新・駅長日誌Ⅱ

…日々自宅の鉄道部屋で、大人数で使える鉄道模型のジオラマ
を作ってるワケですが、実はもぅ１つの計画があります。



６畳サイズの座卓が１つ余ってるので、コレを使って小規模＆単純
な物が出来ないかと思い、レイアウトの計画図だけ作ってみました
クラ駅長です。

…山岳路線か田舎のローカル私鉄みたいな感じで２両編成規模の
エンドレスが２本だけ、分岐器もありません。

このレベルなら宿泊用の客間に置くか、軽トラックに積んでの移動も
可能なので、外部へも持ち出せるかなと。適当にお楽しみに。


そんな感じで和歌山周辺の駅ノートですが、和歌山線の船戸で
取り敢えず当日の予定は終了、続きは後日に持ち越しとなりました。
…今回も同駅関係の「おまけネタ」を紹介して、一旦終了とします。



まず何度か述べてる事ですが、船戸は駅前広場の大半をタクシー
の待機スペースが占めており、一般用の駐車場がありません。

軽トラック１台なら何とかなる可能性はありますが、自分が同駅担当
のタクシーの立場だったら鬱陶しいだろうと思うので、今回も駅裏の
謎の空き地に駐める事にしました。

…２番線ホームの裏手に通じる導入路があり、フェンスで区切られ
てるんですが、その左端に人１人分の幅の不自然な隙間があり、
ココから徒歩なら出入り出来る構造になってるんですよ。

恐らくは地元の、駅舎とは反対側に住んでる人たちの便宜のために
設けられた非公式な出入口なのでしょう。

ココを入ると更に広い土地が余ってます。有料でもイイから駐車場
とか作って、パーク＆ライド推奨にすればイイのにと思います。



その駅前正面ですが、駅舎に向かい合って建つ民家と思われる
建物に、日通（日本通運）の古いロゴマークが入ったガラス窓が
ありました。

日本通運は戦前に国策企業として作られた会社です。
古くから国鉄との結びつきも強く、国鉄の貨物輸送の窓口的な役割
を担ってた会社ですよね。

だから大抵の貨物取扱駅の駅前には日通の支店や営業所があり、
この建物も元は日通の店舗だったのかも知れません。

…思わぬ所に歴史を感じる物を発見するのって、面白いもんです。



そして同駅のトイレですが、最近はドコの駅でも新しい清潔なトイレ
が増えた印象が強いものの、ココは昔ながらの古めかしい設備が
残っています。

常連の絵師さんではありませんが、駅ノートに「中が丸見えである」
と言う事をネタに描いてる方がありました。

…ローカル線の駅のトイレがキレイな場合、鉄道会社ではなく地元
の自治体が資金を出して整備した物が多いと思うんですが、ココの
自治体（岩出市）は無関心なのでしょうか？



…そして帰路ですが、何だカンだと夕方になったので早めの夕食と
して、京奈和自動車道に併設された道の駅「かつらぎ西」に寄り
ました。ココで「道の駅そば」なる物を頂きます。

基本的には姫路名物の「まねきの駅そば」と同じ物でしょう。和風
出汁に中華麺の組み合わせで、野菜のかき揚げが付属します。

…意外とイケる好きな味ではありますが「道の駅そば」と言う名前
は些か安直かなと。

和歌山県の駅ノートは以後、紀伊海岸を南下する方向へ行くので
段々と遠くなりますが、時間を見つけて続けて行こうと思います。

※→次回に続く

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