですね。
…「猫を飼う」と言うのも経験してみたかったですが、コレまた現状
では難しいかも知れず、少し残念に感じたりもします。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
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