新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

うめきた新駅を探る ①

2023/05/18(Thu)

ではココで新たな報告です。

駅ノート観光列車以外のリアル鉄道で最近気になってる案件
うち、日帰り可能関西地区のネタとして、大阪駅の北側再開発
エリアに出来た「うめきた新駅」を探ってみようと言う事で、4月下旬
平日出掛けてきましたクラ駅長です。

コレは元からあった梅田貨物線の一部区間を地下化して、通る列車
大阪駅にも停車させると共に、空いた地上の空間再開発する
目的で行われた大規模なプロジェクトです(多分)。

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正式には「大阪駅の構内であり、地下ホーム「うめきた地下口」
と言う改札新設された恰好になります。

「うめきた新駅」と言うのは、開業前に主にマスコミ関係で使われ
てた呼称なのですが、コレは元々「北梅田」と言う別の駅として開業
する計画があったのと、従来から大阪人この付近「うめきた」
称する習慣があったからなのだそうです。

既に開業した状況でこの名称不正確なのかも知れませんが、
私自身も「うめきた新駅」覚えてしまってたので、敢えてこのまま
紹介する事にしましょう。

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とは言っても奈良から直通で行くのは困難であり、まずは大和路線
に乗って久宝寺おおさか東線に乗り換えます。

今春のダイヤ改正から、同駅から大阪駅直通する列車は従来の
大和路快速(又は区間快速)と、おおさか東線経由の普通2系統
が存在する事になります。

同時におおさか東線の列車は全て、221系に統一されました。

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地下区間が開通して、従来から梅田貨物線を通ってた「くろしお」
「はるか」等の特急新しい区間に切り替えられたのが今年2月の事
大阪駅通過扱い)。

その後、3月18日のダイヤ改正からおおさか東線普通列車
乗り入れるようになって、正式に開業する事になりました。

奈良からの直通朝夕のみ「直通快速」が走るのと、不安定極まり
ない臨時特急「まほろば」今春の改正から、大阪駅地下ホーム
発着となります。

…コレは山陽・九州方面から新大阪で乗り換えて奈良へ向かう需要
のために存在するので、大阪駅の地下ホームから乗る客がどの
程度居るのかは不明ですけどね。

東京で言うと「房総特急京葉線ホームから出る」ぐらいの分かり
難さだと思います。…環状線ホーム大和路快速を待ってる方が
早いかも知れません。

ともあれ今回は、新大阪一旦降りてみました。

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元の梅田貨物線が関係する列車は概ね、在来線ホームでは最も
にある1番線~3番線が使用されます。

特急は基本的に2番線が「くろしお」3番線が「はるか」分けてある
らしく、2番線には同駅始発となる「くろしお11号」が入ってました。
287系初代パンダ編成ですね。

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「くろしお11号」が出ると、1番線323系回送が入線しました。

本来は大阪環状線桜島線のみで使われる車両ですが、大阪駅
地下ホームが開業して以来、同区間を走る姿頻繁に目撃され
ており、ネット上で話題になってますよね。

…噂によると2025年に開催される大阪万博に伴って、新大阪から
ユニバーサルシティ方面への直通列車を走らせる計画があり、その
訓練運転などのためではナイかとされています。

珍しい物が撮れた所で、次の普通列車に乗っていよいよ大阪駅の
地下ホームへ向かってみる事にしましょう。

→次回に続く



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No.1509 乗り鉄日誌>JR西日本