新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

近江塩津⑤ おまけネタ

2023/05/26(Fri)

…さて滋賀県湖北地域駅ノート5巡目ですが、続いては当日
の朝から最初に回った近江塩津までに関する「おまけネタ」を紹介
しておきますクラ駅長です。

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今回も京奈和自動車道京滋バイパスを抜け、名神高速
道路
を経由して現地に向かいます。朝の休憩名神高速道路
草津パーキングエリアにしました。

ココも滋賀県ですが、京都の土産物が多数売られています。その
中から「天下一品こってり咖哩」なる物と、不二家ミルキー味
生八つ橋を買いました。

下一品こってりラーメンは私も日常的に好んで食べる
ですが、コレがレトルトカレーになるとどんな物なのか?

流石に旅先で食べるワケにも行かず後日に試してみる事にして
生八つ橋当日のおやつにする事にします。

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4月の下旬と言う事で、近江塩津の駅前は花壇のツツジが満開
状態でした。そして何かの工事があるのか、電気設備の職人さん
だと思われる人々が多く集まっています。

同駅には確たる駐車場ないんですが、こう言う状況なら幌付き
の軽トラック1台ぐらい増えても怪しまれないと言う利点がある
のですよ。今回は私も作業服だし、見事に擬態出来てました。

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先述の通り駅ノート駅舎を入った左側の待合室に置かれてます。

基本的には空いてるんですが、列車乗り換えの時間が空いたり
駅前を発着するコミュニティバスまで時間があったりすると、主と
して老人客が溜まる事になり、ウルサいのが難点ですね。

そんな需要を想定してか、老人向けの川柳が貼ってありました。

…こう言う物は、自虐的あればあるほどウケる傾向にあるよう
ですが、これからの老人(私の世代)はソレなりにデジタルスキル
もあるでしょう。

また子供の頃からテレビゲームなどで指先を動かしてる層も多い
筈だから、従来よりはボケにくいだろうとも思います。…この手の
自虐自慢も段々と通じなくなるぞ。

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そんな感じで今回の駅ノートは、少し離れた所にある古民家をネタ
に描く事にしたので、一旦駅を離れて塩津海道古い町並みを見に
行ってみましょう。…駅から直線距離で3km程度の所です。

塩津海道は敦賀から現在の北陸本線に近い深坂峠を越え、琵琶湖
の北岸にあるこの付近までを結んでいた昔の街道です。

…ぃゃワザワザ「海道」としてあるから、遠方から敦賀の港まで
来て、更に琵琶湖内大津方面などへ物資を運ぶ船便がメイン
ルートなのかも知れません。

そんな塩津海道の集落にあるのが「沢屋」と言う屋号の造り酒屋
だった古民家の建物です。

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別の資料によると廻船問屋旅籠の経営もやってたらしく、当地の
豪商の屋敷だったと思われます。

…てか「古い町並み」と言っても当時から残る古い建物は意外と
少なくこの1軒矢鱈と目立つんですよ。近江塩津の駅舎は、
やはりこれをモデルにした物で間違いナイと思われます。

最後に、現在も国道の分岐点になっている塩津交差点付近にある
古い常夜燈を見て駅に戻る事にしました。

「太神宮」とは伊勢神宮の事であり、燈籠伊勢参詣の旅人
ために設置されたと共に、これを拝む事で現地へ行く代わりにして
いた信仰の対象でもあるんです。

やはり車で来る自由度が大きい分少し離れた所のネタも取材
出来るから、絵の幅も広がりますね。

では続けて当日もぅ1箇所湖西線永原へ移動します。

→次回に続く



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No.1517 駅長が見た風景