クラ駅長50年史 ㊲
2023/07/22(Sat)
さて今回も土曜日になりましたので「クラ駅長50年史」の記事を
ご紹介致しますクラ駅長です。今回は2009年…平成21年ですか。
…平成と言う元号は30年までであり、令和に変わって今年でもぅ
5年も経つワケですが、何となく「つい最近」に思えてしまうのが
恐ろしい所かと思いますが、今回もWikipediaから見てみましょう。
まず最初に書いてあるのが、鳩山由紀夫氏による民主党の内閣が
成立した年であると言う事。また「新型インフルエンザの流行」と
言う事で、同年の漢字は「新」だったとされています。
…とは言え当時の首相は1年単位ぐらいでコロコロ変わってたし、
新型インフルエンザも今のコロナウイルスに比べれば盛り上がり
に欠けたと言うか、いつの間にやら騒がなくなり、話のネタとしては
短命だったように思います。
当時の私は仕事の傍ら、労働組合の委員長もやってたので、時々
上部団体である親会社の労組の会合にも行く事があったんですが、
ココは元々民主党(旧社会党)支持な所であり、当時の自民党内閣
に対して「すぐに交代する無責任なヤツらだ」みたいな風潮だった
のに、民主党の鳩山内閣とて1年足らずで終わったんですよね。
新型インフルエンザに関しても、職場が飲食店だから感染症対策
として使い捨てマスクが支給されたんですが、昨今のコロナ禍に
比べれば全く徹底しておらず、私も殆ど着用しませんでした。
同年の11月、奈良市の唐招提寺で約10年掛けて行われてた金堂
(一般的に言う本堂)の解体修理が完成し、記念の落慶法要が
行われています。
何でコレを特徴的に覚えてるかと言うと、当時TBSテレビで長期間
に渡る追跡取材をやってて、完成後にドキュメントと奈良時代の
唐招提寺にまつわる再現ドラマで構成されたスペシャル番組が
放送されたからなのですよ。
…その冒頭のナレーションが「相次ぐ政変、経済危機、得体の知れ
ない流行り病。奈良時代の日本も現代と同じような悩みを抱えて
いました。」みたいな感じで、鳩山内閣の記念写真やマスクを着けた
人が行き交う町の映像を流してたからなんですね。
話は脱線しますが私はこの番組が気に入ったので、後にソフト化
されたDVDを持ってた(レンタルのをコピーした)んですが、今の
会社に入った後、後輩に貸したら行方不明になったんです。
…観光案内の勉強に使えると思ったので「適当に回して返してね」
みたいな事にしたら、ドコかで紛失されたらしい。困った話です。
同年の鉄道の話題を見てみると、やはり最も大きな出来事は阪神
なんば線が開通し、阪神と近鉄の直通運転が始まったと言う事
でしょうか?
そもそも近鉄は路線の大部分が1435mmの標準軌なので、国鉄
(JR)や他の会社と線路が繋がってるケースが少なく、私がリアル
タイムで知る限り、他社との相互乗り入れを見るのが初めてだった
んですよ(丹波橋で京阪と繋がってた頃は生まれてません)。
…広告ポスターには、鹿が居る奈良公園と羊が居る六甲山の写真
を並べた物が使われてたんですが、画像を加工して鹿と羊を何匹
か入れ替えてやればイイのに。と思いました。
私がデザイナーならそのような写真にして、注意書きとして小さな
字で「鹿や羊は電車に載せれません」と書くのに。センスねぇな。
同年3月のJRのダイヤ改正で、東京と九州を結ぶブルートレイン
の「はやぶさ・富士」と、岡山地区の急行「つやま」が廃止され、関門
トンネルを通る寝台特急と、昼行の急行が消滅する事になります。
…時代的に仕方のナイ事とは言え、段々と鉄道旅行の魅力が無く
なってしまい、私の興味も薄れてたんですが、この頃から意外な
方向で再燃する羽目になってしまいました。
と言う事でココから私生活編です。
当時たまたま立ち寄った本屋で「Rail Sim2」と言う3Dモデルを
用いたバーチャルの鉄道模型がある事を知ったんですよ。
パソコン内に作ったレイアウトに線路を敷き、駅や建物を設置して
列車を走らせるものなんですが、プログラムそのものは無料配布
されてるし、プラグインと呼ばれる車両やストラクチャーも大半は
好事家の人が趣味で作った物が、無料でダウンロード出来ます。
…私は最初にそれを特集した本(CD-ROMが付いてる)を買ったん
ですが、とにかく実物の鉄道模型と違って、カネも掛からないし
場所も取らないのが利点です。
当時は家族持ちで、趣味に使う金が無かった私にも扱えるアイテム
だと言う事で、コレに嵌まってバーチャルの鉄道模型で遊ぶように
なりました。やはり最新型の車両より国鉄の古い物を好む傾向に
あったように覚えています。
何事も「一定の水準で成功する所まで持って行きたい」と考える
私は、後に自作の車両プラグインを作ってネット上に公開したり、
それを用いた3D動画を作ってYouTubeにアップするまでの所に
達し、今でもデータは残っています。
やはりユーザーは高校生から大学生ぐらいの若い人が多かった
ようで、恐らく私が最年長だったんじゃナイかな?…刑事ドラマに
おける「叩き上げのおやっさん」みたいな立場を自負してました。
…後に木村鉄道が忙しくなり、現在では実物の鉄道模型に手を
出してしまったので全く使わなくなりましたが、珍しく良い方向で
懐かしい思い出の1つです。
現在のプラグイン公開者のTwitterアカウントなどを見ると、ずっと
続けてる人もカナリ居るし、プラグインも当時より高度な物が多く
見られるようになりました。
…今回は仕事の話が殆ど出ませんでしたね。この辺は特に変化
が無かったので、翌年の回にマトメて書く事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
ご紹介致しますクラ駅長です。今回は2009年…平成21年ですか。
…平成と言う元号は30年までであり、令和に変わって今年でもぅ
5年も経つワケですが、何となく「つい最近」に思えてしまうのが
恐ろしい所かと思いますが、今回もWikipediaから見てみましょう。
まず最初に書いてあるのが、鳩山由紀夫氏による民主党の内閣が
成立した年であると言う事。また「新型インフルエンザの流行」と
言う事で、同年の漢字は「新」だったとされています。
…とは言え当時の首相は1年単位ぐらいでコロコロ変わってたし、
新型インフルエンザも今のコロナウイルスに比べれば盛り上がり
に欠けたと言うか、いつの間にやら騒がなくなり、話のネタとしては
短命だったように思います。
当時の私は仕事の傍ら、労働組合の委員長もやってたので、時々
上部団体である親会社の労組の会合にも行く事があったんですが、
ココは元々民主党(旧社会党)支持な所であり、当時の自民党内閣
に対して「すぐに交代する無責任なヤツらだ」みたいな風潮だった
のに、民主党の鳩山内閣とて1年足らずで終わったんですよね。
新型インフルエンザに関しても、職場が飲食店だから感染症対策
として使い捨てマスクが支給されたんですが、昨今のコロナ禍に
比べれば全く徹底しておらず、私も殆ど着用しませんでした。
同年の11月、奈良市の唐招提寺で約10年掛けて行われてた金堂
(一般的に言う本堂)の解体修理が完成し、記念の落慶法要が
行われています。
何でコレを特徴的に覚えてるかと言うと、当時TBSテレビで長期間
に渡る追跡取材をやってて、完成後にドキュメントと奈良時代の
唐招提寺にまつわる再現ドラマで構成されたスペシャル番組が
放送されたからなのですよ。
…その冒頭のナレーションが「相次ぐ政変、経済危機、得体の知れ
ない流行り病。奈良時代の日本も現代と同じような悩みを抱えて
いました。」みたいな感じで、鳩山内閣の記念写真やマスクを着けた
人が行き交う町の映像を流してたからなんですね。
話は脱線しますが私はこの番組が気に入ったので、後にソフト化
されたDVDを持ってた(レンタルのをコピーした)んですが、今の
会社に入った後、後輩に貸したら行方不明になったんです。
…観光案内の勉強に使えると思ったので「適当に回して返してね」
みたいな事にしたら、ドコかで紛失されたらしい。困った話です。
同年の鉄道の話題を見てみると、やはり最も大きな出来事は阪神
なんば線が開通し、阪神と近鉄の直通運転が始まったと言う事
でしょうか?
そもそも近鉄は路線の大部分が1435mmの標準軌なので、国鉄
(JR)や他の会社と線路が繋がってるケースが少なく、私がリアル
タイムで知る限り、他社との相互乗り入れを見るのが初めてだった
んですよ(丹波橋で京阪と繋がってた頃は生まれてません)。
…広告ポスターには、鹿が居る奈良公園と羊が居る六甲山の写真
を並べた物が使われてたんですが、画像を加工して鹿と羊を何匹
か入れ替えてやればイイのに。と思いました。
私がデザイナーならそのような写真にして、注意書きとして小さな
字で「鹿や羊は電車に載せれません」と書くのに。センスねぇな。
同年3月のJRのダイヤ改正で、東京と九州を結ぶブルートレイン
の「はやぶさ・富士」と、岡山地区の急行「つやま」が廃止され、関門
トンネルを通る寝台特急と、昼行の急行が消滅する事になります。
…時代的に仕方のナイ事とは言え、段々と鉄道旅行の魅力が無く
なってしまい、私の興味も薄れてたんですが、この頃から意外な
方向で再燃する羽目になってしまいました。
と言う事でココから私生活編です。
当時たまたま立ち寄った本屋で「Rail Sim2」と言う3Dモデルを
用いたバーチャルの鉄道模型がある事を知ったんですよ。
パソコン内に作ったレイアウトに線路を敷き、駅や建物を設置して
列車を走らせるものなんですが、プログラムそのものは無料配布
されてるし、プラグインと呼ばれる車両やストラクチャーも大半は
好事家の人が趣味で作った物が、無料でダウンロード出来ます。
…私は最初にそれを特集した本(CD-ROMが付いてる)を買ったん
ですが、とにかく実物の鉄道模型と違って、カネも掛からないし
場所も取らないのが利点です。
当時は家族持ちで、趣味に使う金が無かった私にも扱えるアイテム
だと言う事で、コレに嵌まってバーチャルの鉄道模型で遊ぶように
なりました。やはり最新型の車両より国鉄の古い物を好む傾向に
あったように覚えています。
何事も「一定の水準で成功する所まで持って行きたい」と考える
私は、後に自作の車両プラグインを作ってネット上に公開したり、
それを用いた3D動画を作ってYouTubeにアップするまでの所に
達し、今でもデータは残っています。
やはりユーザーは高校生から大学生ぐらいの若い人が多かった
ようで、恐らく私が最年長だったんじゃナイかな?…刑事ドラマに
おける「叩き上げのおやっさん」みたいな立場を自負してました。
…後に木村鉄道が忙しくなり、現在では実物の鉄道模型に手を
出してしまったので全く使わなくなりましたが、珍しく良い方向で
懐かしい思い出の1つです。
現在のプラグイン公開者のTwitterアカウントなどを見ると、ずっと
続けてる人もカナリ居るし、プラグインも当時より高度な物が多く
見られるようになりました。
…今回は仕事の話が殆ど出ませんでしたね。この辺は特に変化
が無かったので、翌年の回にマトメて書く事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
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