新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

紀伊神谷⑤ おまけネタ

2023/06/06(Tue)

そんな感じで南海高野線紀伊神谷駅ノートですが、続けて
同駅に関する「おまけネタ」を紹介しておきますクラ駅長です。

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何だカンだとココに来るのも5回目なんですが、車で来ると色々と
視点も変わるので、意外な発見があったりします。

今回は駅舎の正面に向かって左側微妙な山道を見つけたので、
ココを歩いてみました。自動車が通れる道路とは反対方向です。

ドコまで行けるのかは不明ですが、取り敢えず少し高い位置から
ホームが見える所へ出ました。…カーブの途中島式ホーム
ある駅の構造がよく分かります。

手前極楽橋方向の下り線だから、下り列車を撮るのに良さそう
な構図ですね。

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それとは別に橋本方向踏切から、双方向ともイイ角度撮り鉄
する事が出来るようです。

日中は概ね2両編成普通列車が多い印象ですが、同線橋本
以南山岳路線なので、オールMの17m車が使われています。

…左の一般塗装2000系、右の赤いの増備車の2300系なん
ですが、これらの車両も「ズームカー」に分類されると言う話を
初めて知りました

初代の「ズームカー」が登場した昭和30年代当時、関西の大手
私鉄では高性能の新型電車「○○カー」と言う愛称を付けるの
のが流行ったんですよ。

…だから現代の感覚では些か古めかしく感じてしまうと言うか、
その当時の車両のみを指す愛称だと思ってました。

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同地点で撮れたもぅ1形式が、30000系特急「こうや号」ですね。

先代「デラックスズームカー」が登場から20年以上経って経年
劣化した事から、1983年にデビューした車両ですが、いつの間に
やらソレを上回る40年使われ続ける羽目になりました。

昨年5月車庫内での脱線事故によって1編成修理のため休車
となり、「こうや号」も運転本数が減らされてたんですが、今年
ゴールデンウイークから通常運転に戻ったそうな。

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そんな感じで帰路です。橋本からココまで通ってきた県道の途中
に、昔ながらドライブインがあるのを見つけて寄る事にしました。

「かじかドライブイン」と言いまして、崖の壁面カジカガエル
オブジェが張り付いてるのが目印です。今時このセンスはない
言うか、カエル尻から何か噴射してるようにも見えますな。

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いかにも「昭和のドライブイン」
であり、食堂も併設されてる他
御当地名物柿の葉寿司
おでんも売られています。

…しかし昼食時過ぎてて食堂
営業してるのやら閉まってる
のやら不明な状態だったので、
軽く草餅と缶コーヒーで済ませる
事にしました。

てか私はおでん酒類ナシおやつ代わりに食える人の気持ちが
分からないと言うか、どう考えても酒のアテでありドライブの休憩
には不向きな料理だと思うんですよ。

取り敢えず次回紀伊神谷へ行く時は、昼前ぐらいに通れるように
調整して食堂を探ってみる事にしましょう。…Googleのレビュー
読むに意外と高評価なのです。

と言う事で次回、自宅ネタを1件挟んで和歌山県の続きです。
南海加太線加太(かだ)JR和歌山線船戸なら、まだ比較的
近いので日帰りでも可能でしょう。

→次回に続く



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No.1528 駅長が見た風景